いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

チキン・ブリヤニ

さて週明け、ロンドンは日中9℃まで上がる、など、欧州の他の地域と
比べると?全く穏やか。
 
日本は今、寒さや豪雪、加えてインフルエンザ・・・・そしてまだまだ地震・・・と
日々本当に大変だと思います。どうか様々お気をつけ下さい。
 
さて、シンガポールに住んでいたころも今も、気が付けば
インド人街が結構近く。
(余談だが、渡英前に住んでいた日本のマンションにも、インド人IT技術者?と
その家族がうじゃうじゃいた・・・・)
どこにでも居るって話も・・・・・
 
今のフラットは引っ越してまだ1年なので
インド人街デヴュー(笑)は果たしていませんが、シンガポールでは
季節になればアルフォンソ・マンゴーを買いに、そうでなくともヘナをしに
マユを整えてもらいに(あの、糸でやるやつ・・・英国でも見かける)、
パシュミナ屋や金屋を冷やかしに(笑)、しょっちゅうふらついていました。
でも思えばそんな環境だったのに、かの地ではインド料理を全く勉強しませんでした。
南の料理が多かったのと、屋台含めて美味しいものになかなかあたらなかったこと、
でも一番は中華や東南アジア料理に夢中でそれどころじゃなかった、というのがあります。
インド人街の屋台ですら、(タイ人経営の)タイ料理を食べていた気が・・・(笑)
要するに、その世界に気づく前に終わっちゃってたんですね。
 
で、今、気づけばインド(=英国・笑)に来ています。
 
英国のセレブリティ・シェフも言ってましたが、
「我々(英国人)はもっと素晴らしいインド料理を知る必要がある」
ということで、要はカレーはもう英国人の国民食だけど、その実、
本当のインド料理(の奥深さとか、素晴らしさとか、由来とか)を知らんじゃないか、と。
 
      (えっ?!そんな、他国の、しかも植民地の事情を知ろうなんて
       殊勝なことをやろうとするわけ??!)・・・・・と懐疑しながらも(笑)。
 
でも、それは私も同じ。
それこそ、「何喰ってもカレー味」(←それはそうなんだけど・笑) としか思っていなかった私が
「インド料理って奥深いかも・・・」と目をきちんと向けたきっかけは、
オットがたまたま行っていたカレー屋さんに行き、あら、これ、美味しい、
これも、これも、あらららぁ?という体験をしたからです。
(例えて言うと、"そこそこ人気のラーメン屋さん"的なラフなところだが、
いつもインド人家族でにぎわっている。)
シンガポールでもこういうお店はきっとあったのだろうと思うけれど、
今、この地で目を向けたということがめぐり合わせ的な気がしています。
 
ということで、目下、次の論文の課題は、
カシミール・チリとテアンチョ(韓国天日干唐辛子)、
四川唐辛子と料理の関連性について
    ~甜~甘みの考察~」
    
         ・・・・・え?、書かなくていいって?(笑)
 
ということで、今日は簡単で美味しい
■チキン・ブリヤニ(インド風炊き込みごはん)の作り方です。
これ、それこそ、肉じゃがみたいに、いろーーーーーーーんな作り方があります。
以下、私の適当・ごちゃまぜレシピ、でも美味しいよ、です。
 
イメージ 1
 
■材料
★お米(有ればバスマティ・ライス) (一人60g~70gくらいかな?) 人数分
それを炊くチキン・ストック(固形スープのもとをとかしたものでよい)
お米の量×2倍、+入れる具によって少し増やす。
 
★その他
骨付きチキン お好きな量
(下記スパイス、にんにく・しょうがすりおろしとヨーグルトで
マリネしておく、最低3時間以上~ひと晩)
(白)玉ねぎ スライス
レーズン(他の乾燥果物や、種類などでもお好きに)
スライスアーモンド(なくても可、他のものでも可)
コリアンダー(嫌いならパセリ)
にんにくとしょうがのすりおろし、大量に
 
★スパイス類
クミンシード
クミン・シード粉
チリ・パウダー(又は生のチリ、乾燥チリのみじん切りなどでも)
コリアンダー・シード粉
ターメリック粉(主に色づけ、有ればサフラン、紅花などでも)
シナモン・スティック(又はパウダー)
ベイ・リーフ(月桂樹の葉)
↑以上を全部「カレー・パウダー」とガラムマサラでやっても
出来ますが、その場合、↓カルダモンだけは手に入れて
砕き、追加するとよりそれらしくなります。
スパイスが命、みたいなところがあるけれど
日本で再現するためには、コストや手軽さも必要なので
どこまでやるか、という話になってきますよね♪
 
グリーン・カルダモン(外側の殻を取り、中の粒を砕く)
(有ればブラック・カルダモンも同様に)
 
バター(又はギー)、オリーブオイル、
 
■作り方
①骨付きチキンを長時間マリネしておく。
オーブンに入れられるフライパンなどにバターを溶かし、
チキンは(マリネした液を落として)塩・胡椒をし、焦げ目をつけて焼く
ひっくり返して180℃のオーブンに入れ、9割方火を通す。
 
②その間にバスマティ・ライスを熱湯でふやかす(10分間)
その後そのお湯を捨て、冷たい水で何回か洗って水を切っておく。
(やったことはないが、日本のお米はよりでんぷん質が多いので、
この方法が使えるかも知れない。又は、洗ったままでも可。)
 
③厚手の鍋にバターとオイル(比率はお好みで)
を入れ、玉ねぎとにんにく・しょうが、スパイス類をよく炒める。
ここでよく香りを出す。
 
④②のライス、焼いたチキン(お好みでその時出た脂)、
分量のチキン・ストックを入れ、ベイ・リーフ、
砕いたカルダモン、あれば乾燥レーズンやナッツ類を加える。
沸騰したら弱火にして10分~15分(かき混ぜない)、
チキンに火が通り、水分がなくなったら出来上がり。
塩で味を調え、刻んだコリアンダーをたっぷり加える。
 
水分量はあまり細かく考えなくてもよいかも。
あまりにも「おかゆ」風になるのは問題ですが、
多めにしておけばたいがいうまく炊けると思います。
ただ、日本のお米で生からやる場合はもう少し時間がかかるかも。
 
今日の私の主婦家ランチは、これの残りにチリ・コン・カルネ(の残り)をかけて・・。
これ、まさに英国人です(笑)。
 
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