いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

オトレンギ

さて、またまたおいしいカフェのご紹介です。

これも有名店なのでご存知の方も多いかと思いますが、
イズリントンにあるオトレンギ(OTTLENGI) です。
 
水曜日はカムデン・パッセージの日(って毎週じゃないわよ・笑)。
この曜日はアンティークの日で、
2、3、お気に入りの常設・仮設店舗があるので見て回ります。
あまり収穫はないのだけど、でも目の保養に行く。
          (保養されちゃ、こまる・・・) (オットの小声)
 
その帰りに(エンジェル駅付近から)バスに乗って少しだけ北上し、
(歩けるけど20分くらいかかります。)
ここに寄ってひとりランチ、とこういうセット。
 
いつ行っても、何を食べても美味しくて
ロンドンの進化(ったって、昔を知るわけじゃないけど・笑)を感じます。
 
 ある日のランチ
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メイン(6種より選ぶ)
 ・ラムとアーモンドのコフタ(肉だんご)
  ライム&ミントのヨーグルトソース
 
サラダ(10種から2つ選ぶ)
 ・炭火焼のネクタリンとゴルゴンゾーラ(ドルチェ)、
  ミックスリーブズ、スパイシーピーカンナッツ(美味!)
  のローズウォータードレッシング
 
 ・数種のグリーン(いんげん、絹さやなど)とパルメザンの
  サラダ、くるみソース、タラゴンとラディッキオ
  (伊・チコリみたいなの・トレビス)             をチョイス。

つまりメイン1種+サラダ2種で£12.6のランチセット
(これは安くないですぞ・・・)
         (オレの日本食仕出し弁当は£4.5だぞ!)

食べたいもの、というより、テイクアウトで既に試しているものをいつも除いて
興味をそそられるものにするのですが、
うーん、味がさすがに想像つかない。
 
そして、またまたある日のランチ
(カムデン・パッセージ通いは続く・・爆)
イメージ 2
 
今回は野菜気分だったので、4つのサラダだけのセットに。
(上より少々お皿が大きいものの、これで£12.2、やっぱし、安くはない)
(ちなみにアスパラのサイズを見て頂ければ想像がつくかと思いますが、
茄子もブロッコリーも巨大ですので、実際はタベデがあります。)
 
・ロースト茄子のゴマペースト、松の実、コリアンダー
 ロースト赤ピーマンのソース
 
・スパイシーなブロッコリーのグリル、ガーリックとチリ風味
 
・バスマティ・ライス(香り米)、赤・黒ワイルドライス、アプリコット
 ピスタチオとハーブ、サワーチェリーのサラダ
 
・英国産アスパラとジャージーロイヤルポテト、
 ソラマメ、グリーンピース、ヨーグルトのチーズ、
 ソーレル(オゼイユ)風味
 
とか、言われても・・・トロワグロじゃあるまいし(笑)
            (オゼイユを使った有名なスペシャリテがあります・・)
 
実際は店頭に並ぶお惣菜をヨダレを我慢しつつ(汚くてすいません)物色出来るので、
そうそう心配は要らないのだけど、とにかく、どんな味なのぉ??
と思いつつ、いつも一口食べては「おーいしーい」
 
なんでこんなに美味しいんだろう、と感嘆しきり。
 
まず。
味がちょうどいい。塩分の過不足がほとんどない(すこーし濃い目だが)
ちゃんと味の解る人が丁寧に作ってる。
当たり前のことだが、イギリスでは特筆もの。
もちろん日本にもハズレは多々有るけどね・・。
 
  ( なのにマレにいます、イギリス人さま。
  お皿がきた途端 味見を全くせず、塩・コショウをガバガバかける。
 完全にだいなし・・・・・超もったいない。)
 
さらに。
そもそも素材が良くて、そのままの味も生かされている。
特に緑野菜(ブロッコリー、アスパラ、いんげんなどの豆類)
の火の通し方は最小限、完璧
 
先日ご紹介したフード・フォー・ソウト
家庭の美味しいごはん風カフェ、だとすると、こっちは完璧にプロの味。
(だから値段も高いんです・・・TT)
 
オーナーの有名シェフ、オトレンギ氏はイスラエル人だそうで、
基本メデトレニアン(Mediterranean=地中海料理)なんですよね。
それがそもそもゴマペーストだのハーブだのの使い方がめずらしく
舌に新鮮で美味しいってのもありますが、
それなら他の地中海料理店でも良いはずです。
 
ただ、ベジタリアンではなく、特に地中海でよく使われる
濃い目のチーズやオイルなどを多用しているため、
選ぶものによっては野菜だけでも若干オイリーかも。
 
ここは自家製パンも大変おいしいので、オイリーさを緩和するためにも、
是非パンと一緒に数人でシェアして
いろいろなものを食べることをお薦めします。
 
ナイショだけどデザートも抜群に美味しいよ!!(大笑)
高いけど・・・(TT)
 
ちなみにノッティング・ヒル(ウエストボーングローブの近く)
やハイ・ストリート・ケンジントンとかにも支店がありますが、
イート・イン・スペースをちゃんと持っているのはここだけ。
エストボーン店にも少しありますが、かなり狭いです。
 
さて、ロンドンに来る前から買おうと決めていた(爆)オトレンギ氏の本二冊。
料理オタクとしては有り金をはたいてゲット。
(そう、イギリスはペーパーものが異常に高い・・・・TT)
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うち、新しい本はサイン入り・・・って別にそれはどうでもいいんだけど(笑)。
「おおーーーっ、、あの味の正体はこれだったの,ねぇぇぇ」
と日々、一人研究に余念がありません(大笑)。
 
ロンドン、美味しいです(笑)。
 
*カムデン・パッセージ(地下鉄ノーザンライン、エンジェル駅下車)と
有名な観光地カムデンロック(地下鉄ノーザンライン、
カムデンタウン又はチョークファーム駅下車)は
ぜんぜん違う場所ですのでお間違えのないように。