いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

イギリスのパブ併設のキャンプサイト、Rose & Crown

この連休は、ダイヤモンド・ジュビリー、ということで
日本でも女王即位60周年イベントのニュースは流れたことと思います。
 
で、こちら現地BBC放送でも、悪天候にも関わらず、25万人の人がバッキンガム周辺や
パレードなどで祝った、ということになっていますし、実際、映像はそんな感じで
どれだけ英国王室がイギリス国民から慕われているかを伝える
めでたしめでたし口調(一点、陛下の旦那様が入院された点を除き・・・)二ュースばかりでしたが、
(確かに歴代2位、60年間滅私奉公、というのは尊敬に値する・・・)
 
私は知っている、日ごろからユニオンジャック(英国旗)が大好きな愛国心旺盛な方々も、
    (イギリス人ってほんと、この旗が好きだよね? 
      日本で日の丸グッズ持ってたら変人扱いですが・・・)
絶っ対、この4連休を、女王のおそば以外で自分たちなりに楽しんでいたことを
だってね、キャンプ場がどこも結構予約でいっぱいで、なかなかとれなかったんすよ!!
 
実は大多数の英国民はこれさいわいと、
みーんな、遊びに行ってたんすよっっっっ(笑)
 
女王陛下を敬愛はするけど、休みは別よ!てな感じか。
 
そんなもんだから、今回のキャンプサイト決めには一苦労したわ。
(てか、前日に予約するほうが悪い・笑)
 
直前にアウトドア系の企画をするときは天候(→場所)も考慮し、
 
1、初心者でも耐えられる最低の設備(トイレ、ホット・シャワー)を持つところ
2、かろうじて天気がマシそうな?田舎→イングランド北東方面
3、どうせならパブ併設(エールも調達できるし、悪天の場合は食事もできる)
4、大手サイトのレイティングもよかった
 
ということで、河岸?をこちらのローズ&クラウン・パブ・キャンプサイトに決定↓。
 
イメージ 1
↑てか、キャンプ場併設のパブです。
 
ここの名物おかみ(ジャネットさんというが、真っ赤なドレスを着ていらしたので
私の中では一生涯ローズさん・笑)、
ご主人ではない?と思われるのだけど、いつも酔っぱらっているのに完璧に仕事をこなす、
名物おやじ(ウエブサイトの写真で左下の人)、&パブのメンバー
みなさんかなりキャラクタリスティック(&暖かい人柄)。
 
ローズさん(・・・ジャネットさんだってば・・・・笑)曰く、
「姉妹がロンドンにいるんだけど、たいくつで死にそうだって。。。。
そうよ、こここそがイングランドなのよ・・・・・・」(何気に穏やかな口調で・・・)
 
と、確かに・・・
行ってみてわかったのだけど、この辺はキャンプサイトこそたくさんあるところですが、
そのほかは見事に なななななななーんもありませんでした(笑)。
This is ENGLANDだってさ。
 
規模は中くらいか小さい?のかな・・・・・初心者なのでいまいち判断出来ませんが、
電気設備の整っている区画(主にキャラバン用で大きい)が20あまり、
電気要らずのちびテントのみ(我々)なら、空いているとこ、どこでも使え、てな感じで、
それでも10とれるかな?という程度。
いわゆるトイレ棟は小さなものがひとつだけで、その中に男女それぞれ2つしかないトイレ、
シャワールームが同じく2つずつ、
70℃くらいのお湯と飲み水の出るシンクはなんと1個、というこじんまりさ。
(ここで仲良く食器や、パンツ・・・・?を洗う・・・・・さすがに公にやっている人はおらず、
紳士的に譲り合っていました。)
 
しかし、ここのトイレ、設備は一見、公園等にあるふつーのあんまりきれいでないトイレ、
といった風情なのですが、なんと1日4回の清掃が入る、ということなのです。
イギリスのアウトドア系のトイレは意外や意外にきれいなところも多いのですが、
(日本のケアされていない汚い公衆トイレのようなところは意外に少ない、
しかしロンドンのトイレは別。汚い・・・・)
 
これにはものすごく驚きました。
 
大雨でぬれた芝生の(&ついでに泥とわんこの○○も)ついた長靴でドカドカ入るため、
そのたびに下がものすごく汚れるのですが、いつ行っても、きれいなんです。
小さい石鹸も頻繁に取り替えられ、手拭きのペーパーも切れたためしがなく、
下水処理もしっかりしているせいか、まったくにおわないし・・・。
あっぱれ。
 
エコ暮らしにはほど遠く、かつ、ひよっ子の私のもっとも心配していた、
水回りがきれいなことで、ずいぶんと初めての英国キャンプは助けられました。
これとメンバーのキャラと、安さ(一泊£9(1000円強、テント(場所))代のみ、人数関係なし!
場所によっては大人一人なんぼ、というところもあり。)が、
高いレート(評価)になっているのかも知れません!
(逆を言えば、あとは何が良いのかわからん。笑)
 
