いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

フード・フォー・ソート、冬編

今週は雨がちのロンドンです。
 
昨日は前々から狙っていた旅行用のトローリーが
いきなり(それもコッソリと)安くなっていたのでつい2つも買ってしまい
ドロだらけハネだらけで真っ黒の街中を
(そもそもロンドンは総じて汚い)
濡れながら両手でガラゴロガラゴロガラゴロ・・・・・・・。
もう一本腕が欲しい・・・。
 
やっと乗ったバスの中でも気を遣いながら
(でもロンドンの街中は観光客だらけなので荷物には
まあ寛大、というか慣れている)
ドロだらけの子供の靴に蹴飛ばされたり、犬に舐められたり、
巨大ベビーカーの車輪に踏まれたり・・・・(号泣・笑)
 
注 : コレ、全部バスの中の話ですよ・・・。
 
注 : ロンドン(てか英国)では、子供と老人と犬
   何をしても許される存在 (ある意味素晴らしい) なので、
    じっと我慢していなければなりません。
 
・・・・・・・・。
 
そして、今回も出ましたよ、ロンドンバス・・・・。
もう真っ暗になった見知らぬバス停で「突然止まった」時は
みんな震えているは、ドロだは、暗いは、雨がまた来そうなのに屋根ないは、で、
号泣を通り越して頭に血がのぼって寒くありませんでした(笑)。
 
あーあー、安いものをゲットするのも考えモノ・・・
でもね、自分のせいです、全部・・・(全然めげてませんが・笑)。
 
さて、気を取り直して、今日は
フード・フォー・ソート再び、冬調査編、です。
 
以前レポートしましたが、半年以上経った今でも
使える優秀なお店と感じたままです。
 
▲イートインは狭~いところに相席で、
▲ちょっとわかりにくいシステムで(慣れればどうってことないが)、
▲全く肉系ナシのベジタリアン(乳製品は有り)で、
▲オーガニックでもなく、がちがちの地産地消でもなくて、
▲調理法はだいたいいつも同じ(笑)で
▲値段も超安い、というわけではないけど、
◎◎◎大都会値段としてはC/Pが大変良く、
◎◎◎何より美味しいのでほんと、何度でも行ってしまいます。
 
結論、確かに基本は旬の野菜で、
夏とは違うものが出てきていて、今回も美味しかった。
 
今回テイクアウト(英語ではテイク・アウェイ、又はトゥ・ゴーto go)
で買ったコーニッシュ・ベイク、という
大きな白いんげんと根菜類をディルの香りとミルク系で煮込み
チーズをかけて焼いたものが新鮮でした。
トップにおーきなクルミが乗っていた。
これも季節な感じです。
 
ちなみに、一緒に買ったヘビー・チョコレーティなブラウニーは
このデカくるみのチョコまぶし、という感じで、
ブラウニー部分が足りずに不満、でした。
生地自体はとても美味しく、
夏にはブラウニーを買っていないので、調査続行します(笑)。
 
さて、このコーニッシュ・ベイク、
確かに、コーニッシュ・パスティ(ペイストリー)という有名な郷土料理
(ミートパイみたいなやつだが、根菜、特にカブがメイン、パイ生地も独特)
の材料を彷彿とさせ、美味しかったです。
ちなみに、コーニッシュとはロンドンのずーーーーっと南西の
海の近く、コーンウォール地方のことです。
 
しかし上記のリンクwikiのパスティ説、異常に詳しい(笑)
でもこれ自体はショート・クラストの少し重めの生地と
中のぼんやりカブ味と
何より牛の煮込まれたカタマリっぽいのが少し苦手なので、
私自身はそれほど感激するものではなかったです。
ただ、「食べられればなんでも幸せ」、「残り物はちゃんと活用」という側面を持ち、
日本で言えば誰もが懐かしむおにぎりのような存在の、
食文化の良い面を思わせるものでもあるので
愛すべきものだと思います。
 
ところでカブは英国ではなぜか軽視されている食べ物。
貧乏人のイメージがあるとか。
確かに薄味の滋味あふれる出汁で煮込んだほうが
美味しい野菜かも(蕪蒸しとか、もう最高ですよね・・・じゅる。笑)。
 
さてさてもうひとつ、テイクアウェイ以外にランチに食べたのは、
またまた醤油としょうがの炒め野菜・・・・↓↓
 
アジア人の悲しい性(笑)。
イメージ 1
 
 
下に少し玄米を入れてもらって。
(これ、玄米の量に関わらず最終的にはてんこ盛りにしてくれるので、
野菜をとるか、玄米をとるか、いつも悩む・笑)
 
もう何が入っていたか、定かではないけど、
にんじん、クージェット(ズッキーニ)、ベビーコーン、ブロッコリ、
カリフラワー、玉ねぎ、キャベツ系??少なくとも7~8種類はカタイ。
サラダは葉っぱを除いていつも三種類
(いつもメインと共に3種類有って好きなものを選べる。このように全部でも。)
今日は・ベビーポテトとなんかのサラダ、
コールスローみたいなのにひとひねりしたもの、
・ワイルド・ライス系のサラダ、です。
野菜炒め(しょうが焼きの味、いいセン行ってる・笑)の味も
サラダ・ドレッシングの塩加減もちょうどいいです。
 
そう、アナタも感じたでしょ?、
いつも見た目「誰が食うんだよ?」と一瞬思いますが、
ほどなく、すっかり、きれいに無くなります(笑)。
 
ちなみに、テーブルの上には、オレンジ&レモン水が置いてあり
コップをもらって飲めますが、水道水ですので慣れない方は
お気をつけて。
 
さて、★季節モノ
今日はニールズ・ヤード・デイリーNeal’s Yard Dairy
(イギリスのチーズ専門店)の店先です。
前を通るとブルーチーズのにおいがぷんぷん。
 
イメージ 2
↑「クリスマス用チーズ、まだ注文出来ますよ」、てか、「しろ!」、と書いてある(笑)。
 
バラ・マーケットにもある超有名店ですが、
小さなこちらのお店が発祥。
同じ一角にある日本でも有名なニールズ・ヤード・レメディとは
「場所が同じだから、名前も同じだけど、全然関係ないの」
というイギリスならではの命名なのでした(笑)。
同じ会社と思ったのは、私だけではあるまい
 
フード・フォー・ソートとは目と鼻の先
チーズ(発酵食品)とレメディとベジタリアン
なんとなくいい感じになってほしいわ(笑)。
 
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