日本の大災害から１年というときに、再び断水ごときの話ですみませんが、
これも英国信者から絶賛される以外の英国の実情を如実にあらわしていると思うので、
自身の記録も兼ねて、実況中継、続き(笑)。
昨日の突然の断水は、当然その後まだ続いています。
新たに判ったことは、
1,実は事前に、各戸にフラット(マンション)の管理会社からレターが届いていて
「この日(一日のみ)は朝から夜７時まで断水です、よろしく」と書いてあったらしい。
→このレター、ウチのポストには絶対入っていなかった！
→この国のことだから、
悪徳ロイヤル・メール(国営〒)もポカをやっている可能性がある！
(つまり、〒局員が配らなかった。
だって私たち過去に大事な手紙、在英２年たらずで２回無くされています。)(！)
→だいたい各戸にレター出してるなら、掲示板にも貼っとけよっっっっっ！！！
だから、私以外誰も慌ててなかったのね、ぐすん
。
。2,そのレターによると、
なんらかの不具合により水道のメインパイプがイカれて水が流れ出し、
それをヘタに修理しようとしたため(←ここ、私の解釈・笑)
キズを広げちゃって、とうとう建物中の水の供給全部がダメになってしまった・・・。
・・・・素人かっ。
3,昨夜とうとう住民から吊るし上げられていた管理会社のやることは、、、、
各戸にペットボトル２本ずつ、朝1回、夜1回、お配りしまあす
♪！！
♪！！・・・・アホか。
だいたいまともな不動産屋はいない国だから、
こんな管理会社もロクなもんでないことは想像に容易い。
それはサイトを見たりしてもだいたい判る。
ちなみに、この２本の水、家族が何人でも同じ数。
赤ちゃんがいるご家庭、大人数のご家庭にウチの分、差し上げますよ・・・・(笑)
4,そして、昨日の掲示板には"明日には直す"、みたいなことが書いてあったのに
(全然信用してなかったけど・笑)
現在、いつ直るのか、全くメドが立っていません。
その、メドのたたない「応急処置」が済んだあとも、
全戸に水が供給できるかどうかはわからないそうで(特に上層階)、
その後の「完全復旧」について・・・
って、今の段階ではそんな先の話、どっかに行っちゃってる状態。
・・・・あのね、今の業者を切って、さっさと本当のプロをよこしなさい。
この国にも少しはいるでしょ・・・・・シツコイけど、「本当のプロ」よ・・・・・・
(日本の会社(業者)だったりして・・・・・・爆)(笑)
5,一応、トラブル当事者の間に立って被害状況を査定するプロ(？)の業者
(つまり、妥当な被害総額を算出する人)への依頼、
そんでそんで給水車の配置も視野に入れてます・・・・・
被害額算出？へえ、そんな人がいるんだあ～
・・・・・って、早くやれよっっ！！
被害総額は今こうしている間にも、日に日に増してます、知らんけど。(笑)
怒。
在英19年の大先輩Yさんから、エールを頂きました。
貴女に同意して頂けたのは、涙が出るほど嬉しかったわ。
でも、この1～5を読んで頂いたら、
「あら、(この国にしては)
きちんと対応してくれてるじゃないっっ、ウメ子さんっ！」
とかって思ったりされてません？？？？
・・・・私ちょっとそう思うんですよ(このごろ特に)(大笑)
いずれにしても、断水、という不便きわまりない生活なのに
当の私は実はちょっと面白がってるんです(こんな実況中継してるくらいですから・笑)。
(ウチは大人だけなのでそれなりに対処も出来るし。)
いろんな意味含めてこんな体験はめったに出来ない。
去年、仕事というものが全くわかっていない
(＆私が日本人だからではなく、国際的にも全く通用しない)
この国のレベルの低い不動産屋(ローカル)にさんざん泣かされた時は、
オットが矢面にも立ち、2人でストレスが頂点に達する騒ぎでしたが、
(ちなみに、カイワイでは有名な不動産屋で、なんちゃら賞もいっぱい
とっている(信じた私がバカだった・・・笑)、というのは以前書きました。)
今回はフラットの住民全部が仲間。
ただし、厳密には住民は、
・ウチみたいに会社から家賃が出ていて、
