いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

キャロット・ケーキ@V&A(ヴィクトリア&アルバートミュージアム)

(マニアックですいません)
・・・のもじりで、
平日夏の晴れた日は「V&A」に行こう
 
なぜなら特に欧米の旅行者やイギリス人はみんな晴れた日の外が大好き。
博物館に行くなら「天気の悪い日か寒い冬」なので(偏見だが・笑)
スいているんであーる。
 
というわけで、少しでも時間を無駄にしたくなくて私は今日も動く動く。
午後からせっせとお参り。
「V&A」というのは、「ヴィクトリア&アルバート ミュージアム」の略で
1852年に造られた(ふ、古っ・・)工芸品や装飾品の博物館です。
(最寄は地下鉄サウス・ケンジントン駅、歩くにはちとキツイけど、
ハロッズも近いです。)
 
オットは旅行で来てまで大英博物館に一週間通う人(わからん・・)
ですが、私はこっち。
 
私に言わせると、布&器博物館(.だけじゃないのに・笑)で、
アンティーク好き、装飾品好きにはたまらない博物館。
大変な目の保養になります。
どのくらい保養になるかはおいおいね・・・
(キャロットケーキの話に行けないので・笑)
 
大英博物館ヨソの国から昔失敬してきたものもあるから(失礼)
ともかく、
ここもアドミッション・フリー(入場無料!)
ふとっぱら~。ほんと、こういうとこはすごい国だと思います。
入り口で軽い荷物チェックとドネーション(寄付)のお願いを
見ることになりますが、そういつもいつもは払えない。
今日も「少しだけだからね・・」と言って(心の中で)そのまま入ります。
 
私も何度も通っている、好きな方には何時間あっても足りないところなので
余裕を持ってお出かけなさることをお薦めします。
 
で、疲れたら一階のカフェで一休み。
街中だし、場所柄ちと高いけど、benugoという結構おいしいカフェが入ってます。
(支店たくさん有り・・・ってか、恵比寿にあるらしい・笑)
カフェはなかなか広いけどいつも混んでいるので
座りたい場所になかなか座れないのだが、今日は空いていたので
どどーんと真ん中に陣取ってみました。
 
イメージ 1
 
この広いホールの隣に、ウィリアムモリスデザイン
「モリスの間」もあって、本当はそっちがお気に入り。
モリスを見ながらお茶出来るなんて、ほんと、マニアにはたまらん(笑)
 
さて、本題のキャロットケーキは
日本では「スタバ」でそのカロリー表示を見て仰天し(笑)
本当に疲れたときしか食べなかった、ド甘のしろもの。
てっきりアメリカ・オリジンだと思っていました。
でも、ホンモノはイギリスにあったようです。
どこへ行ってもあるし、イギリス人のおばさんたちは
必ずといっていいほど食べてる(笑)
ただ、今はアメリカでもポピュラーなケーキ、
といっても過言ではないようですが。
 
これ、バターを使わず、本当ににんじん(とくるみ)を使って
(昔、砂糖が貴重だったので、砂糖代わりに甘い野菜を使ったんですね)
シナモンやナツメグなどでほんの少しスパイシーに仕上げてあるため
(でも甘いけど・・・・)
 
(これ、フルーツケーキのようで日本人男性は好まない味かも、なんとなく。) 
 
一見、ヘルシーそうな感じなのですが、
上にバタークリーム、もしくはチーズクリームが
どどん、と乗っかっていて(アイシング)、どうもこれが仰天カロリーの元ですね。
ここのは更にチーズクリームがレイヤーになって入っているので
(結構レイヤータイプは多い) 更にカロリーU~Pッ!(笑)
しかも、このクリーム、
クリームチーズとバターと砂糖だけです。(+ココナツ+レモン?)」って
ハッキリ判るような美味しさ。
 
イメージ 3
 
画像でもお分かり頂けると思いますが、
にんじんを使うとケーキは固まってるというより
少しもろもろとして既にアメリカ版とはだいぶ違います。
(特にこれは全粒粉で作られているので、なおさら。)
 
でも、一個はキツイ。ミルクティーとともに半分くらい、が
ちょうど良いのでした。
 
ちなみに、「晴れた日は・・・」と書いたけど、
それは本当にお薦めだからで、なぜかというと、
ここはコートヤード(中庭)が穴場の休息所になるからです。
(しかもトイレも有るし)
 
イメージ 2
 
芝生って日本だと「乗らないで下さい」てな所は多々あると思いますが、
ロンドンは一切なし。芝生は乗るところ。
みんなズカズカと乗りまくり、思い思いに寝転がり、駆け回り、
緑と太陽を満喫します。どこの公園でもね。
 
だから、この小さな中庭でも旅の疲れを癒すのには最適。
外にもカフェがあります。
日焼け対策だけはして、堂々休憩しちゃいましょう。
本日、中庭はあじさいが満開でした。
 
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追記:
キャロットケーキは甘いものだけど、
途中でリタイアせざるを得ないほど ほんとーに甘いので
(イギリスのケーキは殆んどそんな感じ・笑)
 
今のところお気に入りの
ロンドンにあまた有るイタリアン・チェーン、
カルルッチョスのキャロットケーキ↓↓
 
ケーキ部分の甘さが控えめでフルーティ、
(イギリスご婦人的には物足りないかも・・・)、
でもアイシング部分はしっかり甘くてオイリー(笑)、
そのコントラストが美味しい。
他にもブリティッシュ・ケーキがたくさんあるよ(笑)
いやいやイタリアンだろうが、ブリティッシュだろうが、
美味しければいいんです(笑)
パスタはあまり食べないけどね(秘)(笑)
 
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