いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ブログを始めて思うこと

ブログを始めて強く感じるようになったことだけど、
「伝える」ための文章を書くことのなんと難しいこと。

もっともブログの性格上、そんなに気を遣わず、
もっとありのままに自分が思ったことを率直に書けば
いいのではないか、と一方で思ったりもするが(日記ですから)、
それでも最低のルール?とか、節度とかはあるだろう。

例えば、私はあくまで素人だが、長い食べ歩きの経験や、
本の熟読や、多少なりともの海外生活経験によって
料理や食に関する知識は多分多いほうだと思うけれど、
それをどうやって訪問して頂いた人様のお役に
多少なりとも立てるように書けるか、

ぶっちゃけ
「ひけらかさないように」書けるか、ということに気を遣ったりする。

人間長く生きてりゃ、そうでない人より知識や経験はあるわけだし、
プロの方や料理研究家の方だって、最初からそれらを持っていた
わけじゃないし、要するに、知識や経験はそれだけでは、
「才能のひとつ」ではあるけれど、また「才能のひとつにしかすぎない」
ことでもあるわけで、それを持っていること自体は
えらくもなんともない、というか、人格とは全く関係ないものだと思うわけです。

現に、私は料理が解っても、植物のことは全くわからない。
何度かガーデン作りに手を出したが、ことごとく失敗した。
なので、野菜からは愛されているけど、花からは愛されていないのだ、と
勝手に解釈している(このことを覆されないように、家庭菜園には
まだ手を出していない・笑)。
実母は料理に拘るほうではないが(の割にはよく食べ結構うるさい)、
天才的に花々をよく知っていたり、庭を上手に作っていたりする。
スポーツに関しては私は幼稚園生なみの知識しかないが、
彼女はプロの解説者になれるかも。。。そういう高い
アンテナを母は花やスポーツ観戦に持っている人なのです。
(もっとも、今でもぬか漬けと天ぷらはかないません・・・。)

身近な、レベルの低い例だったかも知れませんが、
人にはそれぞれ「向き・不向き」があるということで、
「向き」なことをやらせたら
誰でもそのジャンルで活躍できる、ってことです。

まだブログを始めたばかり。
定期的に読んで下さる方も少しずつ増えて
本当に感謝しています。

十年くらい前、とあるMLに参加し、オフ会なども重ねて
いろいろとオン仲間の人間関係も学びました。
バーチャルな世界、それだけに夢中になることはないと思いますが、
そんな中で出来た関係もまた大切だし、
個人的にはほそぼそと地道に続けていって、
趣旨をご理解頂いて気に入って下さった方だけに
読んで頂ければいいかなぁ、と思っています。雑記でした。