いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ル・フォワグラ・アンティエ・ミキュイ

年末からお正月にかけてのフランスへの旅行は、
せっかくヨーロッパ(の一端)に短い命で?居るのだから、
地の利を活かそう!、というものでした。
(それを言うなら、ロンドンの初クリスマス体験も有りなのに、
あっさり大陸に渡るあたり、フランス信者・笑)
 
今は昔(笑)、庶民の贅沢「新婚旅行」の際、イタリアのフィレンツェで食べた
旬の現地のトリュフがあまりにも美味しかったのが忘れられず、
以来、我々は「食は旬・現地」という呪文から逃れられなくなっていて
どこで暮らしてもそのオキテを破り(れ)ません(笑)。
 
で、今回は、フランス南西部の産地で
旬のトリュフとフォワグラを食べようっ!
だって、パリでは手が届かなくても、現地ならきっと安く美味しく食べられるはずっっ、
・・・・というコンセプトでした。
(その前に南西部まで行く交通費がかかってるが・笑)
 
でも、果たしてそれは叶えられました。
 
2人ともちんぷんかんぷんのフランス語相手に
初めてのフランスの電車の旅、珍道中
(途中、予定してた電車が無かったり!!)、結構大変(笑)の中、
現地に行っただけのものが得られた、という印象です。
 
今日はそのうちのフォワグラ編。
以下、写真とともにご紹介。
 
ル・フォワグラ・アンティエ・ミキュイ
 ↑フォワグラ以外は暗号にしか見えないけど(笑)
半生の、正しくは低温殺菌された、丸ごとのフォワグラのことだそうです。
 
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フォワグラの3大産地ペリゴール地方(ドルドーニュ県)は
ペリグー市の有名レストランで食べた、ミ・キュイ。激ウマ。
「今まで食べていたのは何だったの?」系。
日本でも高級フランス料理店で食べられるものだと思いますが、
少なくとも私がバブルの頃行って食べていたソレとは全く違います。
もっとも今と違ってその頃はこれとはおよそモノが違う、
フォワグラのテリーヌだったり、再成形されたもの(bloc)だったのね、と
改めて気づいちゃった(笑)んですが、それにもまして、
おそらく もっとも違うのは鮮度
 
 
さて、私はアルコールがダメなので、ワインも無知ですが、
それゆえに甘い貴腐ワインをデザート感覚で美味しいと思っています。
中でも初めてボルドー市で飲んだソーテルヌの高級品(一口だけ・笑)は激ウマでした。
「おおっ、これはちょっと、日本の、はたまた、安い貴腐ワインとは違うぞ・・・」と(笑)。
一般的にはこれをフォワグラに合わせる、とされているのがとてもよく理解できた。
 
ところがですよ、今回実は、産地ペリゴール地方のレストランで
フォワグラにソーテルヌが出てくることは皆無だったのです。
(星付きのところでも)
では何が出てきたかと言うと、ソーテルヌと同じように甘いワイン
モンバジャック、というものでした。
(貴腐もあるし、フツウの甘いワインも生産されている)
 
それほど高いものではなかったので、高いほうのソーテルヌと比べると
やはり負けますが、手ごろ価格のソーテルヌで有れば、
私のつたない舌力?では全く遜色ないものです。
想像するに、モンバジャックの良いものは、もっと美味しいと思う。
 
いや、これは単なる感覚ですが、
ペリゴールでフォワグラに「ソーテルヌくれ」と言ったら、
むしろ笑われる、というかフツーに奇妙なんじゃないんかい?
・・・・とまで思いました。
 
ということで、このレストランでは、
その甘いワインをゼリー状にしたものも付け合せでついてきました。
これがまたよく合う。絶品です。
フォワグラにはつきもののフィグ(いちじく)のコンフィなどと共に、
瓶づめでも売られていたので買ってきました。
(商品ではモンバジャック・コンフィ、と書いてあった)
 
となると、これに合わせるために
フォワグラも買わなきゃいけないじゃないの(笑)
 
この時期、この地方ではあちこちで特設のフォワグラ&トリュフ市が
開かれています。中でもペリグー市のものは有名で大変見がいがありました。
 
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フォワグラそのものやそれをとったあとの鴨さん自体、ガチョウさん自体、
マグレ(胸肉)、首の肉、心臓などの内臓肉、リエットなどの加工品、さまざまです。
クリュ、と呼ばれる、生肝臓そのものがそのままの形で売られています。
これが、大変に安い。あまりの安さにこの足で電気屋に行き、
真空パック機と冷凍庫自体を買おうかと思ったくらいです(ウソ・笑)
 
まあ、それはここに住まわぬものの叶わぬ夢、として、
(買えたとて、うまく調理できる気もしないし・笑)
見つけてきたのがこのミキュイの瓶詰め、でした。
ガチョウのは見つからず、鴨で我慢(笑)。
 
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↑要冷蔵ですが、調理要らず、このままで食べられるのが良いです。
現地のミキュイには叶いませんが、かなり美味しかったです。
 
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フランスは食の法律の厳しい国ですから、逆に安心して購入することが出来ます。
実はフォワグラも奥深く、ミキュイより一般的な加熱調理されたものもあり、
こちらはワインのように熟成もしていくのだとか・・・。
うーん、庶民&外人に、これ以上の探求は無理かな。したいけど(笑)。
 
さて、ロンドンブログとして、おまけで書いておくと、
冬のバラ・マーケットでも買えます   (ただし、値段は倍!・・・までは行かないか・でも高い・笑)。
先日、モンバジャックと共に発見しました。
 
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↑さまざまなフォワグラが並びます。
ガチョウのものもありますよ!
 
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ここにもソーテルヌは常設のほうに少し置いてあっただけ。
(ペリゴールの)フォワグラ+モンバジャック、
フツーのフランス人にはこっちのほうがフツーなんじゃないの?
との疑いをますます濃くした私です。
(ま、所詮、無知のたわごとです。)
 
おまけ、
ガバージュ(強制肥育)によってフォワグラにされた鴨さんの胸肉は
マグレ・ド・カナール、といってやはり脂の乗った美味しい肉という
意味のブランド?ものです。
(余談だが、この前BBCでナイジェラさんは
「みんなマグレを食べるけど、私は脚が安くて美味しいと思うわよ」と言ってた。)
 
こうなった鴨さん(正確には野鴨と家鴨の掛け合わせ)は
モトの野生の彼らとは別物。
市場ではカットされた肉だけでなく、丸ごとの姿を、何度も、
まざまざと見せ付けられました。
食べておいてなんですが(←この一言に尽きる・笑)
人間の飽くなき食への執着ってすごいですね・・・。
 
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