それなりの補償もしてもらえる？お気楽な(日本人)駐在員
・自腹で借りている人(ロンドンでは安いほうだが、結構高い)
・ココをつい買ってしまった人
と、立場が違うので温度差が有ります。
それによって「管理会社の吊るし上げ方」にも違いがありますが、
いずれにしてもおとなしいもんです。
私がネイティヴでかつ、自腹を切ったオーナーだったら、
もっと「理路整然と罵倒して、すぐさまホテル代(＆慰謝料)を請求」してると思います。
もっとも英国人がメジャー、というわけでもないフラットなのですが、
やさしいというか、甘いというか、なんというか・・・・・。
このまま一週間もお風呂に入れないとなれば、本当にいよいよ
ホテル代でも出してもらうしかない、と思っていますが、今は自分達で
トイレやその他の対処法を考え、なんとかやっていけてる状態。
傍観する(出来る)のも、一興、と考えています。
ちなみに、水って本当に貴重なので、ご参考までに下世話な話となりますが・・・。
今、トイレと顔を洗うときのみ、買って来たペットボトルの水を使っていますが、
トイレは1回で家族が次に使える状態(身内ならではの状態)にするまで
少なくとも2.5リットルが必要です。
それも下水システムが生きていればこそ。
震災時などもっと貴重な時は水ゼロでも用は足さなきゃならないわけです。
「食べたら出る！」構造の
超単純な体を持つ未進化のオット
(最近のあだ名、ポチ)には
(最近のあだ名、ポチ)にははさむだけのサンドイッチを持たせて会社で朝食＆用を足してもらい、
私はそんな単純構造ではないのでこの点そんな困らないけど(笑)
昨日も「キレイなおトイレ」を探してロンドン中のショッピング兼、放浪。
そもそもロンドンに「キレイなトイレ」なんて無いし、
なんか羨ましそうに聞こえるショッピングのほうも、夕方になるともうへろへろで
「おうちへ帰りたいよぉ、えーん、
」となります。
」となります。おまけに一日中放浪、ということでパソコンも持って歩いているし・・・
(小さくてもやっぱ重いんだよっ)。
ホテルに泊まらないのは補償がどうなるか判らない今、
当然もったいないから、ですが、
電気と下水道が使える以上、「お家がやっぱり一番♪」なのです。
本当に震災に遭われた方のことを思います。
全然及びませんが。
さて、昨日、
「新築マンションに引っ越した人が初日からシャワーが使えなかった」
ということを書きましたが、情報元のオットから訂正が入り、
「初日だけでなく、その後1ヵ月間も使えなかったので、
その人は空き部屋のシャワーを(許可を得て)使用していたらしい」ということでした。
(実はウチも入居3日間、シャワーなし、だったわよ(怒)。)
この事件の損害賠償により、一軒水道業者がつぶれるコトはマチガイなし、ですが、
こんなことが日常茶飯事で起こり、その度に理不尽な経済が動く国です。
そもそも昔の人が作った(あるいは盗んだ・笑)アンティークの使いまわしで
大きな経済活動が起きている点で資本主義(？と言えるのか？)にも中身様々だな、
とこの点は感心していたのですが、世界は広い。
てか、何事も自国の論理とモノサシで計ってはいけないのですね。
というわけで今日はロンドン、涙雨。
なのに、出かけなきゃいけないわけよ(涙)
だけど、暖房も使えなくてちょっと寒いから、そうそうに出るわよっ。
(この、ガス・セントラル・ヒーティング・システムも
水がないと使えないことが、、、(やっと)判りました！
英国人には常識でしょうが、「ガス(湯沸し)のタイマーを止める」、
当初私たちにはこんな簡単なことも判らなかったのです。
こんなとこにも見えない異文化の危険がはらんでいます。
結構、駐在員も大変なのよ・・・)
まあ、仕方なく、泣く泣く、しょーがないから、
コッツウォルズのどこかに泊まってやってもいい♪
・・・・・・・ので代金は払ってよね(笑)。
失礼致しました。
本日もせめて、英国のいいところ(笑)、「守られた美しい街並み」の画像をご覧下さいね・・・・。
皆さん、シャワーちゃんと使えてますの？？(笑)
