雲ひとつないブルースカイ、ラブリーサンシャイン!
ウインブルドンが始まっているようですが
(ロンドンに居るのに良く知らないの・・・)
気温も上がるようなので(28℃!)←日本の真夏より全然すごしやすいけど・・
今日は選手には若干きつい陽気になるかも知れません。
ところでイギリス人はなんでもラブリー
今朝のBBCのお天気おねえさんも何回ラブリーと言ったことか。
かわいいアンティークを見つけてももちろんラブリー、
お隣さんに自己紹介で名前を言ったときもラブリー、
(当初、「カワイイ人ね」って意味かと思った・・・・・
ハナハダシイ勘違い・笑)
日本人女性もなんでもかんでもカ~ワイイと言いますが(私も)
支払いにぴったりの小銭を出した時も
「オゥ、ラブリィー♪」だからね、こっちは。
かわいい、というより、軽い「OK」って意味なんでしょうね。
それにしちゃあ、首を横に振って
「うらあぶりぃー~」などと、随分と感情が入ったような発音の時もあって
そういう時は本当に「あらぁ~すぅてきぃ~」って意味らしい。
ラブリー七変化。
さて、今日は伝統的なお菓子を。
イギリスはランカシャー地方、エクルス村というところが
発祥だという、エクルスケーキです。
エクルスとはその街の教会のことだそうで
もともとはキリスト教の何かのお祭りに作られたものだとか。
簡単に言うと、ひところ日本でも流行ったクイニーアマン
(パイにカスターシュガーがかかったもの)のようなものの皮に
ぎっしりとドライ・ブラックカラントが詰まったパイ菓子です。
ちょっと(なつかしの・笑)「トーハト・オール・レーズン」
をほうふつとさせます(全然違うんだけど)。
オーガニック・マーケットをフラフラしていた時に
パン屋さんで見つけて買ってみました。
中身はジャム状ではなく、丸ごとの乾燥カランツそのまま。
少しスティッキー(ねっとり)なので、
あるいはラム酒か何かに漬かっているものもあるかも知れませんが、
お酒に敏感な私には感じられませんでした。
カラントはレーズンのものすごくちいさい版のような感じです(味も)。
カラントはレーズンのものすごくちいさい版のような感じです(味も)。
しかし、意外に甘くなくて思ったほど抵抗がなく半分くらいは一気。
でも、乾燥フルーツにはやっぱり慣れていないのか、
それ以上は無理でした。
でも、クイニーアマン部分(じゃないですが・笑)はおいしい。
ロンドンに美味しいパンと、このエクルス・ケーキで有名な
(というか、ブリティッシュ・レストランとして有名な・笑)
セント・ジョンズ・ブレッド&ワインというお店があります。
なんとなく高いのと、何度かスピタルフィールズ支店に
立ち寄った時のメニュー的にあまり興味がなく
まだダイニングでは食べたことがないのですが(ちなみに週末要予約)、
まだダイニングでは食べたことがないのですが(ちなみに週末要予約)、
お馴染み?の白地に豚さんのトレードマークの表紙で
本も二冊出しちゃってる(灰皿とかTシャツとかも売っちゃってる)
いわゆるトレンド店ですね。
お店は当然パン屋さんというよりレストランの構えですが、
負けじとツカツカ奥に入っていってキッチンの手前のカウンターに並ぶ
パンやエクルスケーキを購入することが出来ます。
負けじとツカツカ奥に入っていってキッチンの手前のカウンターに並ぶ
パンやエクルスケーキを購入することが出来ます。
ここのエクルス・ケーキは上記のものよりも甘め。
しかも高いだけあって(£2.2、上のたぶん1.5倍くらい?)、
上のが平べったかったのに対し、高さもあって丸っこい。
その分中身がよりぎっしり・どっちゃり、アントシアニンたっぷり(笑)
これも半分でリタイア(笑)
そもそも一個が大きいってのもありますが、
やはりイギリスのお菓子のド甘さに参ることしばしば。
(疲れているとその一口が結構おいしいんだけどね・・・。)
でも、美味しいミルクティーに合うというのは全く本当です。
(てか、ミルクティーが本当に美味しいのです。
日本では、ミルクで煮出したチャイか、又はいわゆるロイヤル・ミルクティーしか
飲まなかった私がハマっています。紅茶の話はまたいずれ。)
このケーキは、スーパーなどでも袋詰めのものが簡単に買えます。
さて余談ですが、レストランのパンも、サワードゥーのホワイト、ブラウン、
どちらもモチモチしててとてもおいしいです。
このもちもち感はじゃがいも入りでは?と疑った私は
本屋でここの本のブレッドのところを立ち読みしたのですが
ちらっとみた限りではそんなの入っていませんでした。
おいしい♪
エクルス・ケーキ、一度はお試しあれ。
目の疲れが取れたり、免疫力増しそうです(笑)。