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食オタク主婦ブログ

番外:タイ人は手先が器用?

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何を隠そう、私は、「ミニチュアフリーク」であります。

正しくは「ドールハウス愛好者」ですが、
日本ではミニチュアも模型もドールハウスもごちゃまぜだし、
実際「精巧な小さいもの」ならなんでも大好きなので
当たらずとも遠からず。

もう10年以上も昔、ドールハウスのMLに参加し、
あちこちに出かけたり、イベントを行ったり、
ロンドンまでショーを見に行ったりもしてたくらいなので、
愛好者の域を超えているかも知れない。

なので、あくまでプロではないが、
とにかくたくさんの作品を見てきたことだけは確か。

母親がパンフラワーの講師をしていたので、
余ったパン粘土を使って自身も
「結構イケテルもの(私見)」を作っていたし、
どちらかというとクリエイター気質だと思っているのだが、
目が肥えてくると、やはりもっともっと精巧にならないか、と
追究し始まり、ついにはそこまでの才能は無くて、
結局は蒐集家に転向していく。

でも、いいものは半端じゃなく高いわけです。

現在欧米ではドールハウスは子供のおもちゃではなく
ショーなんかでは14歳以下お断り、なんてこともある、
大人の立派な趣味です。
シル○ニア・ファミリーで喜んでる日本では信じられないですが。

もともと王様がお姫様のためにマイスターに作らせたり、
貴族の趣味だったりしたものなので
当時は結構優雅なOLだった私でも
手が届かないものオンパレードなのです。
それで泣く泣く蒐集が滞っているのであります。
(うそ。布だの器だのに転向したってウワサも・・・笑)

・・この話を続けるとブログの趣旨が変わってしまうので
この辺で本日の本題を。

今日の画像は、要するに、ちょっとは目の肥えてる私が
東南アジアで見つけた、ミニチュア。
タイのお土産ではよくこんなミニチュアが有って
珍しいものではないのですが、出来の悪いものも多い。
でも、これは許せます。
というか、感心するところも多い。

ひとつは冷蔵庫にくっつけるマグネット(直径45mm)。
タイに詳しい方なら一目で解ると思いますが、
トートマンプラ(さつま揚げ)、
カオパッ(炒飯)、
カオクルックガピ(おかずと海老みそごはん)
色使いはイマイチで、マグネットなので
若干スケールが大きめですが、
炒飯の米粒など、佐藤里香さん(注)にも迫るものがあります。
タイ人作なので当然といえば当然ですが、ちゃんと長粒米タイ米)だし!
しかもこれ、お土産価格でした。
(注:その世界では超有名なミニチュア食物作家)(笑)

もうひとつはもうちょっと本格的なボートの麺屋さんの飾り物です。
これは上記より若干小さめのいわゆる1/12に近いスケール。
ボートの大きさはデタラメですが(人間が乗るとこ無いし・笑)、
飾るための器をボート型にしたものと考えています。
念のため、単3電池を置いて撮影してみました。
画像ではよく見えないかも知れませんが、
特筆すべきは、木のケースに入った様々な種類の麺。
実際、タイの麺屋さんでは麺を選ぶのが当たり前。
リアルなもやしの質感。
魚団子やナンプラーまで有るよぉぉ・・・・。
タイ料理が好きでミニチュア好きな私には涙モノ。
実は少し高かったけど、C/P的にはとても安い。

ところで、我がタイ人の親友は
半貴石を使ったアクセサリーを作るプロの職人で、
素晴らしい作品を作ります。天才といってもいい。
彼女は体格が(かなり)良くて手もふくよかですが、
ものすごく器用です。
私も自分では器用なほうだと思っていたのですが、
比較にならない。
このミニチュアを見ても思うのですが、
タイ人、もしかしてひょっとして細かい作業が
日本人より得意だったりして・・・・なんて。

このマグネット、同じくミニチュア好きの実妹
遊びに来るたびに狙っているのですが、
普段とっても優しい(?)オネエちゃんでもこれはあげない(笑)。
でも、いずれ成長した姪っ子に言われたら・・・
ちょっと弱いな(笑)。

実は妹もかなり精巧なミニチュア食べ物を作ります。
絵を描くのはそれほど得意ではないと思ったけど、
造作に関しては私よりもずっと上手い。
そういえば、何を描いてもエジプト壁画のようになる我がオット(失礼)も
「俺だって粘土細工は得意なんだっっ!!恐竜とか・・・・・」
などと主張してたなぁ(まだ証明されてないけどね)。

使う脳の部分が違うのかもね。
ちなみに私は何をやってもそこそこ。
どれをやっても一流にはならない、器用貧乏で
贅沢かも知れないけど、少しサビシイものです。

さて、ドールハウスは欧米だし、
タイ人も器用かもしれないけど、
我が日本にだって昔から世界に堂々誇れる
「根付」や「雛道具」の世界があります。
その奥深さは全くドールハウスにヒケをとりません。

そうそう、ひな祭りも近づいた今、和菓子やさんなんかでも
雛道具のようなカワイイお菓子たちを見つけてウキウキするし、
文化を感じます。

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