いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ネイティヴ・オイスター(ウィッタブル)

この週末は車を飛ばして(いただいて・笑)
海辺の街に旬の牡蠣を食べに行って参りました。
 
いいんです、今回は運転手=恩恵?享受者
そう、牡蠣ラブ2のオットも、フランスでさんざん食べて浮かれていたのですが、
いやいや、地元(英国)で旬に食べてないじゃん!、ということで
私が無理やり計画したのです。
 
だって、そもそもはやっぱり
この近くで比較的大きなアンティーク・フェアー(二度目・・)が有ったので・・・。
(ウチの旅行はアンティーク・フェアで決まる・笑)
 
運転手、即、快諾(笑)、
アンティークフェアと牡蠣と、盛りだくさんの週末となりました♪
 
今回の情報源はジャーニーさん(在英人向けの新聞)に
昨年夏ごろ載っていた記事(リンク先→pdf(重め))。
以下、この記事からの抜粋も含ませていただき、
大変美味しい英国原産の牡蠣のご紹介です。
 
ウイッタブル(Whitstable)はロンドンから東に1時間半くらい走った
海辺の小さなカワイイ街(ほんとにカワイイ)。
 
でも今回宿泊場所を探すのに苦労しました。
もともとこのハーバーの近くはホテルを含む宿泊施設の絶対数も少ないのですが、
更になんとこんな真冬に混んでいる、ということ。
もしや(てか絶対)、ウチと同じく、
皆さん真冬にしか食べられない
このネイティブ・オイスター狙い???
 
もうひとつ、1泊で受け付けてくれるB&Bやバンガローなどが殆んど無く、
みんな2泊以上からだからです。
(夏は一週間単位)
 
昨今、過疎化の進む英国の海辺の街、とも言われているらしいですが、
この週末を見る限り、ウイッタブルは大丈夫???
(でも実際のハイ・ストリートは閉店してしまったと
思われるお店もちらほらありました。)
 
さて、ウイッタブルには2種類、牡蠣があります。
 
■ひとつは、日本と同じ種類の真牡蠣
 日本で言う岩牡蠣(夏牡蠣)とは違うのにこれを英国では
 ロック(岩)・オイスター、と言っています。(日本人的には)ややこしいのよ。
 
■もうひとつは、フランスのブロンと同じ、ヒラガキ
 ウイッタブルの牡蠣はもともとこれ、
 これがネイティヴ(地元ッピ)オイスター
 つまり、この海で生まれ育った(原産)牡蠣です。
 
今ではどちらも3~5年かけてここで育てられた(養殖)モノですが、
原産と品種が違う、ということですね。
 
結論から言うと、牡蠣狂のオットいわく、
牡蠣くささが濃い真牡蠣のほうが好みだったそうなのですが、
でも、今回これを覆された、というのがこの、
ネイティヴオイスターらしいですよ。
 
フランス人はブロンブロン、とギャーギャー騒ぐけど
フランス南西部で食べても、パリで食べても
(もっともブロンで食べてないけど・・)
真牡蠣のほうがいいな」と言っていたオットが
今回、「失礼しました」と言いました(笑)。
 
それほど美味しいのだそうです。
 
イメージ 4
↑海辺のレストランで最初に食べたネイティヴ。感動していた(笑)。
 
イメージ 1
↑両方とも試してみなくっちゃね。
でも残念ながら、これはフランス・アルカッションの勝ち・・・
てか、これは日本で喰えって?(笑)
 
イメージ 2
↑違うお店で。やっぱり、ネイティヴが美味しいだそうだ・・・。
 
ちなみに私はいつの頃からかアレルギーというか、
生牡蠣が体質的に完全アウトなので
生食の感想が書けません。
 
でもその美味しさは知っているのでいつも指をくわえて
見ているのですが、火を通せば大丈夫ということで、
今回焼いたネイティヴオイスターレストランでとってみました。
 
イメージ 5
↑フローレンス風の牡蠣グラタンですね。
 
味はどっちがどうとは言えないと思うのですが、
この焼き平牡蠣は
日本の真牡蠣との違いがあきらかで、
食感はちょうどハマグリとか大きなアサリとかいった感じです。
日本の牡蠣フライでいうところの「ぐにょり」感があまりない。
 
そして採れた場所の栄養分が良く→味も濃いとなれば
これは美味しいだろう、というのが印象です。
 
ちなみに、この、世にも美味しいネイティブ・オイスター
採れない7月にウイッタブルの牡蠣祭りがある
というのだから、不思議です。
漁師(牡蠣師)がヒマになるとか、
セントなんとか言う牡蠣の守護聖人の記念日だとか
諸説買いてありましたが、ネイティブ・オイスターを食べないと
観光としてのウイッタブルに行く意味はないかも・・・・。
(地元のお祭りの日程にケチつけるつもりは毛頭ないけど・・・)。
 
というわけで、今回行ったレストランも全てなかなか良かったので
カワイイ街のご紹介とともに後日のせます。
 
おまけ
磯辺ウイッタブルにはもうひとつ隠れた名物があります。
シーフードの屋台でも皆がつまんで食べていた、Whelk(s)、
つぶとかバイとか呼ばれる、歯ごたえのある貝です。
 
イメージ 6
↑バターと醤油で、おつまみに。美味しい。
 
おまけその②フィッシュ・マーケットで買える、ネイティヴオイスター
イメージ 3
↑漁港にて潮風に吹かれながら・・・・・・・・・・・・寒い。(笑)
 
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