いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

(ガストロ・パブ)Bull & Last

ロンドンは朝から雨。
まだそんなでもないんだけど、
なんとなく、雨? 秋? 日も短くなりつつある?
みたいな感じで、イヤだなぁ・・・・。
 
さて、今日も朝からお弁当は作りましたが、
ガストロ・パブ、Bull & Last のご紹介をしたいと思います。
 
ゴードン・ラムジー節約して頑張って行くけれど(笑)
専ら、ガストロ・パブ探しに余念がない私達。
 
ここは中心地からは少し外れるのだけど、
人気店でいつも大混雑、サービスも良く、何よりなかなか美味しいので
食べ物もエール(地ビール)もレベルが高いパブに
行きたい!という方にお薦め。
材料がいいだけに少々高めですが。
(しかし、ガストロ・パブに共通して言えるのは、
安くて美味しいエールなどのお酒をお供に食べている限り、
少々お皿のほうが高くても総額は張らない、
と言うところが日本とは大きく違うところです。)
 
さんざんパブに通いながら、
他にあんまり美味しいところを見つけられてない(笑)、
ってのもあるんだけど、もう2回も行ってるし、
また行くと思います。
 
2回とも店員は本当にフレンドリー、かつ、
よく気が利き、親切でした。
(良し悪しは別としてゴードンの営業スマイルとは別物)
 
さて、前菜。
 
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牡蠣が大好きなオットが控えめに3個(笑)頼んだ、
コルチェスター地方(ロンドンからまあ近い)のロック・オイスター(真牡蠣)です
(1個£1.85×3=約750円)。
オットに言わせれば、絶品!だそうですよ。
(私は牡蠣アレルギーのため、いつも指をくわえてみてます・・
美味しそうで悔しい・笑)
 
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↑でも、私も面白いものを頼みました。
ワンタン、とありますが、どっちかってったら、春巻きですね。
豚足の洋風煮込みを春巻きにしてチリ・ソースって、
アジア人にはない発想かも。
でも、皮もパリパリ、中はゼラチン質の身がとろーり、として
秀逸、これも大変美味しいです。
チリ・ソースはやっぱいま一歩だったけど(笑)
(£5=約700円)
 
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オットのメイン。
メルルーサのソテーの火の通し方はグッド。
酸味の利いた干し海老入りのソースもとても面白く美味しかったです。
 
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魚料理についてきたサンファイア・グラス(魚料理になぜか必ず
添えられる独特の野菜(海草ではない)、おかひじきがデブったみたいなもの、
塩分がある)とジロールのなんてことないソテーがとても美味しい。
付け合せ込みで£17(約2300円)
 
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私が頼んだメインのパスタ。
肉があまり好きではないクセに
「黒胡椒した骨髄」に惹かれてつい。
 
コロッケのような骨髄は中はトローリだけど、
周りが全部黒胡椒で大変カライので、よくよくチーズやシチューと
混ぜて食べます。
でも、これ美味しいです。組み合わせが良いよね。少しくどいけど。
おなかすいてたらご完食だったと思う。
 
肉好き・パスタ好き・チーズ好きの女子にウケます、きっと。
(£15=約2100円)
 
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お腹一杯なので(いつもそうなのよ、この国量多いから・・)
デザートはシェアーで。
でも、これだけを食べに、また行きたいのでした(笑)
(£6=約840円)
 
他にも旬のオーガニックトラウトのサラダだとか、
ホームメイドの生ハムなどコールドミートの盛り合わせ、
同じくシーフード盛り、クージェットのクリスピーフリッター(おつまみ)、
豚耳やカシラの揚げたの、とか、
コーニッシュ・ホタテのソテーと豚ばら肉のコンフィ・
りんごとケイパーのソースなど、
そそられるメニューがたくさんありました。
 
店内は大きなヘラ鹿やら、ハンチング帽をかぶり、更にサングラスをかけた
おしゃれなキツネさん(スネ夫にそっくり・笑)やら、
ニッと横向いたウサちゃんの、
いずれも首だけがお迎えしてくれますので、・・・・・要注意 (笑)
 
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メニュー構成やこんなところからも判るように
秋のGAME(仏語でジビエね)シーズンが楽しみなパブです。
まあ、味は三つ星とまでは行かないのだけどね・・・・。
 
旅行中でも地下鉄とバスで
なんとか行けると思うのでご興味ある方はお試しを。
 
混んでいるので予約したほうがスムーズですが
2階のレストラン席でも良ければ(メニューは同じ)
いきなり行っても入れないことはないと思います。
ただ、どこでもそうですが、パブは(旅行者だったらなおさら是非)、
1階のあの雰囲気を楽しまれることをお薦めします。