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食オタク主婦ブログ

クリーム・ティー

詳しくは知らなかったのですが、
イギリスでアフタヌーンティーってのは、
(いわゆる「お茶会」というのは)
アフタヌーンティーだけじゃないらしい(笑)。
(ハイ・ティーくらいしか知らなんだ・・)
 
シチュエーションや時間帯によって呼び方も
内容もぜんぜん違うのだそうです。
 
日本人がよく知るソレ、
(フォートナム・メイソンとか、ブラウンズホテル(だっけ?)とかに
行っちゃう三段トレイの堅苦しいのやつに代表される・・・)
「誰がこんなに喰うんじゃぃ」という量のお茶会は、
アフタヌーンティー」、これはだいたいの場合午後いっぱいかけて
ウダウダ(失礼)サンドイッチやらケーキやらスコーンやらを食べ、
紅茶をガブガブと飲みまくるもの。
 
でもその他に、
もともとは11時ころ(今はブランチタイム)に飲む(食べる)イレブンジス
甘いものだけでなく、時には肉やアルコールなども含む
夕食に近い、少しくだけたハイ・ティー
(シンガポールはこのスタイルが主流でした。)
今目の前にある紅茶を指す場合には
「ア・カップ・オブ・ティー
(なので、これを飲みに来ない?と言われた場合は、
本当に紅茶だけってことか・・・?)
そして、今日ご紹介する、「クリームティーなどなど・・・・・・。
 
日本語もそうとう難しいと思うが、「ティー」という言葉ひとつとっても
使い方や解釈もさまざまで、これは暮らしてみて
その上で機会もたくさんないと納得するのが難しそうです。
(しかも上記をごちゃまぜにして?ただ単に
ティー」というときもあるとか・・・わからん。)
 
さて、クリーム・ティーとは、もともとは
スコーンに添えられる「*クロテッド・クリーム」の産地
デボンシャー地方とコーンウォール地方にて
紅茶とスコーン、それにクロテッドクリームとジャムを
添えた簡単なおやつが始まりだそうです。
 
渡英当初は「生クリーム紅茶」かと思った。
 
ロンドンの街中でもクリーム・ティーと言えばスコーンと
クロテッド・クリーム(たまにバター)といちごジャム
(たまに別のジャムとかはちみつ)と紅茶、が出てきます。
日本で言う軽いお茶(甘いもの少しで)に相当する感じ。
 
ウン十年前に旅行で来たときも、今もまだ
ブラウンズホテルにもどこにも
「正式アフタヌーンティー」に行ったことない私。
(だってめちゃくちゃ高い・・・・・
アンティーク皿が何枚買えるやら・・・笑)
 
一度は行かなきゃ、と思うけど、
その中で食べたいものと言ったら、
本場のクロテッド・クリームとスコーンだけなんだから
(**キューカンバー・サンドは自分で作ったほうが美味しい・・)
これでいいし、、、
 
と↓セインズベリー(スーパー)の格安クリームティー(マズウマだが
クリームがホンモノなのでこれで十分)や、
 
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↓マークス&スペンサー(デパート)のカフェで、クリーム・コーヒー
 
イメージ 2
 
はたまた おうちにクロテッドを買い込んで(内緒で・笑)
 
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イメージ 3
 
おうちクリーム・ティーを楽しんでいるわけです。
 
そういうわけで
ゴージャス・アフタヌーンティーのレポートが出来ませんが(笑)、
いずれスコーンでも製作したときにはそのコツ(失敗談?)でも・・・・・。
 
*クロテッド・クリームでは日本では
都内を除き簡単には手に入らないかも知れません。
冷凍されたり、缶詰になっているのを見たことがありますが。
中沢フーズさんが作っているという話ですが、
食べたことがないので同じようなものかなんとも分かりません。
 
写真では分かりづらいか知れませんが、
見た目はずいぶん黄色く
(脂肪分の多いダブル・クリーム以上の脂肪分)(!)、
スプーンですくうと、ネットリと糸をひきます。
味も生クリームのもっともっと濃い、ミルクくさいもの。
子供は大好きみたい。
 
**キューカンバーサンド・・・不思議なきゅうりだけのサンドイッチ
(でも、意外においしい・笑)
歴史的に意味があり(昔は高価で上流な感じだった?!)、
なぜかこれがないと正式じゃないらしい(笑)