いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

オックスフォードストリート2大デパートのフード・カフェ

今週末はまた寒波が来る、ひえーー、というウワサのロンドンです。
 
気がつけばもう12月も半ばを回ってしまったではないか・・・・。
 
若い頃から師走は殺人的スケジュール
           (で、年明け体をよく壊す・笑)
だったが、それは今でも変わってない・・・・。
 
さて、渡英して半年、
ずいぶんたくましくなりましたが、当初はこれでも
何をするのも (ランチひとつするのも) ひと苦労でした。
 
海外はどっちかというと慣れているものの、
なんというか、語学に自信がない上
(なんといってもイギリス&ロンドン独特の生活英語がある)
サンドイッチとフィッシュ&チップスしか食べ物がない
と、思い込んでいたし、
私ひとりだけがロンドンを全く知らないエトランゼと思っていたし、
(今は区別が付くが、実際は、ロンドンのど真ん中は観光客だらけ。
この思い込みは最初に暮らしたシンガポールでもそうだったのに、
学習しないヤツ。)
更に、一人の時はスリや悪い人(?)を気にしてびっくびく・・・。
話しかけられたら
「こういう時はこう返して・・・・」などと臆病に考えていたり。
 
いや、随分たくましく、いや、ズーズーしくなりました(笑)。
 
今や一人でも▲バスの中で寝てます▲(笑)。
♪ブッブーッッ♪ (駄目ブザー)
(私は半寝が出来る体質で、なおかつ寝方(?)、場所、
いろいろとコツがあるので、初心者は絶対マネしないで下さい。
てか、ロンドナーも寝てないし・笑)
 
前置きが長いですが、そんな時にとても助かった
「オックスフォード・ストリート=メイン観光ストリート」の2大デパート、
セルフリッジスジョン・ルイスのカフェ(ちゃんとした食事が出来る)を
ご紹介します。
 
マークス&スペンサーなどの他の大きなデパートも軒を連ねていて
ブランド街ニューボンドストリートも近く、
ザラやGAP等の異国チェーン(ユニクロMUJIも有る)のみならず、
ブリティッシュブランドも殆んどここ、
およびここと交差するリージェントストリートに網羅(リバティもここ)されており、
ショッピング目的の方はかかせないストリート。
(ただし、1日2日で全部回るのは無理よ(笑)。)
 
さて、ちゃんとしたカフェがそれぞれのデパートにもありますが、
まずはこの2店がお薦め。
不案内な旅行先で、デパートのフード・カフェはなんでもあって
セルフ・サービスだし、気が楽という意味でとても助かる筈。
(今は「高いから行かない」などとオンをアダで返してますが・・・笑
でもこの辺のレストランはもっと高いので旅行中は良いと思う。)
 
ジョン・ルイス「The Place to Eat」 5階(日本で言う6階)。
ばっちり英国料理、というわけではありませんが、
殆んどの英国人がお気に入るタイプ。
(余談だが、吹き抜けのエスカレーターがすごくコワイ。)
 
最初にケーキ等甘モノコーナー、
スコーンにクロテッドクリーム、クリーム・スライス、カップケーキ、
キャロット・ケーキなどティピカルな英国スイーツもここで選べます。
 
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↑スコーンは大きいタイプ。
 
温かいものコーナーには英国カフェの定番
「今日のスープ(見た目いまいち・・)とパンセット」(£4.5)、
パスタ(と言ってもいつもペンネのみ、でも単なるボロネーゼとかカルボナーラとかでなく少しだけ凝ってる)
3種(見た目いまいち・・)、
ビーフラザニア(絶対いつもある・笑・見た目美味しそう)や
チキン(塩かければ絶対美味しい・笑)などのロティサリーをメインに
葉っぱのサラダのセット(£10前後)、
シーフード(結構立派)のグリル(焼いただけ・注文後調理なので時間かかる)と
葉っぱのセットなど、£10以上(一番高いコーナー)しますが、
これが意外にそれなりの見た目、と量。
塩を加減すれば日本人的にもオッケーそう。
(,でも、唯一押せるサーモンも養殖なので、
わざわざ魚国日本人が旅行で食べなくても・・。)
 
反対側のコールド・コーナーには
キッシュ又は野菜やシーフードのテリーヌ仕立て、ラムのコットレット
海老焼き、などにサラダ(写真↓)を2種のセットが£10弱。
 
私はここでメインなしの選べるサラダ4種(5種中)(£7.95)、
オプションでハンドカットのパン(£0.75、これはなかなかいけた、
この日はブラウンブレッド、ホワイトブレッド、サルタナ・ブレッド、
ポピーシードとローズマリーの塩気ブレッドの4種から2種切ってもらう。
こういうトコにしては美味しい。)
イングリッシュブレックファーストティー(ポット £1.85=高め)を頼んで
トータル10.55ポンド、TAX込み。
うーん、安くはない、やっぱり(笑)。
でも、長居も出来る、トイレもキレイ、気分も良い、ということでアクセプト。
 
