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食オタク主婦ブログ

インフルエンザ!

突然の悪寒、突然の発熱、そして高熱
全身の筋肉痛・・・・。大流行地域・・・・。

どう考えてもインフルエンザの症状。

出かける時は100%マスクをしていたのに
とうとうやられてしまいました。

一日目、夜、38.7度。
39度を越さない限り大丈夫、という経験上の安心感が
あったため(実は何度も経験者)、
我が家の三種の神器、「第一大根湯」を飲んで布団を被る。
ところが通常の発熱なら30分で汗ダクになるのに、
今回は1時間かかり、しかも、出が悪い。
当然、熱も下がらない。ウィルスと戦うために、
体がまだ熱を出したがっている感じ。
仕方なくそのまま寝た。
筋肉の痛み(下肢)は寝られないほどではなかった。

朝方、汗を激しく掻くようになり、
三度パジャマを取り替える。

二日目、朝、熱は37.8度まで下がる。
梅しょう番茶を飲み、玄米とマメの入ったお粥を食べ、
一日中寝て、安静と水分補給。
体温は高値?安定。
全身倦怠感、弾みでセキをした時の強い頭痛、
筋肉痛はそのまま。
体温は37.5~37.8度の間を保つ。

二日目夜、37.8度。
一日目発熱前に突然イチゴやみかんなど
ビタミンCと水分と甘みのあるものが食べたくなったが、
今日は塩分が強く高カロリーのものが食べたい。
ごはんを作ることも出来ないので、
オットと一緒になんと宅配ピザをとる。
ピザなんて最近ついぞ食べる気がしなかったもの。
しかも食欲はいつにも増して旺盛、不思議なことに
なんとなく治る気力と自己治癒力を感じる。

ただし、素人判断は危険。
48時間以内に最悪処置が出来るよう、看視。
明日熱が下がらなかったら医者へ行こう、と
今日も大根湯を飲んで就寝。
今度は飲んだ直後から汗ダク。したたり落ちるくらい。
夜中、何度もパジャマを取り替える。
かなり脱水しているが、もともと体力があるため、
治っていく感覚のほうが強い。

かくして三日目の朝、熱はすっかりひいて36.2度。
筋肉痛も殆ど消え、倦怠感もかなり軽減した。
ウィルスはまだ体の中でくすぶっているだろうけど、
ほぼ、「勝った!」という感じ。
(そもそもかかった時点でえばれませんが・笑)

でも、丈夫で強い体に生んでくれた両親と
バクテリアだらけで育った田舎の土地と
日々きちんとした食生活をしてた自分と
何より、
面倒な大根湯を作ってくれたオットに感謝。
傍に居てくれるパートナーのチカラは計り知れません。

ちなみに、薬を一切使わず、
大根湯など民間療法で大汗かいて治す、というのは
体力のある(陰陽では陽体質の)人に向く方法で
万能ではありません。
子供にもムリだし、自分に「大丈夫」という気力が
なくても治すことは出来ないし、
それでも免疫力が激しく低下してたりすると出来ないです。
今回はたまたま運が良かった。
また、喉の痛みやセキ・タンなどが一切なく、
そういう意味でも総じて軽かったといえるようです。

ただ、熱は体が異物と戦っている証拠。
適切でない時や限界前にムリヤリ解熱させると
結局長引かせてしまうので出来ることならそれまでは
熱を悪者扱いしたくない。
だから、体が自然治癒力で頑張っている間は、
体力的にも精神的にも持って(耐えて)あげられるよう、
日ごろから強靭になっておくことが
いかに重要かと、実感しました。

ここで言う体力というのは、免疫力とか体質のことで、
筋肉ムキムキで腕立てふせが何回でも出来る、
という体力のことではありません。
(事実、私は筋肉ゼロです。脂肪はあるけど・・・・。)

最後に、インフルエンザはタダのカゼとは全く違い、
立派な感染症なので、甘く見ると危険です。
けして真似はしないで下さいね。

それでは、まだ用心して寝ます。おやすみなさい。ZZZ