いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

土曜日はファーマーズ・マーケットへ

ロンドン、この土曜の夜から日曜日にかけて
(やっと?)大雪が降りましたよ!  今季、初。
 
といっても積もってせいぜい10センチMAXなので、
日本の豪雪地帯の方からしたら、笑っちゃう量ですが、
ベランダで真冬のゼロ℃の中、けなげに咲いていたピンクのバラちゃんを
直撃されたときは、ああ、かわいそうなことを・・・と後悔の嵐。
もっとも、英国中のバラはみんな外でこの寒さに耐えながら頑張って咲いているのですが。
 
イメージ 1
↑うー、かわいそうだけど、どうしようもない・・・・。
 
さて、土曜日の朝はまだ天気だったので、いつものファーマーズマーケットへ。
 
肉・野菜・パンはもちろん、手作りのケーキやチーズ、バター、
タマゴ、など新鮮なことこの上なし
全てがオーガニックではありませんが、
スーパーで売れ残ったオーガニックを買うよりいいってものよ。
 
ここで週末にどっちゃり、いろいろなものを買いますが、
我々が重宝しているのは、やはり魚屋さん。
近くに優秀なフィッシュ・マンガ(Fish Manger=魚屋さんのこと)も有りますが、
やっぱりこっちの方が若干上。
(というより、市場から直行してくれる、という鮮度の問題が大きいので
常設の魚屋さんでも良いときは良いのだけど。)
 
今回買った牡蠣は透明度が高く、ミルク分のバランスが良く、
極上の美味しさ・・・・・・だったとか(牡蠣好きオット評)
 
てか、生きてました♪↓↓
 
イメージ 2
↑ドーセット(イングランドの南西の海辺)産の真牡蠣、1個90P(100円くらい)
 
そして、私は「買って買って!」とみずからアピールしてきた、キング・スカロップ(ホタテ)
タマゴの大きさと比べてください。
 
イメージ 3
↑うーん、画がイマイチだけど、超肉厚です。
 
しかし、いつもいつもいつも思うのは、
目の前で英国人が(英国人の魚屋に)魚をおろしてもらっているのだけど、
一番美味しいところをガンガン捨てちゃっている事実・現実。
 
いつも魚屋さんのテントの隅にあるゴミ箱の中を見て(アラがたくさん入っている・笑)、
「それでいいからちょーーーだいっっっ!」と言いたくなります。
普段、私と違って品の良い?オットも魚だけは見捨てておけないようで、
おおいに同意してくれます(笑)
オットの母もカツオぐらいなら自分でさばいてしまう、バリバリ魚系の人。
これを見たらたぶん泣くぞ(笑)。
だいたい、私のホタテのヒモだって、どこにやったのよ?
 
でも仕方ないね、トコロ変わればシナ変わるで、
カレイのキモなんか残しておいてくれないし、
フレンチシェフは魚の目なんか残して置いたら一発ペケ!だしね・・・。
(メダマをオハシでとってちゅゅゅーっと喰うオットなんか、怒っとる・笑) 
 
イメージ 4
オレンジ、ベーコン、キャベツ、バターホタテ、
レイチェル・アレンさんのレシピ、適当もじり。
もちろん、ほとんどレアで大丈夫です。
 
まあ、本当は魚屋さんも美味しいところは知っているし、
当然プロもしかりなんだけど、
買うほうや食べるほう(要はカスタマー)のニーズに合わせなきゃいけないのです。
でも、英国人に意外にも飛ぶように売れていく魚介類を毎週見て、
この人たちの一部が好んで魚介類を食べていることを知っているので、
(肉よりも魚のほうが我先に買わん、と競争になってたりする!)
たとえ貝ヒモが捨てられようが
捨てられた魚のホネの周りにまだ身が付いていようが(笑)
上出来?だと思っています。
 
何度も書いてますが、
ロンドンでは週末に(一部平日)ファーマーズ・マーケットが数箇所立ちます。
どこかに車で行けるや♪と思っていたのでこの家に決めた時には考えていなかったのですが、
歩いていける距離で開催してくれてたのはかなり嬉しいオマケでした。
 
英国に限らず、日本でも住まいはなぜか「常に市場の近く」と恵まれていたのですが、
朝一で市場に行き、新鮮なタマゴと焼きたてのパンでブランチ・・・
そして、夜はたいしてお金のかからない、極上ディナー・・・・
土曜日のこの上ない贅沢だと思っています。
 
イメージ 5
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス旅行へ
(↑URLをクリックしてね♪)