お天気下り坂です。
最近は本当に予報がコロコロ変わって、
予定が立てにくい・・・。
予定が立てにくい・・・。
さて、今日はお弁当をお休みさせてもらったので、
今朝のスープを。
今朝のスープを。
今日の材料はセロリと玉ねぎとにんじんのみ。
これをよく蒸らし炒めして、塩を少し。
水と自家製のトマトピューレを加えてコトコト、
最後にとっておきのフリュイ・ド・メール(海の果実)という
ゲランド産の塩田に一番に咲いた結晶塩で味をつけます。
これをよく蒸らし炒めして、塩を少し。
水と自家製のトマトピューレを加えてコトコト、
最後にとっておきのフリュイ・ド・メール(海の果実)という
ゲランド産の塩田に一番に咲いた結晶塩で味をつけます。
話が反れますが(藻塩の話で前に書いたけど~~;)、
この結晶塩は、本来ゲランドで「フルール・ド・セル」(塩の花)と
呼ばれているもので、「特産品」としてとても有名です。
ところが、他国も関わる経済論理?(商標や買収問題等)だけで
本国フランスでも一時この名前が使えなくなったようです。
この結晶塩は、本来ゲランドで「フルール・ド・セル」(塩の花)と
呼ばれているもので、「特産品」としてとても有名です。
ところが、他国も関わる経済論理?(商標や買収問題等)だけで
本国フランスでも一時この名前が使えなくなったようです。
つまり、郷土の誇りである特産品の名が他で使われた上、
自分達はそれを名乗れなくなった・・・、
その時、ゲランドの塩の昔ながらの職人さんたちはどう感じたのか、
ゲランドの普通の人々もどう感じたのか、
そして、係争まで起こさざるを得なくて・・。
なんか少し胸が痛くなります。
自分達はそれを名乗れなくなった・・・、
その時、ゲランドの塩の昔ながらの職人さんたちはどう感じたのか、
ゲランドの普通の人々もどう感じたのか、
そして、係争まで起こさざるを得なくて・・。
なんか少し胸が痛くなります。
ただし、現在この争いは(善し悪しはともかく)、とりあえず
「両者とも名乗れる」という結論に至っているようです。
「両者とも名乗れる」という結論に至っているようです。
ところが、わからないのは、ここから。
本国での問題もさることながら、
実は日本はもっとややこしくて、
私の購入した結晶塩は、AOC(原産地呼称統一制)に匹敵するとも言われる、
ナチュール・エ・プログレ(ヨーロッパ農業衛生連盟)認定の
正真正銘ゲランド産の結晶塩でも、いまだ「フリュイ・ド・メール」のまま。
また、同じく認定されたゲランド産の別の生産者が作るそれは
「エキストラ・ファイン・ソルト」として売られていたりします。
二大産地で、本国では商標を持っていたカマルグでさえ、
日本では「ペルレ・ド・セル」(塩の真珠)と貼りかえて
売られているようだし(とっても苦笑)。
実は日本はもっとややこしくて、
私の購入した結晶塩は、AOC(原産地呼称統一制)に匹敵するとも言われる、
ナチュール・エ・プログレ(ヨーロッパ農業衛生連盟)認定の
正真正銘ゲランド産の結晶塩でも、いまだ「フリュイ・ド・メール」のまま。
また、同じく認定されたゲランド産の別の生産者が作るそれは
「エキストラ・ファイン・ソルト」として売られていたりします。
二大産地で、本国では商標を持っていたカマルグでさえ、
日本では「ペルレ・ド・セル」(塩の真珠)と貼りかえて
売られているようだし(とっても苦笑)。
これはどうも日本のとある輸入販売会社が「ゲランド」という商標を、
また別のとある会社が「フルール・ド・セル」という商標を
持っているかららしいのです。
また別のとある会社が「フルール・ド・セル」という商標を
持っているかららしいのです。
なんかおかしくないか?
私がどうこう言うことじゃないけど、
食に関する様々な問題が遅まきながら日本でも問われる中、
こういう情報をもっと知りたい、と思っています。
そして、身近な人たちに教えてあげたい、教えられたい。
(ま、気にならない人もたくさんいるでしょうが)(笑)
食に関する様々な問題が遅まきながら日本でも問われる中、
こういう情報をもっと知りたい、と思っています。
そして、身近な人たちに教えてあげたい、教えられたい。
(ま、気にならない人もたくさんいるでしょうが)(笑)
地産地消を考えれば、おフランスの塩を使ってること自体
エバレる話じゃない、それに、塩を選ぶ基準は
もちろん信用できるところで買うことだけど、
あとは好き嫌い、味覚の主観の問題だと思います。
でも、塩ひとつとっても、本当にピンきり、
良いものからサンザンなものまでいろいろあるのは事実。
どんな食べ物の品質でも、その中には「品格」自体が
入っていて欲しいですよね。
エバレる話じゃない、それに、塩を選ぶ基準は
もちろん信用できるところで買うことだけど、
あとは好き嫌い、味覚の主観の問題だと思います。
でも、塩ひとつとっても、本当にピンきり、
良いものからサンザンなものまでいろいろあるのは事実。
どんな食べ物の品質でも、その中には「品格」自体が
入っていて欲しいですよね。
「食品の品格」でも書くかぁ(無理だって・笑)
ということで、長くなってしまった・・・。すいません・・・。
ホントすいません(笑)
ホントすいません(笑)