いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

ジャージーローヤル芋のキムチ和え

ロンドン、今日は気持ちのいい晴れ~
(日本は台風一過?で、大変気温が高いようですね。)
 
さて、最近キッチンの在庫整理をして"乾物を使おう週間"になっている我が家ですが、
今朝、久々に韓国料理の我流タクチムでも作ろうと、
ロンドンで買った韓国の乾燥タンミョン(さつまいもで出来た春雨)の袋の裏を見て
仰天してしまいました。
 
なんと、上から貼られた白いシールには、英語で堂々と「チャイニーズ・ヌードル」と、
ご丁寧にフランス語でも「ヌイユ・シノワーズ」と、明記されているではありませんか。
そこにはデカデカと、酔いそうなハングルしか書かれていないのに、
ハングルなぞ、韓流なぞ知るかっ、という英語圏の方々でも、
隅っこの「WWW.なんとか.Kr」ぐらいは解るだろーが(読まないって?)。
もっとも韓国製の中国麺、と思われて終わりか。
 
家の在庫なので記憶が定かではないが、確かこれは
中華系のスーパーではなく、韓国系で買ったと思う。
 
どういう経緯か知らないが、これを堂々韓国ス―パーに卸した?輸入会社名を見ると、
なんちゃらNETHERLANDS S.V.
やっぱしね(?)。だからや~なのよ、東インド会社は(笑)
 
輸入するほうもするほうだが、仕入れるほうも仕入れるほうだよ、
ちょっとでも自国の食にプライドがあったら、こんな卸屋、切れよっっ
日本蕎麦に中国麺、と書いてあったら、やっぱり怒るよ、私。
(ちなみに私の知る限り、韓国の方も自国&自国の食に大変誇りを持っていらっしゃいます。当然ですが。)
 
・・・・・・と小声で(?)言ってみても始まりません。
 
ここはイギリス、またの名を大英帝国
 
日本もタイも韓国もベトナムも・・・・・ぜーんぶオリエンタル、とくくられ、
ひとつのレストランでごちゃごちゃに供されるのは実はまだいい。
(そもそもこれをやってるのは当のアジア人です。)
 
下手すると、オリエンタル=全部チャイニーズ、と思われています。
中国と一緒にするな、ではなく、全部自分たちの理解しやすい国(の料理)と
いっしょくたにされていることが不愉快なのです。
 
異文化を悪気なく勘違い・誤解してしまうことはよくあるし、
かくいう日本人も世界中の美味しいものを金にものを言わせて
(かつてのどこぞの国のように?)略奪?しまくっては器用に「日本流」にアレンジしてしまうので
大声は出せないですが、少なくとも袋はイタリア語で書かれたパンに
いくらパンだからといってフランス製、などと書いて日本国内のイタリア人に卸すことなど
まず、いや、絶対ないでしょう。
(ちなみにタンミョンの件も、オリエンタル・レストランも
直接はイギリス人の仕業じゃないのでちよっとぬれぎぬ気味ですが・笑)
 
でも、しょせん、自分たちより東側にある国の事情など絶対に酌まない人々に
いろいろぜえぜえと説明してみても・・・・・・結局よくわかんない♪のです(笑)。
 
誤解のないように、どこの国(の人)でもそうだと思いますが、きちんと解っている人や
少なくとも解ろうと努力する人ちゃんといます。(さすがにこの国でも・・・)、
レイチェル・アレンさん(プロ)もテレビで
「アジアの麺は絶対にナイフで切って食べたりしてはいけませんよ、
それはボウトクですよ」とまで(多分に意訳だが・笑)おっしゃって頂いたのも聞いたことがあります。
もっとも彼女はアイルランド人ですが(爆)
(そもそもイギリス人は(英系の米国人も)アジア麺だけでなく、イタリアのパスタもカットなさってます。)
 
いずれにしてもここはイギリス。
間借りの異邦人がふにゃふにゃと怒ってみても始まらない。
売れりゃいいんです・・・(かね?)。
 
一年、本当に何~もしなかったのに、今年また咲き始めてくれました
(宿根草というらしい・笑)
 
 
イメージ 1
↑ちょっと飼い主に似てそれぞれ気ままな角度ですが(笑)
 
これから季節ですが、花に愛されていない私(爆)が保証します!
これ、(イギリスでは)2年目も勝手に咲きます(笑)。
バラも勝手に咲きますが、鉢植えの弱さか、黒点病にやられたらしく、
豪雪に耐え(←豪ではなかったかな・・・笑)越冬したというのに、2年目の今、ひん死の状態。
(しかし今、また復活せんと一応頑張ってはいます。どうなるやら。)
 
あ、食ブログだった。
 
6月中旬、イギリスの今の旬、と言えば、
ジャージー・ローヤル(芋)(過去記事)、トマト、アスパラ、ぴーやソラマメなどのお豆類、等ですが、
最近作ってたのはこんな感じ↓↓
 
イメージ 2
↑韓国料理店で買ったザアサイのキムチが塩辛かったので、
ジャージー・ローヤルを一度茹でこぼし、ゴマ油・酒・醤油・砂糖の薄味+コレでからめ煮転がしてみました。
最後はフォークの背などで芋を少しクラッシュ(くずし)して。
 
これも我流タクチムも、ボウトクではありませんよね?(笑)
 
イメージ 3
↑ものすごーくあまーいミニミニ・トマトが手に入ったので、半分に切って
昨夜の残り物の小さいエビチリと冷たいまま合わせてみた(+刻みコリアンダー)。
 
これも・・・・ボウトクではありませんよね??
気になってきた・・・・(笑)
 
どこの国でもどんな食でも、それは文化だから、最大の敬意を表したいものです。
それが犬でも馬でも、クジラでも。
 
だから、いまだに火に乗せただけのウシとか、お湯に入れただけのイモとか、
いたいけな子羊を吊るして(!)、とか、
コンプレックスを大いに持ちながらも宿敵フランス料理に背を向け、
そういうシンプル(豪快)な料理を食べ続けるイギリス(人)の食文化を
これでも尊敬して日々奮闘しておるのですよ(笑)
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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