いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

イギリスのパンケーキ♪、レモンとお砂糖で

イギリスの西、アイルランドの下、のあたりの北大西洋
大型の台風がいるようで、ここロンドンもへんな天気ですが(深刻な影響はない)、
ウェールズイングランド南東部でも一部の地域では風雨に見舞われ、
洪水など大変な状況になっているようです。
 
一部ニュースでは、50年に一度の大型(怖~~)、などと言ってますが、
形は確かに大きいものの、中心気圧的には我々台風王国人からしたら
たいしたものではないのですが、実際風速30mを超すところもあるそうだし、
長雨のせいで地元のイギリス人が家の前の川と化した道でボートを漕ぐ映像を
見たり、停滞すれば被害は大きくなることを思うと、お気の毒です。
 
こんなときにうっかり週末キャンプなど計画してたら
この前の大雨キャンプどころでなく、えらいこっちゃ、だ、と、他人事でもなく。
最近この国を「(天気も)天災はたいしたことは何も起きないところ」とタカをくくって
(テロ・人災はあるけどね)
雨なら基本ピクニック(笑)、という思考回路になってしまっていたので、
あらためた次第です・・・・・(爆)
 
冗談さておき、関連する方はお気をつけて下さいませ~。
 
さて、今日はパンケーキ♪
 
イギリスでは、2月にパン・ケーキ・デー(Shrove Tuesday)なるものまであって
(由来はともかく)、時期になると、フライパンやら材料やらがお店の店頭に
かわいくディスプレーされたりしますんですよ。
 
ウチのポチ(オット)は、結論、小麦粉好きで(麦汁もお好きでいらっしゃるが・笑)
ちょっと挙げても
アメリカン・パンケーキ(大好物・笑)、ピザ、ナン、パパダン、トルティーヤ(てか、ナチョ・笑)、
ロティ、北京ダック(の皮)、クレープ&ガレット、ムルタバ・・etc.etc.・・・・・と、数えるにきりがない。
同じ小麦のパンも良く食べるけど、特別ではないようなので、万国その名はさまざま↑なるも、
どうも、要はうすめの小麦粉焼きがいいらしい。
(なんだか幼い姪っ子たちとリクエストが一緒である・笑)
 
そういうわけで平日は無理だが、土日は(イギリスの)パンケーキでも焼いてあげよう、
と常々思いつつ、週末はいつもほとんど家にいない(笑)のでなかなか実現していなかったが、
この前、ようやくパンケーキ・ブランチとなりました。
 
イメージ 1
↑考えて撮影していないので(爆)乗せすぎですみません・・・(笑)
 
イギリスのパンケーキは、アメリカのそれとも、日本のホットケーキとも違い、
ランスのクレープを少し厚くしたもの、という感じで基本20センチくらいの大型です。
 
ベイキング・パウダーを使わず、小麦粉(全粒粉のときもある)、卵、牛乳、ひとつまみの塩、
ほんの少しのオイル、というのが基本(砂糖が入らない)。
まあ、こういうのって材料(や作り方)まで人それぞれなわけで、私の場合、余ったヨーグルトだの、
生クリームだの、水だのそのとき都合の良いもので適当にやってますが、
イギリスの、と謳う場合、この、分厚いクレープ感は守ります。
(注:アメリカン・パンケーキにそっくりな、スコティッシュ・パンケーキ、なるものもあります。)
 
イメージ 2
↑ノン・スティック(テフロンとか)のフライパンで焼くのが一番のコツですよね?(笑)
 
それには、生地を少し(30分以上)ねかせることと、どろどろではなくとろとろの生地に
最終調整すること、です。クレープの生地はほとんどしゃばしゃば、ですが、
イギリスのはとろとろ、です。(わかりにくい・笑)
 
師匠のヒュー氏いわく、
「成功のコツは生地をシングル・クリームの質感にすること、
ダブル(・クリームの質感)だと失敗するよ。」とのことですが、・・・・わかりにくい(笑)
 
でも、私のレシピ、小麦粉適当、たまご適当、人生ぜーんぶテッキトォー!・・・・・・では、
 
・・・・みもふたもないので(いつもだけど・笑)一応彼の分量を記載しておきます。
 
■イギリスのパンケーキ  (ヒュー師匠式)
材料
小麦粉 250g
塩 ひとつまみ
中サイズのたまご 2個
600ml 全脂肪タイプのミルク
サンフラワーオイル 少し
 
で、材料より作り方より、何より重要なのは? 食べるときにカスター・シュガーをかけ、
(イギリス独特のこまかーいグラニュー糖)(←出来れば未精製のものが良い)
レモンをぎゅーーーーっとしぼるのが、イギリス的食し方?ということですっっ!
(・・・別にジャムのせてもバターぬってもなんでもいいが・笑)
 
これ、偶然ですが、幼いころ母が、(どこで習ってきたのか)、
フライパンに流した卵液の上に、耳をカットした食パンを1枚乗せ、
レモンの薄切りと白砂糖をのせたあと、くるくるくるっと巻いてピタっと閉じ、
巻きずしのように切って出してくれた朝食を思い出します。
おしゃれで、美味しかったなぁ、あれ!
(良く作ってくれたが、今思うと母が大好物だった気が・・・苦笑)
 
イメージ 3
↑表紙がコレですから、いかに重要視しているかってものですね?(笑)
余談ですが、奥様、お仏の方なので、ちょっとクレープ寄り?
 
イメージ 4
↑なんで男ってバナナとチョコが好きなんですかね?(笑)
 
■カロリー控えめ(?)バナナトフィー風
 
バター少な目、砂糖少な目でじっくり火を入れる。
ここに生クリームを入れるとトフィーになってしまうので気をつける(笑)。
これをパン・ケーキにのせ、ダーク・チョコ・スプレッドや、アイスクリームをのせると
美味しくなってしまうので重々気をつける・・・・
 
余談ですが、ベーコンとメイプルはアメリカン・パンケーキにはぴ~ったりですが、
これには個人的には合わないと思います。
 
失礼しました。
 
皆様、それではパンケーキで(?)楽しい週末をお過ごし下さいませ~。
イギリスの場合、お天気がどうなるやらですが。
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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