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↑サラダは一応味付きだが、ドレッシングと塩で自分で変えて、→→美味しい(笑)
ビートルートと紫キャベツのザワークラウト系、いんげんとさや、ひよこ豆とワイルドライス、フェンネルざくろとフェタ。
 
 
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↑英国はどこでもそうだが、決められた場所では子供に大変フレンドリー
 
ここはとてもキレイで広いので、混んでいてもまず大丈夫。
働く人も多く、終わったテーブルなどすぐ片付けてくれたり、
(でも、はよ帰れよ・・、といったプレッシャーは全く受けない。)
全般、とても親切です。
下のセルフリッジと比べると設備・係りの人ともに勝っており、
(お上品、というのかな)そういうのが大事な人にお薦め。
 
5階(実際は6階)から外も見えて明るい雰囲気ですが、眺めは特に良くない。
蛇足ながら、同じ系列のデパート
同じく外せないチェルシー地区キングスロードの出発点、
スローン・スクエア駅前のピーター・ジョーンズのカフェは
更に(値段が)高いが、眺めはピカイチ
 
ただし、サラダの写真の下にも書いたけど、どちらも
食べ物のレベルは・・・フツウです。
(若干ピーターの方が高いだけあって上、ケーキ類は一緒)
でも、難なく食べられるレベルではあります
(塩・コショーは席に置いてある・笑)。
 
■セルフリッジスのカフェ「Food Garden Cafe」 4階
こちらは英国人マストのものだけでなく、むしろワールドワイド。
スープ&プレッツェル、サラダバー、ケーキ、カレー、中華、パスタ、サンドイッチ、
ジュース・バー、クレープ、等等と「しっかり食事」色が強い。
同じとこにスタバも有り。
(繋がってないのでコーヒー等の持ち込みは微妙)
(ちなみに、一番小さいサイズのラテは、この国では「トール」(£2.1)です。
ロンドン・プチ・情報でした・笑)
 
英国人でも人に寄ってはタイ料理、日本、中華などの
オリエンタル・フレーバーが大好き。
事実、市内にはエスニック料理店(彼らはそう呼ぶ)がたくさんあり、
英国人も大変多いです。
よく行く屋台のタイ料理店なんていつも英国人の行列よ。
 
さて、かくいうワタクシ、
そのタイ料理のパッタイを食べるため、実は当初さんざん通ってました(爆)。
 
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これは中華?のコーナーにあります。
(オリエンタルと称して、インドネシアのゴレンも中華もみーんな一緒・笑)
今はロンドンの行き付けタイ料理店(屋台含め多々有る・笑)で半額くらいの
美味しいソレを食べられることが解っているので行きませんし、
画的にも現地ホンモノ版と比べるとイマイチなのですが、
味的には許せるのです(かなり甘め。そして高い。£10前後)。
(すいません、私、パッタイにうるさいんです。)
ただし、コレ(味)がねえ、、、、作る人に寄るのよ。
 
この中で、鍋を豪快に動かせても、男性シェフは実はいまいち、
内緒ですが (じゃ書くな・笑) この中に小柄な女性のシェフがいます!!
この人は何を作っても美味しいんです。
味付ける時の出来合いのソースの量をケチらないためです(よく見てるでしょ・笑)。
味のしない異国(しかもヨーロッパ)のオリエンタル料理って最悪だから(笑)
 
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 ↑内緒だよ(笑)
 
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↑当初、このチーズ・ケーキに感動(素材が良い)・・・今考えると少しくどい(笑)。
繊細さ、という意味では日本の勝ちですね、ケーキは。
 
セルフリッジスのフード・ホール(デパ地下、でもG階)は
一見の価値がありますので、食事に対する意識は高め。
その意味でも他のデパカフェとは一線を画しています。
 
ただ、上記ジョンルイスの同経営にも高級スーパー
ウエイトローズ(グルメ志向)があるのでなんともいえませんが。
 
ここも広いですが、設備・従業員(フレンドリーですが)ともに若干
ジョン・ルイスの勝ち。トイレも少し離れていて、しかもいまいち。
   (ちなみに、総じてトイレ事情の悪いロンドンで
   一番豪華かつお薦めかつ一見の価値のある
   デパ・トイレはフェニック・高級デパートです。)
 
でも、味は若干こっちが勝っている。
なので、旅行者にどれが一番いいのか、微妙ですので
以上の"雰囲気"で判断してください。
 
 
 
カフェ全部に共通することですが、飲み物は日本と比べるととても安く、
旅行中であれば飲みなれた硬度のボトルウォーターか
温かい飲み物を調達するのがお薦めで、高くても£2有ればすみます。
これは都会料金がなく、郊外とほぼ同じ価格。
(もっともこの2店には水道水のサービスは無かったかも;
しかも、水は高かったかも・・・・)
 
今日ご紹介した両デパートには
それぞれ他の個別カフェ、個別レストランもあります。
他の名だたるデパート、
ハーヴィー、フォートナム、リバティやらにも
館内にイート・イン・コーナーはたくさんありますが、
一堂に会してないし、お値段がお気軽ではありません(笑)
ただし、高級デパートのイート・インは面白いことは面白いです(見るだけでも)。
 
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