いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ハム・ホックとレンズ豆の煮込み

そんなに寒くないロンドンです~。
関東地方と比べたら、すこーし寒いかな?くらい。
現在は日中5℃~6℃まで上がります。
 
さて、本日はハム・ホック
豚足のハム(正しくは豚のかかと部分の肉のハム)です。
 
週末に買い物をするときは
いろいろと予定が入っていたり
イレギュラーが発生しやすい土日に慌てなくても済むように、
日持ちのする食材を調達しておくのですが、
今回もそんなのを探しててふと見つけた逸品です。
 
何度かガストロ・パブやモダン・ブリティッシュのお店で
前菜に「ハム・ホックのテリーヌ」というのを頂いたことがあり、
モノについてはその独特の風味と食感と共に知っていました。
 
でも、スーパーにこのようにして売っている↓↓
 
イメージ 1
↑"調理用材料"
10時間優しく煮込んだハム・ホック
レンティル(レンズ豆)とリークとひょいっと煮込むだけ!
マスタードで引き立たせて!・・・・・てな感じが書いてある。
 
 
つーことは、モダブリやフレンチ由来というより、
イギリス料理でもポピュラーなのかいな??
 
これ、とある別のスーパーあたりにフツウに置いてあれば、
「伝統的英国食材」なのね、と思えるのですが、
ウエイトローズ(ちょい高級なスーパー)ってグルメっぽくしてる
部分もあるからなあ・・・・と
いまいち判断がつきかねるのです(笑)。
 
・・・
 
なので結論は、現時点良く判りません。
 
英国は豚肉王国でもあるので、
その肉を余すとこなく使っていたであろうことは
想像にたやすいのですが、捨てずに煮込んで食べてた、くらいの感じかなぁと(笑)。
塩漬けにして加工したハム・ホック自体はフランス由来かも知れませんね。
 
いずれにしても好きな人はすごく好き、というのがトン足。
アメリカでも食べられているし(ソウル・フードとは言われているけど
実は捨てられてしまうモノって正肉よりおいしかったりする。)
美味しいものをよく知っている沖縄や韓国の人達の間でも大変ポピュラーだし、
ゼラチン質豊富でお肌にも良さそう、ほほ肉のように弾力もあり、
素晴らしい部位だと思うのですが、そういうわけで、安くもある。
 
面倒なテリーヌ以外にサンドイッチくらいしか思いつかなかったけど、
レンズ豆とリークと煮ろ、と書いてあるなら、
じゃあ、やってみるわよ(笑)ということでテキトウに作ってみました。
 
イメージ 2
 
作り方はとても簡単で(自己流)、
リークをテキトウに刻んでバターで炒め、ハムホック、レンティル、白ワイン
最後に水を豆がふっくらする程度に(さし水で可)入れ、
柔らかくなるまで煮込むのみ。
ハムホックは出汁。食感は楽しめますが、リークとハムホックから
出たいい出汁をレンズ豆が吸って美味しくなる料理です。
 
その後、ココットなどに分けておき、食べる前にオーブンで火を通します。
(供するにもカワイイし、
フタをしておけばいつでも温かい状態なのでココットって便利。)
 
イメージ 3
 
仰せの通りにマスタードを添えて。
いつも数種類のマスタードを常備していますが、
個人的には酸味の少ないイングリッシュ・マスタード(写真左)
(それもコールマンズ指定・笑)が
ピリリと味を引き締めてくれるので一番合うということでオットとも一致。
ディジョンでもいいけど。
ちなみに良いのか否か、トン足の臭みは全くなく、
滋味あふれる大変美味しいものでした。
 
個人的にはこれに季節のにんじんや
イギリスでは誰も振り向かない(笑)ターニップ(カブ)、セロリなどを
足しても美味しいだろうと感じます。
 
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