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食オタク主婦ブログ

キング・エドワード(芋)のインクレディブル・サラダ

最近、多忙でアップが滞っています。
やることが多いのはありがたいことだけど。
 
さて、今日はポテトサラダ!
イギリスは芋が美味しいので、何を作ってもおいしいのよ~
 
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材料
キング・エドワード芋
 または男爵芋(大き目の)→蒸す
フェンネル→薄切り 適量 
ラディッシュ→薄切り 適量
セロリ→薄切り 適量
    ↑以上、刻んで軽く塩もみ
刻みディル お好み
刻みチャイブ 多め
半熟~固ゆで手前のゆで卵→大きめ乱切り
黒or/and緑オリーヴ(又はガーキン、又はケイパー)→適当なサイズに
お好みでアンチョビ・にんにく(←両方強すぎるので入れるなら控えめに)
今日はこれに余ったハムを入れています。
 
○ドレッシング
・良質のEXVオリーブオイル
・イングリッシュ・マスタード(又は和がらし)
+はちみつ+サイダービネガー(orりんご酢)+塩、黒胡椒をまぜたもの
 
①キング・エドワードは塩を加えて皮ごと蒸すかゆでる
温かいうちに皮をむいて大きめに切り(手でくずすと良い)
少しサイダービネガー等の酢を加える
 
②塩もみして軽く絞った野菜とハーブ、その他を
手でさっくりと混ぜ、オイルをからめる。
 
マスタードと塩・胡椒・酢分を混ぜたものをかける。

キング・エドワードってすごく大きなおイモのことです。
ほくほくして男爵系なので、イギリスではジャケット・ポテト(ベイクド・ポテト)
などによく使われる大変ポピュラーな品種です。

イギリスでは芋の種類がちょー多く、拘りの主食でもあるので、
敬意を表して私もなんでもかんでも「ポテト」だの「イモ」だの
と言うのはやめて「品種」名を使うことにしました。
いまだに有名どころしか覚えられませんが。
(ジャージー・ローヤルとか、マリス・パイパーとか)
 
インクレディブル(incredible)、とは日本語に訳すと「信じらンない」
という意味ですが、実は、コレ、
「信じられないほど美味しいポテサラ」というよりは、
「けっこう美味しいポテサラ」と読んでください(笑)
 
まあまあそこそこ美味しかった時、イギリス人はなんて言うかというと、
ッブソルートリー・デェリシャスッ
(absolutely delicious もう、ものすごく本当に美味しいワね~)
とか、アッブソルートリー・ファンタァ~スティックゥ、
とか、日本語ではこれ以上ない褒め言葉を言う(使っちゃう)のです。
まあまあ、そこそこで、ですよ(笑)。
 
インクレディブルも「あっと驚きの美味しさ」てな場面で
よくよく使われる言葉だけど、でも、これがどの程度かと言うと、
直訳の日本語そのままではけしてないのよね(笑)。
まあ、最近は日本でもインクレディブルとほぼ同義語の
「在り得ない」が軽く使われているけど。
 
これと似たような話ですが、
私何度か「あなたの英語はエクセレントねえ!」と言われて
「んなわけねーだろ」と思いつつも(言葉汚くてすみません・笑)
当初一人でふふっと浮かれていたんですが、
これは実はきちんと解釈すると
「あなたの英語はだいたい60点くらいね」、という意味で、
しかも私の場合は既にお世辞分も含み、だったということに程なく気がつきました(笑)
 
イギリスでは、パーフェクト=完璧というのがだいたい80点、
エクセレントは70点、私の英語の場合は60点以下↓↓↓(笑)
ベリーグッドが50点、そして、グッドは・・・・ソーソーグッドはちょっとヤバイ・・・(笑)
これがたかだか1年半で私がこの国から学んだことです。
でも、この文化、けして悪いと思わないかも。
60点だとはっきり言われるより、本気の顔で
「80点だよ、すごいよ!」、と言われるほうが、よっぽどいい。
やる気をそがれないです。
もっと言うと、「生きているだけで価値があるよ」と言われているようで(笑)
 
日本のようになんでもかんでも完璧を目指す必要はないのね。
だけど反面、この調子のイギリス人が仕事の相手になる場合は要注意。
イギリス人の不動産屋相手にさんざん苦労したし、
ロイヤルのお冠付きの郵便局なんて、
何度ウチの大事な書類を失くしてくれたことか。
ほんと、それこそインクレディブルだよ。
 
それと、料理の場合は本当に美味しいと思って
インクレディブルを使っている可能性も
否定できないところがイギリスらしいところでもあります(笑)。
 
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