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食オタク主婦ブログ

エルダー・フラワー・コーディアル紅茶とピムス

今日はロンドン大雨で寒く、なんだか適さない感じなのですが、
イギリスの夏の飲み物、のご紹介。
 
「エルダー・フラワー・コーディアル」というのは、
エルダー・フラワーの花房を砂糖と水で煮詰めてエキス抽出、
濃縮した液のことで、独特のものです。
これを氷水とか、炭酸で割って飲む。
イギリスだけはなく、北欧等でも飲まれているようです。
(はっきり言って、花の香りをつけた煮詰め砂糖水だけど・・・)
 
でもその香りは、、、もしかしたら好き嫌いがあるかも知れませんが、
なんとなくマスカットと花を混ぜたような感じで私は大好き。
お花も白くてちっちゃいのがごしょごしょ集まった感じでかわいらしく
6月ころ、ロンドンでもあちこちでよーく見かけます。
日本でも親戚のお花(ニワトコというらしい)を
見かけたことがあります。
 
これとは別に同じ花を使って作る
「エルダー・フラワー・シャンパン」なるものもあって
こちらはかるーい発泡酒
ま、混ぜといたら発酵しちゃった、という類の
昔からある飲み物のようです。
事実、花からイースト成分が溶け出すのだとか。
ほんと、お酒ってそもそもは自然の産物。
ちなみに、「シャンパン」という名前、かの国から
クレームがついてなんと裁判にもなったらしく、
今は公式には使われていないそう。
(でも、みんなきっとまだ言ってるよね。)
 
下戸の私は専らコーディアルのほうですが、
これまたイギリスの夏の風物詩、ウインブルドンの公式ドリンク(?笑)である
ピムス(Pimm's N01)
(ジン・ベースのリキュール・甘く、いちごやレモンなどの果物や
かかせない?のはきうり!などを細かく切ってまぜたカクテルで出される)は、
少しなら飲めるので、だいじょぶかも。
これ、実母がウインブルドンではまりました。
 
夏の風物詩、ということで6月ころになると、パブに
「ピムス到来!」とか「ピムス有るよ!」みたいなポスター等を
見かけるようになります。
これを見て、「うむ、冷やし中華始めました、みたいなモンだな!」と
的確な表現をしたのは、我が父です(笑)。
 
これで日英、夏の到来を知る?わけですが、
ここ、イギリス人のウキウキ度は日本人の比ではありません(笑)。
ちなみに、前述のwikiに寄ると、ピムスNo1はジン・ベースで、
当地でもこれしか飲まれてない気がしますが、
なんとNo.2~6まで有り、ウイスキーベースだとかラム、ウオッカベースなど
いろいろあるんですってよ~~!!イギリス人でも知ってるかいな?
 
で、コーディアル、これを冷やした紅茶で割る、というのも美味しいです。
これもこの国にいる時だけのお楽しみ。
ちなみに、コーディアルは日本でも買えるようです。
簡単に作れるので、挑戦してみたいと思うけど、たくさん作ってもなぁ、と
二の足を踏み、安い市販品で満足しています。
 
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エールおたくのオットのコレクション、冷蔵庫で冷えてるハーフパイント・ジョッキを勝手に借りてね(笑)。
 
 
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