いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ざくろの糖蜜とオレンジブロッサムウォーターのヴィネガー

行ったことのない国、メデトレニアン(地中海)付近の料理は
あまり明るくありません。
 
でも、これらの一部はシンガポールや日本でも目にしないことはないので
(ムサカとかね)
なんとなく解るものもありますが、
この英国でかなりポピュラーなロッコ料理になると、
クスクスとタジン料理(同じ?笑)くらいで、もうさっぱり。
 
でも、ムサカやクスクスだけでなく、いろいろと美味しいものがあるのね~、
(だってトルコは世界三大料理だぞ!!笑)
 
と、むくむくと興味が沸いてきた (病気ですね・・笑)のは、
この辺を得意とする、オトレンギさんに行くようになり、
その著書を読み始まってからです。
 
料理の本だけは貧弱な語学力にも関わらず
読むのに全く困らない(笑)のですが、
彼の本がゴードン・ラムジーさんの著書より難しい(笑)のは、
英語力のせいではなかったらしい。
 
材料の中にアロマの試験?に出てきそうな(笑)
ローズウォーター だとか
  (↑てか、今、それがベースの化粧品使ってるし
    アンチ・エイジング系だそうですよ・笑)、
 
オレンジブロッサムウォーターだとかが出てきて、
えっ、これって食べたりするものなの??
と半信半疑で(お店で)頼んだサラダ(ドレッシング)が珍しさもあって
美味しいこと美味しいこと。
(てか、美味しさはレストランの力量に寄るところが大きいのだけど。)
 
その後、フード・フェスティバル「テイスト・オブ・ロンドン」
とあるお店がこの辺のスパイスや今日ご紹介するビネガーなどの食材を
紹介していたので、試しに買ってみました。
 
POMEGRANATE & ORANGE BLOSSOM VINEGER
 
イメージ 4
 
材料は、これまたお初の、
ざくろから取った糖蜜」=Pomegranate Molasses
「オレンジブロッサム・ウォーター」
「砂糖」「ワインビネガー」。
オレンジの香りがふわっと、ちゃんとして
甘いビネガーです。
 
これに塩と胡椒、オイルを足せば簡単で美味しいドレッシングが出来ます。
よく水気をとった生野菜と抜群の相性よ。
 
イメージ 1
 
↑ロール・モップスは「巻いたにしんの酢漬け」で、これは中に玉ねぎ入り。
それを一日目はそのまま楽しみ、残ったのを玉ねぎごと刻んで
みじん切りのきうりと茹で卵、クレマフェリーチェ、と和えます。
(ここでマヨを使うとスッパすぎるわよ)
 
↑ちなみにこの中で一番美味しいのは、完熟トマト(笑)
 
今日は格安の英国産ビーフ薄切り(やわらかっ!)を
バターでさっと焼いてマッシュルームのソースのほうに
このお酢を使い(バルサミコ酢の代わりね)、お弁当にしてみました。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
このヴィネガーには砂糖が入っているのですが、
今度はPomegranate Molasses自体を買ってきて
砂糖を使わず、自分でブレンドして試してみたいと思います。
 
購入した
には、他にも面白そうな食材がいろいろと乗っているので
ご興味ある方は見てみてください。
ロンドン中心部の大きなデパート
「セルフリッジ」のフードホール
(一階だけどデパ地下みたいなとこ)
でも買えます。
 
いやー、イギリスへ来てこの辺の料理に
関心が行くとは思わなかったです。
 
いや、イギリス料理だって美味しいのよ、ホント。(笑)