いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

アーティチョーク

 
ピッツァによく乗ってるマリネ以外、
日本ではなかなか食べられないものですが、こちらではとてもポピュラー。
レストランでも何度か食す機会が有り、
自分でも調理してみなくっちゃ、と思っていた野菜のひとつです。
 
今まさに旬なので、最初は
「コルドンブルー」の初心者向け本(笑)と首っ引きで挑戦してみました。

余談だが、フランスではなくてもここは欧州、
日本よりはるかにフレンチを作れる環境が身近なので、
この本、とっても重宝・・・・・。
 
さて、それによると、はじめに周りの緑のガクの硬いところを取り除き、
さらに上から三分の一くらいのところまでバサッと切り落とし、
塩とレモンを入れた湯で20~25分、
浮かないように落し蓋をしてゆでます。
 
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周りのガクが簡単にとれるようなら出来上がり。

 
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上の写真は茹で上がったものの花芯だけをひねって取り出し、
その部分を逆さにしてお皿みたいにしたもの。
ここにお好きなソースを入れて供するらしい。
 
ガクの部分も一枚一枚はがして歯で
中身をしごく感じで出して食べますが、
贅沢にするなら、花芯の柔らかい部分だけを食べる場合も。
なんというか、上品なおイモ?、ブロッコリーの茎?みたいな感じで
とてもおいしいものです。
手作りのマヨネーズが一番美味しく感じる野菜かな。
 
さて、市場には「ベイビーアーティチョーク」も売っています。
これはまだ若く柔らかいアーティチョーク
丸ごと食べよう、という、例によって子牛、子羊、子チキン、
と同じく、グルメの魂胆。
 
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イタリア風ににんにくとオリーブオイル、塩でじっくりと焼いてみました。
どこまで柔らかく食べられるかわからなかったので
半分にカットしてまるごと。
でも、やっぱり上のほうは無理でした。
しかし、これも美味です。
 
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下は、マリルボーンにある有名店、
「ラ・フロマージュリー」(ここ、チーズだけでなく、野菜もパンも、ケーキも!
抜群に美味しいです。高いけど・・・チーズの本も出しちゃいました・・)で
ランチをしたときの前菜(てかメインみたいだったけど・・)。
さすが、チーズ屋だけあってフェタかあるいはハロウミチーズの
ような濃厚なチーズが入っていました。
 
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アーティチョーク、病み付きになりそうです。