いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

PEYTON&BYRNE(カフェ/ペイトン&バーン)

独断と偏見に満ち満ちた話なので読み捨ててね、なのだが、
ロンドンにはおしゃれな人がいない!!
 
なんでえ???
 
確かにカムデンあたりではパンク的な
「いかにも、らしい」人たちを見かけます。
それはそれでひとつのジャンルとして解るけど・・・。
 
そーゆーんじゃなくて、ヴォークとかバザール系の人でもなくって、
(セレブって意味じゃなくて)
ちょっとした、でもこだわりのおしゃれをしてる人がいない・・・。
 
パリなら、たかが旅行で何日か滞在しただけでも
あちこちに目を見張らんばかり、まばゆくおしゃれな人が
たくさんいて、メモメモ、あっ、あれカワイイ~~、
どこで買ったんだろう、あのバック、洋服、靴、etc・・・・
と目がとっても忙しかったのに・・・・。
 
  ・・・もっとも、そもそも中身(モデル)が違いますので、
  同じ服を着たからといって同じようになるわけじゃないけど(笑)
 
そんな人がロンドンでは一週間に一人くらい、見かけるだけです。
だいたい、なんでいつも、そして
猫も杓子も黒の皮ジャン(にブーツ)なの?
 
ともかく、今の日本の若い女の子の圧勝・・・。
(かつての日本も皆で聖子ちゃんカットをしたかと思うと
皆で長いソバージュ、肩パット、一文字マユ・・・だったけどね・・・・)
                (あ!年齢が・・・)
 
余談だが、こっちの日本人が
こぞってキャスキッドソンを持ってるのも
ものすごくひっかかる・・・・。
この前、日本に居る人にキャス送ろうか?と聞いたら
即答「要らぬ」と断られてしまったし・・・。
いや、キャス・キッドソン自体はおしゃれな人だと思う。
著書などを見ればそれはわかるし。
でも、中国製の量産品を叩き出した時点で
ヴィンテージの風合いのカケラもなくなってしまった。
(カケラはあるからウケているのか・・・)
 
*念のため、複数あるキャスの店では
本当の一点もののヴィンテージ
(を使ったクッションとか、食器とか)を
売っている場合もあります。
 
ま、えらそうなこと書いてる自分はどうかと言うと、
パリだったらもっと気を遣って大変だったろうな、、、と思いつつ
適当な格好をしているのだから、ラクっちゃ、ラクで・・・・。
(良かったのか悪かったのか・笑)
 
前置きが長かったのですが、オチがあります。てか本題。
 
そんなロンドンでおしゃれな人を見かける率ナンバーワン
のところが、パリから到着するユーロスターの国際駅
セント・パンクラス駅構内です。
私はここのカフェ、ペイトン&バーンの店先でウオッチすること1時間、
(ヒマだね)
「あれ、今日はなんかおしゃれな人を見かけるわね」
と思ったのだが、
「そうか、パリから来る人と帰る人が行き交ってるんだわ~!!」
と合点がいったのでした(真偽のほどは知らん・笑)。
 
このペイトン&バーンは国際駅にふさわしく、
とても伝統的、又は「らしい」英国のケーキ類が
たくさんあってお勧めです。
私はフランス菓子よりも英国菓子のほうが好き。
 
アールグレイティーとヴィクトリアンスポンジで£3.4(約470円くらい)、
・・・これはロンドンでは安い。↓
ちなみにお味は、、、ヴィクトリアンスポンジがちょっと乾きめで、、
まあまあでした・・・。(最後に残ってた一個なので仕方なかったかも)
材料は良いものを使っていると思います。
イメージ 1
 
安めなのに加えて特筆すべきは、
テイクアウェイ(テイクアウト)とイートインの価格の別がないこと。
これはロンドンでは異例です。
同じ商品でも持って帰る価格と店内で食べる価格が違うシステム自体は
とてもリーズナブルでよいと思うので、
価格差がないということは逆に持って帰るだけの人が損と感じるかも
知れませんが、そもそもがお安めなのでそれもあまり気になりません。
私のように毎日どこかで安くお茶しようとしているものにとってはありがたい。
 
ただ、ここは駅の中なので
ペイトン&バーンのあと2店舗あるほかの店でも
こういうシステムかどうかは判りません。
 
ユーロスターが音をたててこのカフェの上に到着するので
鉄男&鉄子&子鉄連れにもいいかも。
 
イメージ 2