日が長くなりました。
ちょっと前までは朝8時近くても暗かった(!)というイメージなのに、
ふと気が付くと今は7時ころからフツウに朝が来た!(笑)という感じです。
日本はまだまだ極寒と聞きますが、ロンドンは今日も日中は10℃まで近く上がり、
ダウンコートを着ていると暑く感じることも。
まあ、また週末は下がるようですが・・・。
さて、最近魚料理にハマってます。
安くて美味しく、なんと日本にいるときより身近だし、肉よりまあヘルシーだし。
先日、ひげの恰幅の良いおじさん2人がバイクで旅しながら英国中の美味しいものを
紹介したり、作ったりするポピュラーな料理番組、その名も
「(Hairly Biker's)Food tour of Great Britain」を見ていたら、スコットランドの西海岸が出てきました。
グラスゴーから少し北西に上がった、Tarbetというところと、
その西側のKilberryという海辺の街です。
(というか、ほとんど島国だな、こりゃ)
肉イーターがほとんど(?)というこの英国で、
入り組んだ海岸線がもたらす海の恵みこそ主食、のこのあたり、
その種類たるや・・・・圧巻です。
ラングスティン(手長海老)、海老類、ホタテ、カニ、カキ、ウニ、たくさんの魚たち、と、
とにかく北海道状態(視野が狭くてすいません・笑)。
いやー、英国よ、やっぱり、有るじゃないの、ねぇ、こういうとこ!
スペインに浮気している場合じゃあらへんわぁ・・・・(笑)
フランス人シェフも言うのですから、ここはホンモノです。
ついに生ウニを食べているシーンで・・・じゅるるっ(汚っ)、ノックアウト(笑)。
ついでにこの辺はウイスキーも有名・・・・
(もっと西の島にまで渡れれば、かの有名な、アイラ島・・・)
ということで、
この夏にはなんとかしてここのシーフード(&シングル・モルトbyオット)食べたいぞ(呑みたいぞ)!!
と切に願ったりしていますが、果たして、こんな遠いところまで行けるのか・・・・・・。
それはともかく、
この中で「The Kilberry Inn」というレストラン(兼宿)の紹介がありました。
スコットランド一になったとか、いろいろとエピソードがあるところのようです。
シェフは女性ですが、素材(シーフード)とともに、シンプルだけど
一番美味しい食べ方を知っている、という感じでとても美味しそうでした。
なので、マネしてみました(笑)。
海辺の街とレベル(質)は違うと思いますが、ロンドンでも質のいい、
大きなホタテが簡単に手に入るのです♪
■ホタテのバターソテー、レンティル豆の煮混み
一度見ただけなので、レシピはでたらめだと思いますが、
ホンモノのレシピはおじさん達の本にも載っているそうですよ。
■材料
・ホタテ
・チョリソ(又はスパイシーソーセージ、ミートボールなど)
・レンティル(レンズ豆)
ミルポワ・・・・セロリ、にんじん、玉ねぎ・・・最終的にレンズ豆と同じ大きさになるように切る
ベイリーフ、タイムなど、白ワイン、塩、コショウ、にんにく・・・みじん切り
・サルサ・ヴェルデ(緑のソース)
ケイパー・レモン汁
■作り方
①鍋にオリーブオイルでにんにくのみじん切りとミルポワを炒める。
白ワイン、塩、コショウをしてハーブを入れ、水と乾燥レンティルを入れて煮る。
レンティルは冷めると硬くなるため、少々柔らかめに煮る。
②サルサヴェルデ
パセリとバジルの葉の部分、レモン以外のその他の材料を入れて
フードプロセッサーにかける(オイルは少しずつ)。
レモン汁を足す。ナッツやにんにく、アンチョビなどは入らず、非常にライトなソース。
③ホタテ&チョリソ(などの肉の添え物)を焼く
チョリソは油をひかずそのまま焼く
ホタテはバターで直前に塩・コショウをして焼く
焼き過ぎないように注意する。
ちなみに、シェフは自作のスパイシー・ミートボール
(要はチリの入った、小さな丸い肉団子)を添えていました。
これも美味しそうですが、めんどくさいのでチョリゾで代用。
④レンティルの煮混みに②のサルサを少し混ぜる
(酸味が加わるので、ここ、ポイントです。)
⑤器に「ホタテ・肉・ホタテ・肉・・・」、真ん中にレンティル、と盛り
サルサヴェルデをかけ、&添える。
それでは、皆様、良い週末をお過ごし下さいね♪
*1:ま、運転するのは私じゃないモンね・笑