いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

キジのローストと鹿肉のスモーク・ハム

週末はお天気がいまいちだったにも関わらず、
「夏が終わっちゃう~」ということで
(もう終わってるふうだけど・笑)
引き続きPYOに行ってきました。
 
で、その収穫についてはまた後日ご報告するとして、
今日はそこのファーム・ショップで買ってきた
めずらし系のお肉を。
 
ハンプシャーで捕獲されたキジと、
スコットランドのスモーク工場からきた鹿肉のハム、です。
 
こういうのがその辺のスーパーでもぽんぽんと
買えてしまうのが文化の違いよねぇ、、、と実感するところです。
この前ここで買った放し飼いチキンがとても
美味しかったので、キジ肉は初めてだったけど、
たぶん、品物としては良いものを揃えているはず、、、と踏んで。
 
鶏と同じようにロースト、と考えてはいましたが、
念のため、我がバイブル
「コルドン・ブルー・クッキング・テクニック」
(殆んど初心者向けの本ですね・笑)を見てみると、さすが、
いろいろなトリの種類が載っている中、キジそのものの調理法が
写真付きで。助かった(笑)。
 
それによるとキジなど野鳥の類はやはり脂が少ないので
バターや(脂分の多い)ベーコン等で油分を補う必要が
あるようです。
 
キジは「食通好みの独特な強い香りがある」・・・・・・・
 
との記載にビビリながら(笑)も、
パックを開けると、、、、やっぱり
 
うーん、すこーし匂う・・・・・。
 
しかし、品質の悪い鶏肉の臭みと比べると
ウッとくるまでのものではありませんでした。
 
例によって残ってた毛を抜き抜き(笑)
塩・胡椒、お腹の中にバターまで入れてやって
下にはオリーブオイルまで塗って
レシピ通りハーブは無し、
上にベーコンを乗せ
(このベーコンが赤身の多い良いものだったのでちょっと失敗)
最初に230℃で10分、残りは200℃で25分。
どちらも強めの火ですね。
 
肉の強さに負けぬよう、
というか、万一の臭み消し用に独自にワインソースを準備。
ローストした小玉ねぎ(ペコロス)をバターで炒め、
そこに赤ワインをドボドボ入れて煮詰め、
はちみつと塩・胡椒で濃い目のソースを作ります。
 
果たして・・・・
 
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私は一口リタイア(食通じゃないのね・・・・笑)。
 
たぶん、肉的には普通に良いものだと推察するのですが、
シェフの腕が悪い(笑)のか、はたまたこういうものなのか・・・
いずれにしてもどこかのレストランでプロが調理した
キジを食べてみようね、という結論に至ったのでした。
 
ただ、面白いことに、ラムが食べられない夫が、
鹿肉(以前ステーキを作った)やこのキジは大丈夫なようで
一緒にローストしてつぶした英国産リンゴ(Discovery)や
濃い目の赤ワインソースと一緒に9割方たいらげていましたので
私が苦手なだけかも・・・・。
 
GAME(←英語・ジビエのこと)の肉というのは実は
独特のクセが旨みでそれを好んで食べる、
と聞いたことがあるので、ところ変われば文化も変わる、
私には魚醤や干物のほうがいい感じ(笑)
ちなみに、日本のエゾ鹿肉などは全然平気です。
でも、ラムはこっちのほうが断然美味しい
 
さて、エゾ鹿の話題が出ましたが、
スコットランド産の鹿肉の生ハムです。
これはスモーク味・香りなので私でも難なく食べられます。
クレマ・フレーシュ(サワークリームみたいなやつ)と
ピクルスを混ぜたものを巻いて食べると、かなり美味しい。
玉ねぎのスライスとクレマ、塩・胡椒・ライムなどでもいいですね。
 
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さて、今週も緊縮財政とガラクタ探しに精を出すぞー(笑)