いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

チンして飲む市販のスープ

フランスからロンドンへ帰ってきたのはこの1月1日、
この日は日本と同様、フランス中がお休み、本気でお休み(笑)ということと
南の田舎の小さな駅ではそもそも食料の調達が思うように出来るわけではなく、
(フランスなのに)悲惨?な食事の1日となった。
 
パリに戻る特急電車の中では、これを予測して、1日前のバゲット
無塩バターとバイヨンヌハムを挟んだ、自作のサンドイッチ少しと
駅の自販機で買った、長持ちタイプの袋入りベルギー・ワッフル1個、
それに1本のエビアンを分け合って飲んでた。
(でも、材料が良いため、結構美味しかったりして・・・)
 
それが無くなると、今度はパリで買っておいた
美味しいショコラ・・・や自販機ポテチ。
これも途中までは良かったんだけど、
私はお菓子やスナックをごはん代わりにすることが出来ないので、
だんだん飽きてきた。
 
さて、今度は夜ごはん。
 
程なく暗くて寒いパリのオステルリッツ駅に到着すると、
(ホテル代のバカ高いパリに)ストップオーバー?することなく、
即効ロンドンへのユーロスターが出る、北駅へ。
 
ここではさすがにいくつかのブラセリーやサンドイッチ、パンのポールなどが
空いていたのだけど、もうバゲットはいいや状態。
(ちなみにオットは全然平気で、またまたジャンボン(ハム)入りの
バゲットサンドを美味しそうに食べていた・・・)
 
パンやお菓子以外のものは無いのか・・・とユーロスターの食堂車に
探しに行ったら有った有った、救世主!!
イギリス製でいい(笑)~、求めていたのは、キミだよ~~!(笑)
 
イメージ 1
↑野菜たっぷりで野菜の大食いイーター(私)も満足・・・
 
チャンキー・ベジタブル&パール・バーレー スープ
(やっと今日の本題・笑)
訳すと、野菜ゴロゴロはと麦入りスープ、です。
チンして出してくれるだけだけど、、、
わずか3.5ユーロで温かくて野菜がたっぷりで、
なんか、久々食事した~、って気にさせてくれた・・・・。
 
イギリスもフランスもおそらく欧州全部が、スープは必ずある国々。
電車の中にも有るだろうな、と思ったらやっぱり有った。
 
ということで、お星様付きのレストランに行ってもそれはマレなこと。
日常のたいていはこんな安くて美味しいものを求めて
スーパーやマーケットをうろうろしています。
 
コンテナの外観に見覚えが有ったので、探してみたら、有った有った。
スーパーでフツウに売ってて、2ポンド以下だったと思います。
ユーロスター車内もボッタクリではないことが解ったし、
何より、この価格でこの量は安い。
 
こういう丸いコンテナ入りスープは他にもたくさん有って、
大定番のトマト&バジル(カフェやパブなども殆んどこればっか・・いいかげん飽きた・・・笑)
定番のリーク&ポテト、マッシュルームクリーム、(グリーン)ピー&ハム、
チキン&ベジタブル、フレンチオニオン、キャロット&コリアンダーなどなど
見つけるのに苦労はしません。
(しかも、スーパーやブランドが違っても野菜の組み合わせは全く同じ・笑)
どれもこれも大変安い。
そして、科学調味料も入っていません。
今は自分でスープを作りますが、渡英当初のホテル暮らしの時には
とても助かりました。そこそこ美味しいし(塩は要るけど・笑)。
 
このスープの材料は、ジャガイモ、にんじん、スウェード(根菜)、赤レンズ豆、玉ねぎ、
グリーンピース、パースニップ(根菜)、セロリ、グリーンキャベツ、生クリーム、
精白はと麦、辛口白ワイン、ペコリーノチーズ、トマトペースト、塩、バター、
ガーリック、イングリッシュ・マスタード、白胡椒、ザッツイット!(おしまい!)、です。
 
イメージ 2
野菜率がなんと50%、はと麦は1パーセントと書いてありますが、
実際はもう少し多い感じがします。
これがモチモチっとしていいアクセントになってます。
オットはペコリーノが入っている味があまり好みでない、と言っていたので
万人受けするかどうか判りませんが、私はまあまあイケルと思う。
(安いってのが美味しく感じる秘訣!?・笑)
(しかもやっぱり*塩足さないと味しないけどね・笑)
    *でも薄味なのは良いことだと思います。自分で調節出来るし。
 
この際、電子レンジでチンでもなんでもいいです・・・
寒い日のランチには、
日本では高くついてしまうこういうスープと美味しいパンとバター、
それにほろ苦のマーマレードが有れば♪ご機嫌な私でした。
(ってパディンドンじゃないんだから・笑)
 
それでは皆様も美味しい週末を!!
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス旅行へ
(↑URLをクリックしてね♪)