いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

Muntjac(鹿)を食べに行く(THE POT KILN)

週末は少し郊外のアンティーク・アーケードでいつものことながら、
8時間以上、見っぱなし、歩きっぱなし・・・買いっぱなし?(笑)
 
買い物はキライなオットもこれだけはいつもよくよくつきあってくれて、
おまけに運転手で、一緒にへろへろ・・・
せめてローカル・エール(イギリスの地ビール)を買って、
一杯、やってね・・・(と、いつも瓶エールを与えてごまかしている・笑)。でも、また行こうねぇ~♪
 
ということで、帰りには前々から行きたかった、
あのMike Robinsonさんのお店、 "THE POT KILN"へ。
(そう、アンティーク&食、これが一体になっているところが私たちの行き先。)
 
ミシュランもいいけれど、ロンドンでもシカは食べられるけれど、
英国の美しいカントリーサイドで
地元で獲れた美味をカントリー風にガッツリと、
でもその道のプロに調理してもらう、
これが一番美味しいかも、と思う、最高の食だと思う。
 
こういうことは別に英国に限らず、日本でも同じだと思うけど、
本当に美しい景色と美味しい地元のものにありつけたとき、
心のソコから幸せを感じるんです、わたし。
オットも同じみたいなので、その点は本当にありがたいわ。
 
前菜は"レストラン風・おしゃれ風"に出てきたけど、まあ、割愛します(笑)。
ちなみに、オットは野うさぎ・私は野生の鳩さんの料理でしたが、
シカ以外のゲーム(ジビエ)は、厳選された取引先のもの。
 
食べに来たのは全てマイクさん達が地元でシュートした、シカさん
シカを頼んだとき、素材が良かったし、これを頼まずして、ここで他に何を??
という選択です。
 
Ta-da~♪ (←英語でジャジャーン♪の意味)
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Muntjac(モ(マ)ンチャックって聞こえた・・)とは、小型のホエジカ、だそうです。
最初大きさを説明されたので、`えっバンビを撃っちゃったのっっ?`と
一瞬こっそり思ったんだけど、そうではないみたい。
(それどころか、地域のシカが一定以上増えないようにコントロールしているのです。)
まあ、頼む前から量は多いだろうと想像していたけれど、2人前とはいえこのとおり(笑)。
でもこれ、肉的には少ないぐらいです。
 
実はシカはもともと脂が少なく、美味しいものは大変柔らかく、味が有って
いくらでも食べられそうです。
私はもともと肉はあまり好きじゃないし、まるごとの肉はラムぐらいしか食べないのに、
結構たくさん食べました。
(当然、オットはウマイ、を連発)
Haunch、というのはオシリからもも肉あたりのこと。鹿の美味しい部位です。
 
おまけに、野菜も美味しい。
ベリーベリーブリティッシュ、彼らの完璧にオーソドックスな付け合せ、
(かりかりにローストされたガーリックポテト、
赤キャベツの酢煮、ローストにんじん、パースニップ、クージェット・・・・)
ですが、これも大変に美味しいのです。
特にキャベツは自分で作ったのと張るぐらい美味しかった(失礼・笑)
 
ちなみに、この日のスペシャルは他に、
シカのTボーンステーキ、という大変興味をそそられるものもあったのですが、
(どうもそれが有名らしい・悲)
行ったのが2時過ぎ、ということで、既に売り切れでした。うん、残念。
 
でも十分美味しかったし、お腹超一杯でデザートまでやっぱり行けなかったので、
(ちなみにデザートメニュー、ベリー・ブリティッシュなるも、そそられるものだらけでした・笑)
ここもまた再び来たい店、リストです。
腕って言うより、素材かな? な点は否めませんが、
お肉民族にお肉を焼かせれば、マチガイは絶対に出てきませんので
シンプルなものを食べれば、OK(笑)。
(別に前菜もきちんとしたお味で悪くなかったですが)。
 
↓この日も完璧なピンク
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↑画像の色がいまいちだけど・・・レアに使いミディアム・レアです。
 
それに、だってこの景色ですから・・・・・・・・↓(典型的な英国バリバリどんより空だけど・笑)
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↑英国では珍しくない風景だけど。
 
 
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外観も内装もよくある英国の田舎の(パブ)レストラン、ですが↑暖炉もあるし、温かくて落ち着きます↓
 
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↑この子だよ!と言われても、ねぇ・・・・・(笑)
 
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↑おまけ。この日は冬らしい気温(日中3℃とか)でした。お馬さんも寒いらしいよ♪
 
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