いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

有名シェフのパブ、The Victoria(リッチモンド)

私がテレビの見すぎで研究熱心なので、イギリスのきょうびの
セレブリティ・シェフ事情に大変詳しい、 ということは、
以前、なぜか日本が誇るグローバル包丁の記事のところでも書かせて頂きました(爆)。
 
そのセリプリティ・シェフのうちの一人、Paul Merrettさんが持つ、
パブ&ホテル、The Victoriaをご紹介します。
(もう私の中ではポール、ポールと お友達・笑。ちなみにミシュラン・スターでもあります。)
 
ここはロンドンの南西・リッチモンドの高台にあり(実際はイースト・シーン、という、
超はつかないけど、閑静な高級住宅街)、ロンドン西部の拙宅からは、車なら結構近い。
なので、土日のランチに行くにはどうも距離が中途半端でなかなか行けなかったのですが、
この週末にやっと(調査が)実現しました(笑)。
(ということで、期待値は高かった・・・・)
 
結論を先に書いておくと、
 
・イギリスらしい住宅街にあり、至近の教会界隈も"らしく"てステキだし、らしいパブ内装だし、
コンサーバトリー(サン・ルーム)もあるし、旅行なら場所として選ぶ(泊まる)価値あり。
私なんか、出来ることなら界隈に住みたい(←余計な一言・笑)。
   (ただし、場所はロンドン中心部旅行にはきわめて不便です・笑)
     しかしですよ、考え方として、リッチモンド駅が近く、(買い物の観点で行けば)十分ミニ・ロンドンを味わえますし、
     リッチモンド公園とか、その周辺にある有名レストラン、有名ナーサリー(両お星さま付き)、有名ホテルのアフタヌーンティー
     すべて射程距離内です。慣れている旅行者にはマジおすすめ。
 
・有名店、ということで?従業員もとてもフレンドリー
 
・イギリス人が好むメニュー、ソツのない、無難で、悪くない味、
土曜の昼と日曜の夜にはガーデンBBQもやってくれるし(肉は美味しいとみた・笑)、
子供にやさしいし、そんじょそこらのパブに行くなら、近くにあってほしい♪とは思う・・・。
 
・だけど、ポール、貴方の実力はこんなもんじゃないでしょーーー
 
でした(笑)。
 
イメージ 1
太陽アトピー・ウメ子の大敵(最近はなぜか出ていません・嬉)サン・ルーム。
イギリスではまずこっちから席が埋まります。
予約していなかったけど、まだ早かったので快く通してくれました。
 
イメージ 2
イカ・フライ(意外にイギリスのパブ・メニューでは定番)&ガーリック・マヨ。
そもそも素材のイカがふにゃふにゃな国なので、ミシュラン店でも多くは望めませんが、
揚げ方にはいま一歩、技術を要望(爆)・・・イカ鮮度は申し分なし。
 
寝言ですが、私の夢?は、尊敬するイギリスの有名シェフに
「旬の日本の美味しいするめイカ」のワタ炒めとかを食べさせてあげることです(大笑)。
 
イメージ 3
↑パン(バンズ、イギリスではBapバップと言う)はまずくはないが、ちょっとふにやふにゃ、
肉(5オンス、10オンスと選べる。これは10オンスで二枚入り、約300g弱、ポチ、喰いすぎ。笑)
しかし、肉は美味しい! さすが。
 
イメージ 4
↑細いフレンチ・フライと、イギリス・パブ流「チャンキー・チップス↑」と選べます。
(と言っても、別料金(普通)ですが。)
2度揚げのチップスは初めて食べたなら、イギリスの美味しい素材との掛け合わせで
感激でしょうが、イモ揚げ博士(ウメ子とポチ・爆)としては、改善の余地あり(爆)
もっと美味しい店がゴマンとあります・・・・
 
イメージ 5
↑サーモンを使ったニソワーズ(南仏のツナ・オリーブ・たまご・いんげん・アンチョビなどのサラダですね)
イギリスだし、ニソワーズはこの国でも知られている料理だし、アイディアはまあいいですが、
私にも(もっとうまく・爆)できるぞ・・・。
 
シアード(高温調理、中はレア)のサーモンは皮もぱりぱりだが、
養殖なので大変脂っぽく、ポチはアウト。
でも、天然のアトランティック・サーモンはほとんど手に入りませんので、まあ仕方ない・・・?。
 
他にも、ケサディーヤ(メキシコ系。チーズとトルティーヤでピザみたいにしたもの)、とか
スパニッシュ・ハム系の盛り合わせとか、
ハンバーガーとステーキ以外はどこ料理?という感じのものが多かったですが、
反面こんにちのイギリス(のフツー)人には受ける(解る)ものが多いとも言え、
この日もあとから(周辺の白人のファミリーに?)盛況になってました。
 
だけど、やっぱり不満。ミシュランという意味ではなく、これぞ料理、と呼べるものがない。
そもそもこの日は晴れていればBBQの筈だったのが、たぶん急きょインドア・メニューになったため
何番手かのシェフの出番(爆)だったのかも知れませんが・・・・。
 
ガストロ・パブではない、少し美味しいパブという感じでした。
厳しく言えば、いくらご本人がいないとはいえ、もう少しだけ監修の目を強めて欲しいところ・・・。
 
でも、ご本人は大好きだし、ご本人との共著を持つ、
面白くて優しいアレグラちゃん は、私がこの地イギリスで"人となり"がもっとも好きな
女性ライター兼料理家です!余談ですが。
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 
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