パブ併設のキャンプサイトはいつでも(悪天でも)暖かい飲み物や食事が確保できる、
というのも魅力。何よりのんべえ(うちのポチ)にはたまりません。
 
それでは悪天の際に食べたパブ飯と、晴天の際の、のんべの行動を 暴露 ご紹介しましょう(笑)。
 
イメージ 2
↑けど、食べるのみが目的でここに行ってたら、もっと文句言ってます。ハイ(笑)
1000円程度
 
イメージ 4
↑でも期待してない&オナカ空いてれば、なんでもおいしく感じられるから不思議(笑)
なんと、パルミジャーノはおろしたてでした!そこだけミシュラン(笑)
800円程度
 
イメージ 5
↑典型的パブ飯だけど、安くて、野菜も新鮮(この辺はおいしい野菜がとれるところです。)、
丁寧に作ってくれた、シェフ("必要以上に背の高い"Darranクン)にも感謝。
 
イメージ 6
↑雨でも寒くても、なぜか気持ちいい(笑)
 
イメージ 7
↑晴れた日には、パブでなく、テントの外で。
これ、一本目
 
イメージ 9
↑タップのこれは今までさんざん呑んだので3日目はビンで飲んでみました(2本目)。
イメージ 8↑今回は天気が不安定だったため、炭火でなく、シングル・バーナーで簡単調理となりました。
呑んでいたエールをちょいと失敬して、ソースに。
 
でもこれ、急きょテスコ(安スーパー)のサーロインだったのよね(爆)
 
イメージ 10
大雨一転、超好天。
 
イメージ 3
↑よいことばかりではありません。
冷えて夜中に行くトイレは、真っ暗で・・・・・最悪(笑)
 
キャンプやキャラバンにつきもの?の、イギリスの犬は(日本と違い)よくしつけられていて、
とてもかわいいです。本気で走るドーベルマン系?の犬の速さをはじめて間近に見てびっくり!
 
まあ、時々そそうをして、気にしないご主人がそやつのそそう物を置いていったりもしますが、
きちんと拾って、イギリスの街やこのキャンプ場にも備えられている犬の○○専用のごみ箱に
ちゃんと捨てている人もいます。
 
ただし、この犬たち、キャンプ場では、
まったく世話していない私たちの番犬にもなってくれている気もしました。
もっとも、日本と違って、クマなんか出ませんが。
(ぷーさんはぬいぐるみだし、バディちゃんは実はペルーからの旅行者なのですっ、笑)
(リス、キツネ、うさぎ、鳥など、獰猛でもありますが、ロンドンにもふつうにいます。)
 
しかし犬は放されていることも多く、しつけられてはいても、苦手なお子様などには
向かないかもしれません。
     (犬禁止のところもあるようだが、イギリスで犬禁止って飼ってない私にも意味不明・笑)。
 
ただ、イギリス人の幼児はその中で寝転がったり、走り回ったり、
キャーキャーとやりたい放題。
     (こっちをつないどけ、って感じ?笑、でもこやつらもちゃんと(ママでなく)
     パパが管理&しつけていますので大丈夫です。
      子供同士のとっくみあいなど、見ているのもかわいい・笑)
 
それと大人たちも、サッカーボールや、クリケット道具やらフリスビーなど
お遊び道具を持って行かなければならないようです(笑)。
まあ、広々としたところを走り回るのはいくつになっても気持ちいいやね。
(私はやんないけど・・・・笑)
 
ちなみにもうひとつ、虫よけのスプレーも買っていきましたが、ほとんどいませんでした。
日本のキャンプでは虫との戦い、と言っても過言ではないほどなのに、
まったく、本当に快適なことこの上なく(小さなハエと小さなクモがいました)。
ただし、キャンプ専門店に行くとハエたたきが、そこらの薬屋では虫よけがカンタンに買えることを
考えると、いるところにはいるようです。
が、しょせん、日本の比ではない気がします。
 
何はともあれ、はじめての英国キャンプは、自画自賛で、大合格点。
 
イメージ 11
↑ジュビリー・ストリート・パーティー用?のプラスチック・コップ、£3.5 at ジョン・ルイス
カバティー(a cup of tea) と、歯磨きのときに活躍。
 
イギリスでは結構なお年の方もアウトドアをそれなりに楽しまれています。
私たちも老後の楽しみがひとつ増えたのかどうか、美しいイギリスの、日の長い夏のキャンプ、
しばらく頑張ってみようと思います。
(日本ではこんな簡単にいかない気もしますが・・・・)
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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