いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

その8 バリの伝統料理

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私は夏生まれで太陽が大好きなのですが、
もともと日差しには(肌が)弱いこともあり、
(トシもトシだし)
日焼けは大敵、というわけで、
ビーチに行ったりアウトドアスポーツ等をしたりは致しません。

(でも学生時代は江ノ島でヨットやってました。。。。。。)

現在は夏でも真っ白です。
シンガポールに住む、ゴルフ漬けの二十数年来の友人と
一緒にいるとオセロ、といわれます。

さて、バブル期のOL化石のご多聞に漏れず、
海外旅行も大好きでしたが、
そういうわけでビーチ方面はパス!でした。

ところが結婚後、東南アジアに暮らしたことがきっかけで、
一度だけバリ島に遊びに行ったのです。

それまでは、バリ島なんて、
「若い日焼けギャルが行くところ」
「金持ちがスパしに行くところ」
「オセロの黒い方が行くところ」
私には関係なーい、
「行く人の気が知れなーい」とまで思っていたのですが、

ごめんなさい m(-_-)m 訂正します。

案の定、一転、たった一回の旅行で
すっかり魅せられてしまったのであります。

東南アジア各国(の、田舎)に旅行すると、
どこでも少なからずスバラシイ自然や、
人々の優しさに触れて感動することがありますが、
それに加えて、バリ舞踊(レゴン>ケチャック)の独特の雰囲気に感動し、
伝統工芸に感動し、食べ物に感動し、
更に、女性が喜ぶ、センスの良いヴィラや
おしゃれな雑貨、カフェ、私にとってはバティック(更紗)
イカット(絣)、陶器(ジェンガラ・ケラミック)まで
すべて揃っているではありませんか!!

なんで早く言ってくれなかったのよー!(笑)

荘厳な伝統音楽、「ガムラン」も良い。

その後、バリ以外のインドネシアでも
幾度となく聞いてきたのですが、独特の雰囲気の良さは、
このガムランの神秘的な音に寄るところも大きいです。
(帰国してもCD流しているほど。)

さて、これは、ウブド(内陸部)のバリ料理レストランに予約をして
作ってもらった「伝統料理の盛り合わせ」(ナシ・クミン)です。
日本でいうと、おせち重みたいな感じかな。

インドネシア料理って
ナシゴレン(炒飯)やサテ(肉串焼き)くらいしか
知られていないかも知れませんが、バリに限らずすごく美味しくて
日本人の口にとっても合うと思います。
オットは出張で行ったジャカルタで食べたサテが
忘れられないといいます。

画像上の飾り切りをしてある柑橘系の左となり、
裂いた鶏肉のような料理は、「アヒル(ベベ)」です。
「ベベ・ブトゥトゥ」といってバナナの葉で包み
蒸し焼きした、バリの代表的な料理です。
ちょうど良い塩味がついていて美味しかった。
  ただし、田んぼの真ん中で食べていたら、
  別のアヒルが寄ってきた・・・
  アランアラン(茅葺屋根)の内側のあちこちでは
  ヤモリちゃん(天敵です。)がにらんでいるし、
  生きた心地もしなかったけど(笑)

中央のゴハンの上に乗ってるのは、サテですね。
(つくねみたいなもんです。鶏かツナだったと思います)
あとは野菜料理が多いです。すべて好みの味。
それをゴハンとまぜまぜして食べます。
そしてどこへ行っても私はすいかジュースを飲み、
オットはビンタン・ビアを呑む(笑)。
(生の飲み物はお腹の弱い方は要注意ネ!)

幸せ~。

当時の生活から少しだけマレー語(食べ物のみ)が
解っていたので、注文時もスムーズ。
(観光地のレストランは英語併記です。)
どこで食べても期待以上に美味しい。
ネシア料理だけでなく、
フレンチやイタリアン、カフェまで結構いい線いってます。

いやー、解るよ、解ります。

多くの人がリピートする気持ち、移住してしまう気持ち。
私だって「ヤツ」(天敵)が居なければ、
何度でも行きたいんです。
でも、半端じゃない「ヤツ」の数に負け、
あれ以来行ってないですけどね(笑)
田舎やビーチは「ヤツ」が居るから、やっぱしムリッ。

自然だの無農薬だのと日々ほざいている私、

オットからは
「そんなんじゃ沖縄にも小笠原にも住めないよ」
(ヤモリっぽいのがたくさん居る)と言われ、

実父からは
「(寒がりの)お前なんか信州には住めない」と言われ、
かくして、だから、実は、関東の都会のマンションにしか
住めないんではないか、とシュン、と落ち込んだりしてるわけです。

さて、はて、このバリ話にはオチがあります。

私たちがバリのジンバランビーチで
巨大な伊勢海老を食べて帰ってから数日後、
そのジンバランビーチとクタビーチでテロ事件が起きたのです。

もっとも、その後ジョクジャカルタに行くと
また私たちが帰ってから、あの島の活火山(メラピ山)が
噴火して大変な災害になったのでした。
うーん、これを運が良いと言うのや否や・・・・・。

メラピ山は三千メートル級の大変美しい山で、
(富士山に似てる!)現地をドライブ中、
運転手のおじさんが誇らしげに説明してくれていたのでした。

スマトラ島地震のときもそうでしたが、現地に居て、
いろんな意味で心が痛んだことがありました。

ううむ。なんか反れてしまった。

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