いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

Percy's Country Hotelその1(デボン)

私の食に対するオタクっぷりを読んで頂いている方々には
もうとっくにお気づきのことと存じますが(?)、宿選びの基本(趣旨)は全て、
「レストラン ウィズ ルーム」(笑)、食べものが主体、というか、先、です。
だから大手の予約サイト等で見つけるのは大変なのです(てか、見つからない)。
思えば、日本でもどこでも、旅行の計画からしてそうです。
 
今日ご紹介するPercy's Country Hotelも、そういうわけで、美味しそう~、と見たから。
私的には今回のコーンウォール・デボン旅行ではランズエンドでもセントマイケルズでもなく
(というか観光はハッキシ言って二の次・爆)一番楽しみにしていたところです!!
 
まだ明るい午後5時過ぎ、「一体どこじゃい、ここは?」てな、英国独特の、
何~にも無い田舎の宿にやっとこさ到着
(皆さん、グーグル先生で下調べして行きましょう、必ず・笑)。
 
すると、ここの主人公?、ソフィーちゃんがお出迎え。
 
この人なつこさ、です。↓
 
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↑このあと、完全にオナカ見せてひっくり返っちゃいました(爆)
 
この犬(シェットランドシープドッグ)、犬好き(本人が犬っぽいとも言う・笑)のオットだけでなく、
めったにそこまで思わない私的にも本当にかわいかったのだけど、、、
 
  (((((((ちなみに、英国にはよくしつけられた、ひとなつこい(人間ぽい)犬は確かに多い。
  日本ではそんなこと思ったことない
  
  私が住んでいたマンションは「犬禁止」にも関わらず
  お年寄りだから?とかでベビーカーに乗せてて(!)エレベータを占領してたのも複数居たし、
  そうでなくてもいつも「この犬、狂犬病注射してんの??」etc.etc...と
  どっちかというと冷たい目線しか送ったことなかった・・・・・
  要するにカワイイ犬なんていなかった・・・・
  
  この違いは何故になの??????))))))))

このとき以来どこかに出かけて?しまって、次の日にももう逢えませんでした(涙)。
(オットは"あいつはシープドッグだから、仕事に出かけたんだ"、と言ってたけど、、、、
残業っっ?!!・笑)
 
さて、我々が到着したときには、ご主人のトニーさんと、女性シェフのティナさん(ご夫婦)が、
夕食に使う野菜を自家菜園からまさに穫っていたところでした!
(後からホテルの案内書を読むと、毎日お客にサーブする二時間前に摘むそうです。
シェフ自ら!確かに夕食は午後7時半から、これがうそではないことを目撃出来たなんて、
すばらしいタイミング!)
 
当初如才なく見えたトニーさん、すぐに手を止め近づいてきてくれて、超フレンドリーなご挨拶。
我々がナニモノかも聞かず、すぐに近くにあった部屋に案内してくれましたが、
これが、このホテルの一番いい(高い)部屋・・・・。
 
おかしい・・・。
 
(((食事だけが目当ての私、一番安い部屋「ディル」ではないが、バスタブ付きで次にお安い、
「タイム」をオネガイしてたハズなんだけど・・。)))
 
(((で、でも、いいかげんな英国人のやることだから、、、ややもすると
いいほうに間違ってくれてて、このまま黙ってればうっかり得しちゃうかも知れないし・・・・・、)))
 
(((い、いや、いいかげんな英国人のやることだから、すごく高いハズのこの部屋の
プロパー料金を最後に悪気無く請求されちゃうかも知れない・・・・・、)))
 
臆病モノのクセにこズルく強欲な私の頭の中で、CPU一気に最大高速回転(大笑)
 
で、
 
(なのに)せいぜい、
「え?! ここが私たちの部屋? ここでいいの?」と聞けたのみ(笑)。
 
すると、
「オッフコースッ(ニッコリ)、」だって・・・。
 
確かに日本人の名前と見テクレで、すぐ宿泊者の見分けはつくだろうけど、
「ウメ子さんか?」とも聞きもせず、
「アップグレードしといたよ」との説明もなく、
他の説明をいろいろとしたのみで気がつけばジュニア・スイート・レベルの部屋に
あれよと言う間に押し込まれてました(チェック・インなし・笑)
 
部屋はかなり広く、日本の広めのホテルの倍はあろうか、という感じ
(英国のホテルも広さ様々ですが)。
(しかし、大変キレイだけど、センスに関しては、ふつう・・↓)
 
