最近、基本雨がちで、でも時々急に晴れたり曇ったり、
今日なんか加えて強風で、ほんと落ち着かない天気のロンドンです。
そう言えば昨日はかみなり(!)も鳴ってました。
季節の変わり目でしょうか?まだまだ寒いけど・・・・。
さて、今日はチリ・ジャム・・・オリエンタル版と洋風版、です。
この国の人(も)、辛いものでもジャム、といいます。
糖分を追加して加熱し、保存できるようにしたものは、み~んな、ジャム。
英国(の市販品)では、王道のあまーいフルーツ・ジャムに加えて、
こういうパンやデザート用以外の、お料理に使う系のジャムでも
美味しいものがた~くさん買えます。
(しかも日本のようなまがい物商品じゃなくて、ホンモノで、安いし。)
でも、自分で手作りするとさらに美味しいです。
(私の場合好奇心の方が勝ってますが。)
+(これは日本でもどこでも同じですが、)
作ると自分の労力がもったいなくて捨てられないから
いろいろと展開料理を考えざるを得なくなるというおまけもついてきます。
(いえいえ、市販品でも捨てるのはもったいないですよ、ほんとは。
・・・・・・数々の今までの死蔵品→ゴミ、に・・・・ザンゲ・笑)
■オリエンタル・チリ・ジャム

画像ボッケボケですいません・・・
■材料
オリーブオイル、又はバター けっこうたくさん
(カリーリーフ5~6枚)
シャロット(小たまねぎ、又は玉ねぎ)みじん切り 2
生しょうが すりおろし、1
生にんにく すりおろし、1
生赤唐辛子 みじん切り、好きなだけ
砂糖多め、
しょうゆ、1
ナンプラー、1
オイスターソース、1/2
塩、黒胡椒、適宜
■作り方
少量のオイルでカリーリーフ(無くても可)、しょうが、にんにく、チリ、
シャロットを香りが出るまでいためる
その後、オイルをたっぷり足し、味付けの材料を入れてさっと煮る。
(どちらかと言うと味付けオイル、の感じなので油は多め。
今回はバターを使っています。)

↑海老をバター、塩、胡椒で炒めたものと揚げた赤玉ねぎのスライス、コリアンダーとチリジャムをかけて
これ、余ったらネギと卵の炒飯を作るときに、味付けで(XO醤の代わりっぽく)使えます。
■英国風チリ・ジャム

↑英国ブログとしては、こっちかいな・・・?
■材料
(基本は現代英国料理界の女王デリア・スミスさん(すました彼女のNG集の大フアン・笑)
の、レシピです。が、例によってもじってます。
ちなみに彼女も誰かから教えてもらったらしい・笑)
トマト 皮・タネ付き乱切り 400g ~500g
にんにく 3片 ラフにカット
しょうが 3~4センチ ラフにカット
赤とうがらし ラフにカット(タネはお好みで取っても取らなくても)
↑トマトの半分とここまでをブレンダー/フード・プロセッサーなどでガーッと潰しこむ。
トマトの形を残すために半分は別にし、潰しきらないようにこれもプロセッサーにかける。
砂糖 (デメララ・シュガー、黒砂糖) トマトの半分弱!
赤ワインビネガー +バルサミコ酢 あわせて大さじ5~6ぐらい?お好み
ナンプラー 大1~2
以上の材料とともに鍋にかけ、↓焦がさないようにコトコトと40~45分。

↑はじめはこんなんですが、↓

↑わー、パチパチパチ~。それらしくなってきます(笑)。
なべ底をこうやって見せることが出来たら、味をみて出来上がり。
清潔なビンで保存してね♪
(冷蔵コで3ケ月は持ちます~。熟成するとまろやかになります。)
こんなんに付けたり↓

↑わー、すごい~・・・・・・・・・・・・野菜も食べようね(笑)。
ちなみに放し飼い豚さんの骨付きステーキ、しっとりジューシーで美味しい♪
このあとオーブンに入ります。
赤玉ねぎと炒めて簡単にレリッシュも出来ます♪↓

↑フライパンで赤・白たまねぎ炒めて、バルサミコ酢と塩を足します。

↑このチリ・ジャムがもっとも合うのは、英国のソーセージ。
美味しいブッチャー(肉屋)で、自分だけのソーセージを探そう!!
トゥールーズ・ソーセージ(英国バンガーズのフランス味)がおすすめ(大笑)

↑たっぷりの野菜も一緒に♪
サンドイッチなどにも汎用性の高い、便利なジャムです。
でも、作ってみてわかったけど、市販品は高くないワ(笑)
ただ、自分で作るとオーガニックのトマトや、全て得体の知れている材料を使えるし、
何より味を決められるのがいいですよ、
お試しあれ~♪