いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ドライエイジドビーフ!?(で、タリアータ)

昨夕方、ブログをアップしようと思い立ったのが日本時間でいうところの夜中一時すぎ。
そしたら、Yahooさんがシステムメンテ中で出来ず。
そうか、時差が有るとこういうことが起こるんだなぁ、と実感(たいした話じゃないが・笑)
 
さて、今日はドライ・エイジド・ビーフ
昨日スーパーで何やら面白そうなパックを発見したところから始まります。
 
イメージ 1
 
なんだかわかんないけど、要は21日以上は熟成されてて、きっと美味しいのよね、
ということだけでお試しに買ってきた。
 
そもそも肉は熟成!と思っているのと、
肉食民族は肉の美味しい食べ方を知っているはず。
と、信じているからです。
うちはあまり量を食べないので、ってか魚族日本人中年?的には2人で1枚、242グラム。
£5.8(家計的にも助かります。)
 
これをタリアータ(イタリア風ステーキの薄切り)にしてみました。
オットは大食漢でも肉食漢でもありませんが、やっぱり時々の肉には
ビール片手に大満足。ばくばく食べる。
てか、あまりにジューシーでやわらかくて美味しいので
エセベジタリアンの私まで。
 
イメージ 2
 
食後、そう、そんなに美味しかったんだったら、
「ドライエイジドについて調べといて」
と語学の得意なオットに頼んで(ってか命令して)おいたら、
見つけといてくれました。
 
なんと、日本にもすでに
 
それによると、この、女性としてはちとひっかかるネーミング(大笑)、
 
霜降りでなく赤みの肉を
低い気温(1℃前後)と高い湿度と適度な風で徹底管理し、
さらに「微生物」(時間)の作用で旨みを増殖させ美味しくしたもの。
 
だそうです。
直訳では「乾燥熟成」ですが、水分はきちんと残すんだそうです。
(確かにジューシーでした。)
 
個人的に想像するには、
そもそもは ある気候風土の元で自然と出来上がっちゃって
「これは美味しい!」となったものを
のち、人工的に作り出した、お酒やパンと同じようなものじゃないか、と
思うのですが(ビールしかり、サワードゥー(天然酵母)しかり)、
いずれにせよ、エライのはここでもやっぱり、もやしもんなのでした。
 
もともとはアメリカ発のようですが、今、肉食のあいだで
健康で、でも、おいしい肉を食べよう、というコンセプトでブームだそうです。
基本的に赤身なのでお安めだし、スーパーで簡単に買えます。
(だってセインズベリーズSainsbury'sだもんね。)
今日はサーロインでしたが、リブアイなど他の部位もありました。
 
旨みの増した赤味肉はびっくりするほど柔らかく、味もありました。
日本人が魚の食べ方を知っているように
(でも、魚民族のわりには刺身も熟成させて食べたほうが美味しいものが
多々あることはあまり知られてないかも・・・・。)
食べすぎはよくないと知りつつ、でもなんとかしてお肉を食べ続けたい、
という涙ぐましい努力の成果・・・
これから注目のお肉かも。
 
偶然ですが、今回お肉にのせた「パルミジャーノ・レッジャーノ」も
そういえば旨み成分のかたまり。
この組み合わせ、美味しいですよ。
 
タリアータ
 
①少量のオリーブオイル、美味しい塩で
 ステーキ肉を好みの加減に焼く。
②焼いたお肉は切る前に少し休ませる。
ルッコラとかチコリとか好みの野菜の上に
少しナナメ薄切りにした肉を載せる。
④煮詰めたバルサミコ(今回はブラックベリー風味のものを使用)
バルサミコをフライパンで煮詰めてラズベリーなどベリー系の
ジャムで甘みを足しても美味しい。
パルミジャーノ・レッジャーノの薄切りをのせる。
⑥エキストラ・バージン・オリーブオイル、美味しい塩をかける。
(⑦酸味が足りなければ好みでレモン汁をかける。)
 
「要は、若い子より熟女ってことよ!」
霜降りじゃなくて赤身だけどね・・・」
 
おあとがよろしくないようで(爆)。