いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

バルセロナのBARでごはん(コスタ・ガジェガその②)

バルセロナ続き、です。
(タパスのコスタ・ガジェガその①はこちら)
 
タパ&ピンチョに続き、お料理もとってみよう、ということで、
(といってもお腹は既にイッパイだったので)
店の奥のほうに新鮮な魚介類が並んでいたのを見て、
&隣のおじさんが頼んでいて美味しそうだったのを見て、
またしても指差し「アレアレ」方式にて、頼んだ
(あのおじさんが食べてるヤツちょーだい!)
英語でいうところのフィッシャーマンズ・スープから。
 
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SOPA DE PESCADO TIO PACO(パコオジサンのシーフード・スープ)
英語では「漁師のスープ」とありました。
鍋でもなんでも、いわゆる魚介のスープ好きにはたまらん味(笑)
仏系のいわゆるブイヤベースは旨みとして少し独特の臭み
(&時に多すぎるオマールの殻味)が有りますが、
これはスッキリとして臭みも全くなく、でも旨みたっぷりで、好みです♪
€11.1(\1,100円強)・・・・(ここ、料理メニューは高め)
 
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ムール貝も海老も美味しい!
ポットが小さく見えますが、貝が英国のより大きいの(笑)
 
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↑PAN CON TOMATE パン・コン・トマテ
スペイン人の「梅干ごはん」みたいな、定番品。
あまり酸味のないトマトのどろどろとオリーブオイルとにんにく、で、塩味は感じない。
良し悪しは素材にストレートに左右されます。
ここのはパンが美味しいのでいい感じ。
ほんと、どっこにでも有りました。
 
ちなみに、上のスープを頼んだ時、カウンター目の前のお姉さんに
「パン・コン・トマテ」と頼んだら、優しく笑って
「そうよ、そうこなくっちゃあネ」みたいな感じでした。
当然、スープともよく合います。
€1.75(\175円)
 
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↑POTAJE DEL DIA(直訳では本日のポタジェ)
レシートにはこうありましたが、
これはタパ・コーナーから私がブティファラという、
このカタルーニャ地方のソーセージ(血入り版のネグラ(黒))と
野菜を選び、(余計なパスタも入れてくれて・笑)
牛テールみたいな、透明滋味あふれるスープをかけて温めてくれた一品
マドリッドのほう、カスティーリャのコシード(cocid)に似ていますね、
スペイン版ポトフみたいな感じです。
ソーセージは臭みは全くなく、もろもろした食感があり、お隣のおフランスのものよりも、
味といい、韓国版のそれ、スンデに似ています。
ブラック・プディング(英国版血のソーセージ)が
苦手なオットでも食べられました。
 
てか、これ一杯でお腹一杯・・・・・。€5.1(\510円)
 
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おまけ(笑)↑FLAN DE NARANJA(オレンジのプリン)
カタルーニャなら、「クレマ・カタラーナ」(カタラン版クリーム・ブリュレ風)ですが、
他の店で食べて失敗したばかりだったので、ここでは
これまたポピュラーなデザート、フランを。
 
これ、メニューにこの写真が有ったら逆に頼まないでしよ?(笑)
 
ところが、
 
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↑ゴメン、美味しかったんですよ!
現代日本の優秀なパティシエさんには敵わない(と思う)けど
ちゃーんと とろ~りとろけるプリン&濃厚で、甘さも程良く、
上に乗っている名物のアーモンドやオレンジ皮のコンフィ(激ウマ)も効いてて!
 
期待してなかったので多少点数甘いかもだけど、
また行ったらまた頼むレベルではあると思います。
€5.4(\540円)・・・高いけど、許す(笑)
 
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↑グラス(vaso)の大きさ(小ささ)をお見せするために・・・毎回、手タレのオット(笑)
私のシメは↑カフェ・コルタード(下記) €1.25(125円)
オットはカフェ・ソロ↓€1.2(120円)
 
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スペインのコーヒーはフランス、イタリア、北欧に続き、・・・というか並び、
 
なんでこんなに安くて美味しいの!!
 
cafe solo(カフェ・ソロ=エスプレッソ)
cafe cortado(カフェ・コルタード=エスプレッソ+ちょっとミルク)
cafe con leche(カフェ・コンレチェ=エスプレッソ+半分ミルク≒カフェ・ラテ)
 
(このあとスペイン中でえんえんとソロ(オット)&コン・レチェ(私))
美味しくて安いとガンガン飲んじゃうから良くないって話も・・・・?
 
このみっつの違いをはにかみながら教えてくれた、
カウンター内のお姉さん、
我々の写真をたくさん撮ってくれたり
良く見ててくれたり、と、いろいろ助けてくれたおっちゃん、
楽しかったし、美味しかったです。
 
会計時、ワイン一杯分間違っていたのでやんわりと指摘したら、
「自分のミスだ」とチップを受け取ろうとしませんでした。
基本「自分は悪くない」と、すぐアピールする文化(どこだ?・笑)に
慣れていた&毒されていた私達は心温まるものを感じました。
バルセロナにまた来れたら、また寄るね!
 
ちなみに、店内で写真は撮り放題ですが(協力的だし)、
外から吊るし生ハムの写真だけを撮ろうとする観光客(これが多い)には
一番えらそうなこわもてのおっちゃんがやや厳しめに対処していましたので
お気を付け下さい。
 
で、バルセロナの感想ですが、
なんで英国のコーヒーってことごとくまずいのっ?!(笑)
(紅茶文化だから仕方ないか・・・)
 
スペイン記録は続きます・・・・
 
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