いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ズッキーニの花の詰め物焼き

日本は明け方の5時半、こちらは夜の9時半、時差8時間。
ようやく暖かくなってきたロンドンからです。
 
さて、ロンドンから車で西へ二時間あまりの、
チェルトナムという街の巨大なカーブートと呼ばれるフリマに行って、
£5(だいたい\700.-)のやその他もろもろをトランクに詰め込んで帰ってきてから、
これに夫婦して完璧にはまっています。
 
たいてい土日などの休みの日、早朝からお昼ころまで
巨大なスタジアムや駐車場、運動場などで開かれ、
フリマといっても、本当に家庭で不要になったものを
ごちゃごちゃに山積みにして20ペンス(約30円)とかで売るオバサンから
プロのアンティークディーラー(といっても庶民が買える値段のものを扱う)
の在庫さばきから、デッドストックの靴や服(これが欧州系であなどれず)、
野菜、オーディオなどのジャンク・・・・、品揃えはほんとうにさまざま。
目利きの得意分野がひとつでもあれば買い物天国です。
 
先日はウインブルドンのセールにて、目の前でおしゃれな
フランス人風のおねえさんに欲しかったコンソールを
やっぱし£5で奪われ(奪われたわけじゃなくって単にあっちが早かった・笑)、
 
お昼を取りながらいつまでも悔しがる私にオット、
「い、いや、つ、次にもっといいものが見つかるよ・・・」
「£5で、今のレベルのが??」
「うーん・・・」
「やっぱし逃がした魚は大きいでしょっっ」
とほとんどタヌキの皮算用的な発想に捕らわれています。
 
いかんな。。。
 
しかし、テニスに興味のない私
ウインブルドンにはカーブートでしか行かないだろうな・・・・。
 
さて、本日は旬のズッキーニの花の詰め物焼き です。
イギリスではフランス語の「クージェット」として売られています。
この時期だけ花のついたまだ小さいクージェットをソテーしたり
花だけを天ぷらにしたりこのように焼いたりして楽しめますが
これが日本ではなかなか手に入らない。
(自分で育てている人は知っていると思いますが。)
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早速、リコッタチーズ(これも大変安い!)に刻んだミントを入れて混ぜ、
ひとつひとつ花に詰め、オリーブオイルで揚げるように両面を焼きます。
詰め物には塩分が殆んどないので、焼いているときに上からすこしだけ塩をふり、
あとはカリカリベーコン(パンチェッタ)で補いました。
一緒に食べるとおいしいです。
クージェットの花もクセがなく甘くやわらかく、ほわほわっとして大変美味。
日本で作るときは生クリームかヨーグルト+クリームチーズなどで
代用しても良いかも知れません。
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