いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

小麦粉な日曜日

先週は断水騒ぎで外食続き。
お水のありがたみもあらためて重々解ったよ・・・・ということで、
今更ながら「何が有っても動じずに(動じてもいいから)なんとかして生きていく力」を
日頃から少しでも高めておかなきゃな、と思う今日このごろ。
 
さて、土曜日にいろいろと動きすぎでお疲れ気味だったので、
この日曜日は一歩も外に出ず、家の中で過ごしていました。
そうよ、安息日は働いちゃいけない?のよ!
 
(この週末、英国は春らしい超いい天気、
英国人的には家の中になんていられない陽気でしたが・・・笑)
 
しかし、ここからが主婦の宿命、ふと冷蔵コを見たら、
先週末ファーム・ショップで買った「生イースト」がちょこん、とこっちを向いていて・・・。
そうだ、断水してて出来なかったのよね・・・・・ああ・・・・・・やらなきゃぁぁぁ、
 
そんでふと、またまた隣を見たら、朝食もほとんどまともなコトが出来なかったので
オットが常食しているヨーグルトも余っていて、既に消費期限切れ状態で・・・・・・。
 
いや、今日は休む日なんじゃないの?
 
と思う側からパンをこね出し、ケーキを焼き出してしまい・・・・
気がついてみれば、小麦粉と格闘の日になってしまった・・・・。
(単なる貧乏性・・・・笑)
 
■レモンアイシング、ヨーグルトケーキ
 
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↑これも英国カフェの定番ですが、アイシングは下のケーキが見えないくらい厚くします(笑)。
 
私の得意芸「お菓子なのに計らない」(!)シリーズですが、
頑張って分量の目安を作ってみました(笑)ので(・・・簡単に出来ると思われるやり方)
ご参考になれば・・・・
(いや、本格的にやりたい方はちゃんといろんな本を見て下さいませよ・笑)
 
そもそも家庭のお菓子(特に混ぜるだけの焼き菓子など)は、
おいしきゃいい、というのが持論です。
こんな適当なので、毎回味が違ったりして
コンスタントに同じものが出来るわけじゃないので
当然売り物にはならないのですが、売り物じゃないから、いいのです(言い訳)。
(その代わり、プロは大変なわけですよね・・・・いや、日本(人)のプロね・・・・
英国では、、、、、、、どうだか・・・・笑)
(↑この国のいい加減なとこ、私実は良い面でもある、と認めていたりします。)
 
■材料
(ケーキ用)
粉=1(セルフ・ライジング・フラワーか薄力粉+ベーキングパウダー)
砂糖=1(粉と砂糖をほぼ同量)
全卵 好きな量(せいぜい1個、2個の中で)
ヨーグルト=0.8
サラダ油=0.4(エキストラ・バージンのrapeseed oilを使用)
(ヨーグルトの約半分が油)
モンジュース 少し
レモンの皮(オーガニック) 少なめだけど、好きなだけ
 
*もっと簡単なのは言わずと知れたカトル・カール
(フランス語、英語ではパウンドケーキ)で、小麦粉、バター、砂糖、卵を1/4ずつ
(つまりは同量ずつ=英国では1ポンドずつ)使うわけですが、
このバターの部分がヨーグルトと油になったものだと考えればよいのです。
(バターケーキより軽い感じ、よりしっとりして美味しいです。)
「同量ずつ」からどのようにするかには、アレンジャー(笑)の世界。
 
(アイシング用、以下を混ぜるだけ)
アイシング・シュガー(粉糖)
レモン汁
 
■作り方
①オーブンは180℃
 
②材料を全て混ぜるだけっっ!
ま、できれば、卵と砂糖→オイル→ヨーグルトを混ぜ、粉に行ったほうがいいです(笑)。
で、直径18センチくらいの小さな型でも、25分くらい焼きます(大きさによる)。
焼いてみて竹串をさし、ベトベトと生地がつかなかったら出来上がり。
 
③温かいうちにケーキ用のラック(cooling rack←ウチは天ぷらラック・笑)において
レモンアイシングを真ん中からドロリとかける。
温かいので勝手に拡がってくれます。
(アイシングはレモン汁少しを混ぜるだけ、粉糖はすぐ
液体を吸うので注意、但し濃度はお好みで。
英国風にすると写真の五倍ぐらいの厚みで作るので激甘になります。笑)
 
■英国風、Bloomerブレッド
イースト、強力粉、オリーブオイル、塩、のみで作る
英国の典型的な形(細長でラグビーボールの底が平、のような形)のパン。
ブルーマー、とは形のことを言うので、さまざまなレシピ(粉の種類も)がありますが、
今回の製作結果は少し重めのホワイト・パン(ファーム・ハウスブレッドの味)。
作り方、レシピはあのポール・ハリウッド氏直伝!?(笑)ですが
もうちょっと自分のものにしてから(笑)、こちらのレシピはいずれアップします。
 
イメージ 2
↑素朴で美味しいパンです♪
 
英国の生イーストを使ったのは初めてですが、気温20℃以下の中、よく膨らむこと!
日本でやるよりラク、ほんと、誰でも簡単にパンが焼けますよ。
サワードゥ(天然酵母)まではまだ余裕ないけど・・・・。
 
イメージ 3
↑ファーム・ショップで購入、生イース
 
 
私がキッチンでガタガタ小麦粉と格闘している間、オットはカーブートでゲットしてきた
何枚ものCDを石鹸水でキレーに洗い、たまっていたエール(英国のビール)のラベルを
一枚一枚瓶からはがしてノートに貼って(集めているのです・笑)、
静かになったな、と思ったら、今度はベランダで
薔薇ちゃんにいつのまにかびっしりびっしりとついた
アブラムシちゃん丁寧に丁寧にお掃除・・・・・。
(春がやってきたんですね♪♪♪♪♪)
こちらもだいぶ格闘だったようです。
 
いずれにしても穏やかな気候の中、家の中でそれぞれ格闘する日曜日
平和でふつうの、当たり前の幸せを感じます。
今まで出逢った、いや、出会わなくても、我が母国・日本の人々が、
たくさんの人々が教えてくれたことです。
 
イメージ 4
↑英国(ロンドン)では"今"、満開の桜。ちょっと違うけど、日本を思いながら・・・・・。
 
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