さて、チケットがいろいろ健闘の結果、運良く手に入ったので
昨日はウインブルドンへお出まし?と相成りました。
前日チケットがとれて喜んだのもつかの間、うっかり後から調べると
天気予報はこの2週間(選手権期間)で最悪か?と思われる今度は運の無さ。
前線がドカン、と、腰をおろしそうです。
ほとんど手に入らないセンターコート(全天候型)のチケットでない限り、
雨は死刑宣告のようなもの(だって1日しかとってないのに、試合がキャンセルになったら、
もうこれで一貫の終わりなの・・・・・・涙)。
1日中大雨っぽい(笑)けどぉ・・・・行くのぉ??、行かないぃ???・・・・?
どーーーーすんのぉぉーーー??
でも、この大会、1時間試合をしちゃったらチケット代は返却にならない、のと、
イギリスの天気って本当によく判らない(日本よりは予測不可能)、のと、
イギリス人、少々の雨なら関係ない(選手は世界中から来るけど・・・)のと、
我々も在英3年目にしてすっかり勝手にイギリス人化している・・・・・
&
確かに私は史上最悪の雨女(父譲り・笑)、
でも、うちのポチ(オット)は、自他ともに認める晴れ(能天気)男。
なんとかなるかもだから、気合出せっっ(んな無茶な・・・笑)とオットのおしりを蹴とばし叩き・・・・
ということで、せっかくとれたチケット、
ヤリが降ってもいい服装を準備し、ダメもと&覚悟を決めて出かけることにしました。
・・・・・しかし、のんびりと。
そしたら・・・・・
ロンドン市内から地下鉄で行く場合の最寄駅、サウスフィールズ。
ここは個人的にさまざまな理由からかなりの頻度で訪れるところですが、
ひゃーーーーー、いるいる。
こんな雨の日でも関係なく、うじゃじゃじゃじゃーーーーっっと人がいるぅぅぅっ。
私はまだイギリスという国を解ってなかったっ!(当たり前・笑)
その駅前は臨時バス(暴利?の有料£2)が出るのと、
そこから根性で歩く人(徒歩15分、ややのぼり。。。。)とで
ごった返していました。(お年寄りも含め、脱帽!!いや、反省・・)
さて、バスの2階に乗り、 「The queue」(当日券を買うところ、キューは"並ぶ"の意味)を
上からのんきに眺めて「こんな大雨の日にもならぶ人がいるのねぇぇぇ!!」と
マリーアントワネット的にびっくりしつつ、会場へ。
(こんなお気楽日本人に真剣なファンの方は言われたかないはず・・・・反省)
着いたら着いたでチケットをコレクションするために指定ゲートに歩かされ・・・・
というのは去年も同じだったのでびっくりしませんでしたが、
超お金持ちや関係者でない限り、ウインブルドンを愉しむためには
それなりにテクニックが必要です。
(なんでもそうだけどね、蛇の道は蛇よ。)
しかし、会場に入ると、ウチの晴れ男、よっぽど運が良いのでしょう。
果たして雨は不思議にもピタッと止み、キャンセルになるどころか
2試合ほとんど中断もなく、雨も降らず、全部観戦できました♪♪♪♪♪
↑しかも、イギリス人が上着を来ている、これは相当寒い、ということ(笑)
私は当然、ダウンのインナーと雨用のアウターを着込んでいます。
↓なんと無事に3試合め。
女子に変わり、男子の球は「音が違う」(ポチ感想)らしい。
ベスト8をかけた試合、速い!時速180㌔?!、迫力!
しかし、この試合はほどなく やっぱりきた大雨で中断(中止)されます。
↑若者係員「シートかけ隊」のお仕事も見もの。(実は危険なお仕事でもあるそうです。)
3試合めで夕方ではありましたが、もう雨は止まない雰囲気・・・。
↑とりあえず、雨をよけ、名物のいちごクリームを・・・
↓しばらくすると、敷いたシートの中に大量の空気(熱風??)を送り込む作業が始まりました。
芝生を乾かすのかな?
↑行くところもないので、これをぼーっと見てました(屋根の下で)。
さて、今度はリセール(再販売)チケットを買いに走ります(雨の中)。
出遅れてすでに長蛇の中、係員に「もうほとんど可能性ないよ」と言われつつ
(悪気なく本気で親切で言ってくれているのですが、
海外に出たら、日本人の言うこと以外、うのみにしてはいけません。爆)
忠告を聞かず(笑)係員に通してもらい、中へ入って並んで
(無事に)ゲット(やっぱしね・笑)、全速で走って(みんな危ないです・・笑)センターコートへ。
しかしすぐには入れません。係員に従います。
うーーー、間に合うか、どきどき(笑)
↓↓
(ちょっとだけでも・・・・)GO!!
↓↓
(↓写真は"本日最後の試合"終了後のスタンディング・オベーション)
↑結局2ゲームしか見られず(でも去年の米粒席より、かなり前)。
それでも初めて見たオット(テニス経験者)は大変喜んでくれました。
このリセール・チケット(£10=約1300円)は、2ゲームと思うと高い?
(場合によりもう少し、1セットとかもっと・・・、見られると思います。)
センターコートの雰囲気を味わうためには、高くない?と
意見は分かれるかもしれませんが、この収益はチャリティとして使われるそうです。
ウインブルドンにもイギリスにも階級社会にもいろいろ言いたいことはあるけれど、
このシステムはかなりいい、と思う。
みなさん、雨乞いには役にたちませんが、
何か晴れて欲しいときにはうちのオットをお貸しします(私が有料で。爆)
あの天気図の日に完全2試合、外で観戦できたのは奇跡的です。
もっとも、史上最強の晴れ女=わが母親は、昨年のウインブルドンにも
今年のチェルシーフラワーショーにもイギリスの天気にそもそもありえない、
カンカン照り&30℃、というのを日本から連れてきたつわものでありました。
(上には上がいるんだよね~笑)
私はその人たちからの恩恵をひたすら受けるだけのちゃっかりものです(笑)。
ウインブルドンは今週末まで。
それまで一切興味なかったスポーツ・ニュースが
ちょっと気になり出しちゃったりして。
もう一回行く予定・・・(笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。