いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

レタスの国、イギリス

育ったところは北関東のとあるところですが、そこはまあるい(玉)レタスの産地。
レタスと言えば、高原野菜のようなイメージがありますが、
確かにそこは関東平野にも関わらず、冬は高原地なみの寒さを誇り?ます。
 
そう、レタスは若干寒い(正しくは冷涼な気候の)地方の食べ物ですよね♪
 
日本でも最近はロメインなどもふつうに食べられるようになりましたし、
サニーレタスや焼肉でおなじみのサンチュ、サラダ菜など多種あることはありますが、
一般的に玉レタス(結球レタス)が独占的なその地位を譲らないのに対し
イギリスでは、アイスバーグ(レタス)と呼ぶコレは、単にレタス仲間のうちのひとつです。
(よく食べることは食べるが)
 
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↑イギリス産 アイスバーグ(レタス) 日本の玉レタスと同じだが、すこーし、分厚いかな?
 
でも、この(美味しそうな)質感↑、判って頂けます??
 
夏にレタスが育つにもっとも適した冷涼さを保つこの地では、
結球、非結球含めてもっとたくさんの種類が(おそらく自然に)採れるようです。
 
小さい宝石と言う意味のLittle Gemは、
ロメインのように長細い種だけれど少し丸みがあり、
まるでその中心だけをとったような小さくて甘くて歯ごたえたっぷりの人気レタス
(ロメインより若干やわらかな歯ごたえ)です。
(実際、ロメイン(またはCos=縦型に結球するレタス)の小型、と言われている)
これを初めてイギリスで食べたときには、いっぺんでファンになり、しばらく食べ続けました(笑)。
今でも、スーパーの棚をこれのイギリス産が占めるようになると(今まさに♪)、
旬の夏野菜が安価においしく食べられる季節になった~~わーい♪、と、
うれしくなる野菜のひとつ。
 
生はもちろん、高冷地の葉物が文字通りに煮ても焼いても"美味しく喰える"理由は、
葉の肉厚さとたっぷり含まれた水分の甘味にあると思います。
この国の葉物は理想的で、パリバリとして甘いものが多いです。
ロメイン類と比べれば歯ごたえ感には若干劣るアイスバーグや、
少しシナシナっとしたバター・ヘッド(サラダ菜)すら、日本のものと比べると
大変においしいのです。
たっぷり水分、と書きましたが、それはトータルの話で、
日本の葉のうすいレタスと比べると一枚当たりの(比重としての)水分量は少なく感じます。
だから塩分を加えても、べちゃべちゃっとしにくいです。
 
さて、ピーターラビットのお話の中ではレタスを食べすぎて眠りこけ、
あやうくうさぎ・パイにされてしまうとこだったおっさんの話が出てくるそうで、
眠り薬の正体であるミルク色の液体(ラクチュコピクリン (lactucopicrin) )のことは有名ですが
(ポリフェノールです)もともとレタスの語源は、ラテン語のミルクを意味するんだそうですよ!!
へえ~~~!! そういえば、イタリア語でミルクはラテ、ですよね~。
 
正直、とびきりおいしいものを除き、日本では好んで食べなかった、
この水分ばっかの葉っぱたち。
イギリスでは頻繁にサラダなど生でしゃりしゃり(ぼりぼり?)と、食べるようになりました♪
 
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↑「レタス包み」は肉ではなく、レタスがメイン♪
 
オイスターソースのタレを油湯がきレタスにかける、蠔油生菜も絶対
日本でやるより美味しい。
 
シーザーサラダは↓
 
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我ながら傑作の出来ですが、8割以上はその素材の良さのおかげ(笑)
 
ドレッシングは、生卵の黄身、にんにくのすりおろし、レモン汁、
マスタード、ウス
ターソースちょびっと、タバスコ少し(以上を混ぜたら)少しずつアボカドオイルを
たらしていき、作りたてのマヨネーズにします。
クルトンは自家製。余ったパンを適当に切ってオリーブオイルと少量の塩をまぶし、
180℃のオーブンで焼くこと15~20分(時間はパンの質によって加減)。
揚げてないのでヘルシーです(若干ね・笑)
もちろんおろしたてのパルミジャーノ・レッジャーノをかけて。
 
ロメイン、COS(画像)↑↓、GEMのみならず、アイスバーグでも美味しく出来ます。
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↑COS,葉物は出来ればオーガニックものを(有ればね・・)
 
ところでこんなにレタスの美味しい国で、ボリボリいつも食べさせるから(別名"うさぎの食卓"・笑)
ウチのポチ(オット)はいつでもどこでも眠いんですかね!?(爆)
 
「ん?」
 
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↑これ見てホレボレ・・・・しているのは私だけスか?(笑)
さて、明日の予告(笑)。
この続きで「白菜もおいしいイギリス」です(笑)。
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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