いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

田舎のハイ・レベルなカフェ

ロンドン、今週は天気良さそうです♪
 
朝から日がさんさんと差し込む我が家はウソぉって感じ、まるで夏みたいな景色。
加えて今週末からはサマータイム(日曜からだけど)、日もすっかり伸びて、
ベランダのバラちゃんにはいつのまにか新しい花芽がいっぱいついてる!!
 
・・・・・・ちょっと解るワ、英国人の気持ち・・・・・・
               (↑春になると気が狂ったように騒ぎ出す・(笑))
 
さて、土曜日は最近恒例の
ファーム・ショップ&カフェアンティークセンターめぐりセット
(すっかりハマっている・笑)
こっちも少々の雨ならかまわず出かけます(これも英国人的・笑)。
 
今回は近場、ロンドンから南西の「ハンプシャー」地方に少し入ったところ、
「Hook」というところにあるファーム・ショップで朝食&買出し、その後車で10分以内の
「Hartfordbridge」、「Hartley Wintney」というところにあるアンティーク・センターに
さやを当てました(って、戦いです・笑)。
 
で、結論、ファーム・ショップの方はなかなか良かったのだけど、
アンティーク・センターの方は一軒がめずらしく的外れ気味(買ったけど・笑)、
もう一軒は小さすぎて2分(笑)で見終わってしまい、うーん、一勝一敗。
 
・・・そろそろこのネタも貯まってきたので、近いうち
「英国・独断と偏見のファーム・ショップ&カフェ、ランキング」でも書こうかと・・・・・(笑)
 
で、Hartley Wintneyの2分で見終わった小さなアンティーク・センターのある
ハイ・ストリートで少々意気消沈しながらも、お昼どき、
何か食べるところはないか、と探していたところ出合ったのが、本日
ご紹介する「ハイ・レベルなカフェ」です。
 
このハイ・ストリートはベーカリーや申し訳程度のティールームを持つお店、
パブが2軒、くらいであとは小さなスーパーすらない超こじんまりしたところで、
仕方がないからパブ飯かあ・・・と思っていたところだったので、超びっくり。
 
イメージ 2
↑これじゃあ、パッと見、よく分からん、ぐらいのおとなしい店構え
 
外に置いてあるメニューを見ても、英国カフェに良くあるお品書き。
でも、他に選択肢もなく、「この際ちゃんとしたカフェなら、味とか雰囲気とかどうでもいいわ」
ということで入ったのです。
 
しかし、まず私の目に飛び込んできたのは、たくさんの英国カフェ風ケーキの数々。
 
大きく口の開いた大きなスコンにフラップ・ジャック、チョコレート・ケーキにコーヒー・クリーム・ケーキ、
キャロットケーキにレモン・ドリズル・・・・・・・ん??このレモン・ドリズルは
中にフレッシュ・クリームが挟んであって「ヴィクトリア・サンドイッチ」になってるっっ!!
 
・・・・この辺りから「本日のオススメ」ボードをちゃんと読む決意を固めました。
そう、いつもは(お決まりなので)メニューもちゃんと読まないの(笑)。
でも、今日は全部ちゃんと読む。
つまり、並んだケーキを見て「ただものではない」と思えたのですよ!
 
本日のオススメには
「にんじんとしょうがのスープにパン」(これ結構フツウ)
「ハムとエッグ」(これって、オススメ?? 笑)
「ポテト・ウエッジ、ベーコンととろけたチーズ」(これは結構オススメかも。カフェでは珍しい)
 
ということで、スープとオムレツ(マッシュルームとチーズ)、ポテトを頼みました♪ ↓↓↓
 
イメージ 3
↑味がちょうど良く、ジンジャーの利き方も良く、非常に美味しいにんじんスープ、どろどろ加減も好み。
 
イメージ 5
↑全く期待していなかったパンが、「外カリっ、中フワッ」、質の良い美味しいバターと共にかなりびっくり、◎。
 
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↑ダイエッターは見ないで下さい(笑)、のボテト・ウエッジ、ベーコン・チーズ・オニオンがけ。
材料が全て英国が誇れる美味しいものばかりなので(&シェフの腕が良いので)、とても美味しい。
野菜は少ないけどね(結構たくさんついてくるカフェもあります。)
 
