週末に遊びに行った少し郊外のステキなカフェ、
ピーターシャム・ナーサリーのティーハウスをご紹介。
イギリス人のみならず(外国人含む)ロンドナー憩いの有名公園、
リッチモンド・パーク。
シカさんがうろちょろしている巨大公園としても有名です。
界隈は超高級住宅地としても知られ、
でも、そこにあえて入らず、脇のピーターシャムロードを降りていくと
小さな教会の脇にこのステキな植木屋さん
(-と言っていいものかどうか-)、はありました。
そう、なんちゃって英語(もおぼつかない)の私からすれば、
ナーサリーって保育園。
６歳になったばかりのイギリス生まれの姪っ子が
ついこの間まで行っていてオバチャンには出来ない正しい発音で
ナースェリー、と言っていた、ソレなのに・・・・(笑)。
でも、ここには植木屋ってか、おしゃれガーデニング処とでも
いうべき施設(？)しかない。
で、辞書を調べてみると、ナーサリーって保育施設のほかに、
種苗場，苗床，苗木畑(nursery garden)とか、植木って意味もあるのですね。
知らなんだ・・・・。
ちなみに、植木職人はnurserymanだそうですよ、まんまじゃん。
(てか絶対、保育士って訳してた・・・・と思う・・・・。)
ピーターシャム・ロードにあるナーサリーだから、
この名前、ってことなのですが、
イギリスってこういう全くヒネらない(ってかヒネるどころか考えてない)
名前がどこでも普通(笑)
わかり易いけどね。
さておき、ここには、カフェ＆ティーハウス、という二ヵ所があります。
日本人のみならず、イギリス人的にも「違いは何よ？」って言うところ
じゃないかと思うんですが、
ここで言う、「カフェ」とは、実はマドンナさんもいらっしゃる？とか言う、
高級レストラン(要予約)なのでお気をつけ下さいませ。
げに恐ろしや(ってそれほどでもないけど・・・。笑)
ちょいと脅かしましたが、出せない価格とまで、ではありません。
でも、雰囲気本当に庭の中って感じ(後述のティーハウスと雰囲気同じ)で
平日でもアラカルトしかなくて、それぞれ高くって・・・・・
私的には気軽に行けるとこではありません。
(もちろん旅行なら奮発してもいいと思いますが。)
ティーハウスでも軽いランチがとれることを知っていたので
とりあえずはこっち！と思い、セルフサービスのほうに
期待しないで行ったというわけです。
そうしたら、これがとても美味しかった！！
まずパンが自家製でしょうか？サワードゥー(天然酵母)で、とろけます。
バターも、中身も美味しいサンドイッチが食べられます。
(なんでもそうですが、出来立てがグッドよね。)
それからちょっとしたデリ(２種類のみ)もありました。
この日はレンズ豆とかぼちゃ、にんじん、チャードなどのサラダ、
(これを選択。いいオイルが使われていてこれも美味)
それからもう一品はチキンとビーンズのサラダ、だったようです。
この日の自家製スープはかぼちゃとしょうがの
超ドロドロスープ(←いい意味で・笑)
(これが一番のお薦めだけど、日替わりなので・・・)
絶品。オットと取り合いになりました。
値段は週末のデリ・ランチならいいかな、という価格
(大きなサンドイッチ一人前とサラダ、スープ、コーヒー二杯分、
これを男女２人でシェアすると少し足りないかも・・・)で約20ポンド、
けして安くはないけれど、
材料の良さと美味しさで、コスト・パフォーマンスは良いと言えると思います！
↓雰囲気も◎(インドア、ってかビニール・ハウスの中・笑、も有ります。)
もうひとつ特筆すべきは野菜などを使ったベイクド・ケーキの豊富さです。
おなじみのキャロット・ケーキだけでなく、
クージェット(ズッキーニ)を使ったものやかぼちゃを使ったものなど
たくさんあってどれも美味しそう(甘そうだけど・笑)でした。
本日はお腹がいっぱいでケーキの調査(笑)が出来なかったのですが、
スープの美味しさに気をよくしたので「また来る」と心に誓い、
写真だけとって後ろ髪引かれながらあとにしました(笑)。
なお、ここにはガーデニング・グッズと共に
おしゃれな雑貨(フレンチ・シャビー系←好み・笑)も少し置いてあります。
コンセプトは解るんだけど、お値段がねぇ・・・というところは否めませんが、
マドンナさんたちがお客さん(とは誰も言ってない・笑)なら仕方ないでしょう・・・。
すぐ上のリッチモンド・パークにはこれまた有名な
眺めの良いカフェ(こっちはお茶処・笑)とレストラン(でもこれも高い)
ペンブローク・ロッジ(Pembroke Lodge)があり、
週末のお天気な日(イギリス人的には曇り全然OK・笑)ともなれば
うじゃうじゃと人が。
でも、その価値があるのでしょう。
私の想像では「眺め」を別とすれば
ピーターシャム・ナーサリーに総合軍配じゃないかな、
と思っているのですが、行ったことはないので、
ちゃんと調査してから書きます、次号を待て(笑)。
いやあ、あるんですねえ、美味しいカフェがイギリスにも(笑)。
おっとカフェじゃなくて、だからティーハウス！・・・なのでした。
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