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食オタク主婦ブログ

Beer & Chips

Beer & Chips
フィッシュ&チップスならぬ、題名にこう書くと、訳としては
「ビールと揚げ芋」、ですが、違います(笑)。
 
英国が本当の意味での格差社会なのは言い古されたことですが、
私が見るに(←いつもの寝言)
英国人には3種類の男性がいます。
(何で格差の話からいきなり男性の話?笑)
 
その3種類は、というと、
 
①主にシティに生息する少々スノッブ(←ここ、小声・笑)机上な人々(少数)
 
②ペンキ塗ったり、トントンカンカンやったり、運んでたりする人々(その他大勢)
 
③山高帽にステッキを持ってる年配の人々(超少数)
+(①と③の中に隠れている上流系の人々)
 
この人たちが酒場(パブ)やカフェでそれぞれ何をしているかというと、
①ワインなんかを飲んじゃってる
 
②ビールをぐびぐび浴びている
 
マーマレードを薄いトーストに乗せて食べている(笑)、です。
 
渡英以前は「英国人男性像」なんてのを特に意識したことはなく、
強いて言えばなんとなく、
「背が高くてブロンドで色が白くてどっちかと言うと痩せてて、
「セビロ」を着こなして靴は必ずメイドトゥオーダー
で・・・・・・
てなのが、英国紳士??」程度の感覚が有ったのみです。
 
でも、ここ英国へきてそのイメージは180度覆されました
 
私が生息するカイワイ(カーブートとか、要するに庶民的なところ)が
②系だからかも知れませんが(笑)、英国人男性のおおかたって、
若い人はともかく中年以上になるとだいたいが驚いたことに、
「お腹がぼっこり出て(←注:日本人のお腹の出方とは根本的に違います・笑)、
力こぶとかがあっちゃって、むろん服装には全~く気を遣わず、
冬でもフリースの下は半袖で、とても陽気で、
女性の言う事をなんでも(理不尽でも・笑)聞いてくれて・・・・・・・
 そして、なぜかみなさんお髪が薄め・・・・・
        (↑最後の2つは①・②・③問わずかも・笑)・・・
 
 
要は、「気は優しくて力持ち」的な人が多いですよね。(偏見?)
(先の英国紳士の映像はもはや私の中では完全なまぼろし・・・)
いいじゃぁないですか。英国の世の中をいつの時代も支えている人たちです。
こんな人たちだけが、わがオットの大好きな「エール&サイダーフェア」
に集まります。(てか、オットがよそ者だ・笑)
まあ、もう、毎回、大変に陽気。
 
エールと言うのは英国独特のビールのことなので(前回の記事を見てちょ)
補足すると、ラガー系を飲む人たちともちょっと違う。
エールとサイダー、しかもCAMRAさん主催、というところがポイントなのです。
 
イメージ 1
 
だけど、我々日本人夫婦(昨日も我々だけで浮きまくり)がいたって
何をじろじろ見るわけじゃない(←これは日本人特有の行動・感覚ですが)
居心地の良さは満点。飲めない私でも楽しい。
ほらやっぱり、自分達が②系なんじゃん!(笑)
 
イメージ 2
↑お祭りはこれからです♪後ろに見えるのかビア樽
 
特にこの前のこのフェスではゲスト・ロックバンドが来て
60年代以降のロックをガンガン演奏してくれて↓、
時代にハマっていて(いや、もう少し後ですが・笑)
なおかつ重めのエイトビートが大好きな私(意外にも・・・・笑)は
£3の入場料でおおいにご満悦だったのでした。
 
イメージ 3
Good soulsのみなさん↑

(それと昨日はクラブに併設のレストランのケータリングが
*1上出来で美味しかったので、それも良かった。↓)
イメージ 4
↑このシェフも、21:00にケータリングを片付けて、21:01分には一緒にグビグビやってました(笑)。
 
ともかく、大好きなエールのことで頭が一杯でうきうきしちゃって、
「ココロここに在らず」のオットを下戸の私は
ほっといて(ほっとかれて)、
仲間?達を観察するに、以上のことを思い当たるに至ったのでした。
 
そして一様にコロコロして(でかいけど)
パイント(568ml)のエール(琥珀色)やスタウト(黒)をガバガバ飲み、
フライドポテトをガバガバ口にする彼らを見ながらつい一言、
「この人たちのこと、今度からBeer & Chipsって呼ぶ?」
と言ったら、まだ酔っ払ってないオットに大笑いされたのでした。
 
ちなみに、オットの飲む・食べる量はこの人たちの1/10にも満たないので、
That's whyオットはBeer & Chipsではありません、念のため(笑)。
 
イメージ 5
フライドポテト(英語ではチップス)の他、ハンバーガーとか、こんなの(ソルトビーフサンド)ばかりです。
でも、ここのは美味しかったよ!
 
イメージ 6
↑エールの特徴的な色です。・・・・・・飲みすぎ注意(笑)   
 
実際には、もっとさまざまな人たちがいらっしゃいます、念のため(笑)。
 
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*1:滅多にないことですが