イメージ 6
↑オムレツと言うより卵焼きですが、これも卵・マッシュルーム・チェダーチーズが
この国全て美味しいので(&シェフの腕で)、美味しかったです!
具は選べます。結構、「3種類」というところも多いのですが、ここは「2種類」
それがちょっと惜しい!けど、具はたっぷり。
 
このお店、遅ればせながら(笑)店名を見ると、
THE LITTLE HOUSE TEA ROOM & BISTRO」と書いてある。
けど、メニューはコテコテ・ブリティッシュ、そして、
コーヒーの欄には「カフェ・アメリカーノエスプレッソを薄めますよぉー」と、
こちらは英国カフェらしくないこだわりのイタリア人(笑)。
オットと想像するに、
 
イタリア人のオーナーが英国カフェをビストロ(フランス)風にやっている
のでは???」
 
ややこしや~だが、真実は解らず(笑)。
いや、フツウに考えて、「英国人がフランスっぽいカフェをやりたくて、
でも、コーヒーはイタリア風にして、でも、どうしてもブリティツシュ・メニューからは抜けきれない」(笑)、といったところでしょう。
地元のお客さん(100%白人)も「チーズ・トースティやキャロット・ケーキetc」が無かったら来ませんから(笑)
 
でも、ひっきりなしに人がやってきます。
うっかり一番末席(入り口の近く)に陣どってしまったら、
客が来るたび、頻繁にドアが開くので、寒くって(笑)。
まあ、他に食べるところがないからかも知れませんが、こんなに流行っているカフェは
ロンドンの中心地以外では初めて見た、くらいの盛況ぶりです。
店員さんも全員とても優しくて、
何より英国人らしからぬ仕事っぷり(テキパキ・笑)。
 
イメージ 1
↑常に満席だったので、人が一瞬とぎれた際に撮った写真、薄暗くてごめんなさい・・。
 
こんな他に特に何もなさそうなところのカフェを教えられても・・・・ですが、
こういう「地元の名店」的なところがポンッと突然あったりするので、
英国はあなどれない(懐が実は深い)、という感じが最近していて、悩まされます(笑)。
美味しい・優しい・テキパキ、三拍子揃ったカフェにこれからも頑張って欲しかったので、
あまりやらないけど、「ありがとう料(チップ)」をはずんできました♪
 
さて、カフェの裏に公共の駐車場が有り、そこの「2時間MAX」場所に停めていたため、
時間切れで、残念ながら秀逸そうに見えたデザートはお預け・・・・
 
慌てて車にオットが先に戻り(この国、駐車違反、怖いのですよ、罰金がマジで・・・)、
お会計はワタクシが・・・・ふっふっふっ。?
 
で、こっそり鬼の居ぬ間に「そこのチョコレート・ケーキも、お持ち帰りでオネガイ」と
しっかり持って帰ってきたのがコチラです(笑)。↓
 
イメージ 7
↑チョコレート・クリームの部分が若干トフィー風で純粋チョコ・ホリックには、どうか、
だが、材料の良さが解り、これも美味しい。でも、ご他聞に漏れず、甘いは甘い(笑)
 
下世話な話ですが、以上全て(&ティー)合計で
20ポンド(約2500円、ケーキ含、チップ含まず、英国的にはおひとりさま税込み千円感覚)、です。
(内容的に超安い、というわけでもないが、味を考えるとかなり許せる金額)
 
こんなカフェが本当に近所に欲しいです(意外にナイのよ・・・)。
安くて美味しい素材が田舎にある、のは万国共通です。
 
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