イメージ 2
↑手作りケーキとウエルカム果物も付いてました。
 
シングルを2つくっつけた十分な広さのベッドに、4人が座れるシーティングエリア
+大きめのコーヒーテーブル、42インチぐらいの液晶TVや大きな備え付けのクローゼット、
(なんならここでもいいやと、私が入って寝られるほどの収納力・笑)、
コーヒーメーカー(←これはめずらしい)や紅茶のセット(←英国ではフツウ)が置かれた
冷蔵コ付きのデスクとは別に、大きな鏡と椅子付きの化粧コーナー、
これらが有ってまだなお余裕のある造り、
それに私+オットとあと誰か大人一人くらい入れそうな(笑)大きなジャグジー付き
(ただし、日本人なら3人だけど英国人だと1人ずつか・・・・・・爆)、
別にシャワーコーナー付きのバス・ルーム・・・・↓。
 
イメージ 3
↑なのにアメニティはちょっとしょぼかった・・・・・・(贅沢言うな・笑)
 
オーガニックや自然にこだわるあたりと、この「42TV+DVDプレーヤー付き」「高速Wi-Fi」、
それにデカ・ジャグジーが、アンバランスっちゃアンバランスな気がしつつ、
おまけに水不足の英国事情(この辺は特に)を知りながらも、
そこは、英国に暮らすお風呂の国の私たち、、、、ああ、ごめんなさい、、、、
お湯をなみなみと入れて、久々の浸かれるお風呂でさんざん遊んでしまいました(汗;)。
 
いずれにしても、以後チェックアウトまで、私の心配事は最後の請求書に一点集中。
もともと少ないメモリのほとんどをそれに奪われてしまい、動きの悪いパソコン状態に(笑)。
(あ~貧乏性の心臓にぜっんぜん良くない、だから最初からそういう下心は捨てればいいのに・笑)
 
ちなみに、結論を先に買いておくと、
予約時のDBB料金(安い部屋の料金)のまま、それ以上に請求されることはありませんでしたし、
請求書にはちゃんと「ラベンダールーム」(一番いい部屋)とも書いてありましたので、
間違っていたわけでもなく、親切でアップグレードしてくれていたようです
(言ってよっっ ・・・ってまあ、そこを言わないところがこの人たちらしいのかも知れないけど・・・)。
 
さておき、ご主人のおすすめに従って、まずはホテルの
ウェリーズ(ウェリントンブーツ=要は長靴、の愛称)を借り、(私は愛用の自前HUNTERで)、
170エーカーもあるというオーガニック認定の農場(というか荒地・笑)を散策。
 
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↑ちなみにみんなバカでかく、私の足(23.5センチ、英国サイズで4)に合うものなぞ、ない(笑)
オット(6半)ですら、2コぐらいしかありませんでした。
 
170エーカー・・・・・って想像つかないでしょ?・・・
 
プーさんちが"100エーカーの森"でしょ?(実際は500エーカー)
 
そもそも1エーカーがわかんない。(4046m2だって。そう言われても、まださっぱり。笑)
 
判っているのは、1時間かけてゆっくり歩いた散歩距離で
たかだか敷地の1/10ぐらいだった、ええーっっマジかよ?!!、ということです(笑)。
 
途中、さまざまな生き物に会い、新鮮な空気を吸い、しみじみ
こういうとこはほんっとに英国っていいよなぁ、と、実感することしばし・・・。
 
自然大好き、生き物大好きのオットはもう外に出ただけでご機嫌、
温室育ちの私は(←ウソ)歩き慣れぬスベるどろっどろの道をひっくり返って、
おたまじゃくし(天敵のうちのひとつ)をオシリで踏んづけでもしたらどうしよう
ユスリカもうざいっ、と、気を遣って疲れるお散歩(笑)
 
(オット曰く、そんなことになったら、かわいそうなのはおたまじゃくしのほうだと。)
(・・・そりゃそうだ・笑)
 
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↑かわいそうなおたまじゃくし・・・
農場用のタイヤの大きいクルマにガガガガガーっとやられたのです。
 
しかし、散歩ったって、こんな道ですよ・・・
英国、長靴が要るはずです。
 
でも、ウサギもキツネも(←そこら中に飛び回っています)、柵の中の馬や羊も、
動物はみんな(見るだけなら)かわいいです。
 
ということで、しばし英国のすばらしい自然をお愉しみいただき、
メイン・イベント?のディナー&ブレックファーストは、また後日!
 
イメージ 6
↑敷地の案内。1/10だけお散歩しました(笑)。
 
イメージ 7
↑写真では五羽ですが、実際はもう少し大家族(かわいかった・笑)。
 
イメージ 5
↑午後7時、まだ明るいです。ホント、日が延びました。
 
イメージ 9
↑一番近いひつじさんのおうちしか訪問出来ませんでした。
 
イメージ 10
↑いっぽう、こちらはインドア。レストランのバー・エリアで。
こやつ、暑かったらしくて?心臓バクバク行ってましたけど(笑)。
 
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