いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

スコータイ麺(タイの豚スープ麺)

先ごろは「(ロンドンの)インド人街で、今、マンゴーを買え買え!」と、
おすすめをさせて頂いていたのですが、昨日、ふつーのスーパーでなんと
「箱入り(6個)パキスタン・マンゴー」をゲットしてしまいました。
 
コメントを下さった方に、「ふつうのスーパーでは買えないと思う」とお返事したあとなので、
ごめんなさい、限定だと思うけど、買えることもあるかも知れません!

さて、それはスーパーの入り口の一番目立つ(ようにしてある)棚の一番下にあったのですが、
当然、白人(も日本人も)素通り

そこには「それが解ってる人」っぽい人種(笑)のみが群がっています。
遠くからそれを発見してピンと来たのですぐ行ったら、やばいやばいっ、チョーンサだ(笑)。
 
それと解る風の方々は、ぶっとくテープ止めされている箱を次々と好きなようにこじ開け(!)、
中身をさんざん吟味。私も負けじとまだ彼らが手をつけてない箱を何個かゲット。
(ってったって箱の穴から触るだけでこじ開けないし、彼らより解っているわけではないが、一応恰好つけて吟味・笑)
 
そこへやはりアジア系の喰らいつくタイプのおばさん(私?)がどこからかやって来て、
別の人に「なになになんなの?、これ(マンゴー)美味しいの?」と
見知らぬ人に尋ね出しました(出た出た・笑)。

すると、解ってる系のおばちゃん即答して曰く、
「これは、絶対買いのマンゴーなのよ。ハニーみたいに甘いのよっっ!!」と、
吟味する手を止めずに力説
(つい参戦しようかと思ったが、意味ない意味ない、と、思い留まる・笑)
 
果たしてスーパーゲットのチョーンサは、インド人街のそれよりもこぶりで
甘さも味も少し劣るものの、やはり十分に甘く、これを最初にスーパーでゲットしていたら
狂喜乱舞だったろうと思います。

ちなみに大手スーパーの威力か、価格だけで言えば、なんと若干インド人街よりも安かったです。
 
このスーパー(のこの支店)、確かにアジア系の人が多い。
大手チェーンですが、他の支店にも卸されているのか、
あるいはここで、明日や来年も買えるのかどうか、とかは、すべて不明です。
いずれにしてもマンゴー在庫が切れそうになった今日、一人でインド人街まで遠征しようかと
思っていた私にはかなり嬉しいハプニングでした!
 
まあ、でも結論、行けるならインド人街まで行くけどね(モノが上です。)
 
ということで?、本日はイギリスにいるのにアジアチックな私の、タイ豚スープ麺。
モデルの麺料理は、昔シンガポールのタイ料理屋台で、
パッタイ(焼きそば)と交互にほとんど毎日食べていた、スコータイ麺というすっぱ甘汁麺。
(要はすっぱ甘味、が好きなのね・笑)
イメージ 1
↑屋台で食べていた、スコータイ麺です。
 
オリジナルは幅広麺(センヤック)ですが、私は極細麺(センミー)に変えてもらってました。
いずれも米の麺です
。(これのベトナム語がフォー(とかブン)だし、台湾語ビーフン、ですね。太さそれぞれですが)。
 
これが、現時点、調査に調査を重ねても、タイ人に聞いても
きちんとは整理して語れない、麺料理(名前)。(誰か教えて~)
しかし、通っていた屋台のオリジナルではなく確かにこの麺料理はタイのどこかに存在するのです。
当時のウメ子の分析によると、
生の刻みいんげん(タイ人は生でいんげんを常食)と刻みピーナツ、
タマリンドの酸味とパームシュガーの甘み、にんにくオイル、カフィル・ライム(バイマックルー)の葉、
そして豚または鶏の澄んだスープ。とな。
 
それを舌の記憶を頼みに私流にアレンジ(てかほとんど創作)したものです。↓
 
イメージ 2

1、豚のひれ肉は半分にカット(鍋に入ればよい)
 鍋に水、酒、少量の塩、(ネギの青い部分)、しょうが、(にんにく)、そして豚を入れ火にかける。
 沸騰したらアクを全部取り、ふたをしてかなりの弱火で17~20分ぐらい
 (豚肉の大きさと鍋の性能に寄る)、煮る。
 (豚は煮すぎると固くなります。一定時間経つとまた柔らかくなりますが。
 固くなる手前で火を止めるのがコツ。)
 火をとめてそのまま一晩冷まし、次の日に脂が白く固まっていれば、全部取る。
 (すっきり透き通ったスープの出来上がり)
 
2、にんにくオイルと揚げ玉ねぎを作る。
  みじん切りのにんにくを冷たいオイルに入れ、徐々に温める。焦がさないように。
  揚げ玉ねぎは形は適当、良い色になるまで揚げるだけ。
イメージ 3
 
3、スープを温め、味付けをする。
  ナンプラー、*タマリンドウォーター(またはレモン)、砂糖、塩などで味を見る。
  生のスライス玉ねぎを入れてシャキシャキ感を残して火を通す。
  薄くスライスしたゆで豚をさっと温める。
  現地ではタマリンドウォーターと糖分(パーム・シュガー)の"返し"を使ってました。
 
4、器ににんにくオイルを入れる。
  (ここに**チャイポーがあると、なおいいんだけど!!)
  ライス・バミセリ(ビーフン)をお湯で戻して盛り、オイルを絡める。
  豚肉、刻みコリアンダー(香菜)、刻みバジル、お好みでミント、
  揚げ玉ねぎ、(生もやし、生いんげんスライス、刻みピーナツ)などを乗せて上からスープを注ぐ。
 
5、生の刻みチリ、ライムかレモンを添える。
 
*タマリンド・・・
インド人が多いので、イギリスのスーパーにふつうにあります。
カレーにもアジア料理にも使えて重宝します。
これをいったんささっと洗って料理に使える水にひたし、手で絞ったあと、アミなどでこします。
 
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**チャイポー(甜菜脯)・・・
パッタイにも使われる中国のおしんこ(甜菜ビートの漬物)ですが、
タイ語のチャイポーと言ってます。
甘酸っぱい(刻み)たくあん(食感はカブ)というか、結構おいしい・・。
いろいろな料理のアクセントとして(お粥にも合う)、これがあるとないとでは大違いだが、
(調味料も原料も)得体が知れないところがちょっと怖い・・・(笑)
中華食材店で。
 
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イメージ 5
絹さやのにんにくチャイポー炒め。
 
コリアンダー(パクチー、シァンツァイ(香菜))・・・
スーパーのパック入りのものは香りがほとんどしないので買わず、
アジア食材店か、スーパーでもたまにアジア食材コーナーがあるのでそこでゲットします。
全然違います。(苦手な方は別ですが)
 
以上すべて日本にいる時より簡単に手に入るのは意外でうれしい限り♪
ロンドン暮らし、インド料理は別として、普段はアジア志向ではありませんが、
やっぱり、たまにこういうのはホッとしますよね。
 
さて、週末です。

みんな、誰もがきっと楽しく過ごせますように!!
また来週♪
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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