日本、関東地方の梅雨明け発表となり、酷暑に見舞われているとのことですね。
毎日家族に電話していますが、節電も頑張っていて、まさに"耐えている"姿に
頭が下がる思いと同時に、こんな過ごしやすい国にいる自分に
なんとなく罪悪を感じます。
イギリスと違って、日本の夏は(蒸し)暑いもの。
けれど、ここまで暑かったっけ??
記憶は定かではないが、 (このごろ特に・・・笑)
私が幼いころは、30℃を超えたときに「猛暑」とかっていう言葉を使っていたような気がする。
当然「エアコン」なんてのは贅沢品だったし(てか、扇風機しかなかった?)、
冷房ガンガンの大きなショッピングセンターもなかったけど、
(イイ避暑地だったが、今は節電でそんなところも無くなっちゃったのか?)、
夏休みは暑い日中は毎日プールに行って、スイカときうりとトマトとどぎつい色のかき氷、
時々コメ屋から来るプラッシー(って知ってる?)とカルピス(両、贅沢品・笑)でカラダを冷やし、
疲れ切ってはうるさいセミの鳴き声をものともせずお昼寝し、
夕方、ちくっと蚊にさされて起きるころにはもうほんのり下がった風が吹いてるような・・・・。
(今じゃ、夕方も熱風ですよね・・・・)
日本の現代っ子はそんなヤワ?な「夏の想い出」にならないのでしょうね・・・。
テレビにはテロップで「熱中症に注意」報が出る昨今だそうです。
このままあと10年もして
「今日は40℃だから、まだ過ごしやすいよねー」なんて言ってたら・・・どうしよう。
砂漠か。
(今だってもう日本に帰れないと心配してるのに・・・)
父母の最近の口癖。
「地球が悲鳴をあげている・・・・」
遠い対岸からですが、心より暑中お見舞い申し上げます。
さて、イギリスの夏の果物と言えば、なんといってもストロベリーですが
(日本では早春のものなので、確かに、ほんと何もかも違いますよね)、
そのほか、日本では輸入冷凍ものとか、たまにしかお目にかかれなかった
「なんとかベリー」や「かんとかベリー」がたくさん食べられます。
レッドカラント(これは酸っぱいぞ・笑)、グズベリー、・・・・。
中には南ヨーロッパの国に産量でかなわないものもありますが、
順繰りに旬になってすべてイギリス産が揃い、やっぱり味はぴかいちです。
(でも実は今年は世にも美味しいストロベリーには出逢えなかったけどね・・・)
正直、ラズベリーもブルーベリーも本当に美味しいものを食べるまでは
「酸っぱいし、別にどうでもいい」類のものだったのですが、
(なんで仏人がフランボワーズ、フランボワーズと騒ぐのかわからなかった)
渡英後、PYO*で完熟の「紫色」になったラズベリーをはじめて食べて、
ごめんなさいっ、をしたウメ子とポチ(オット)です。
(しかし、あれ以来、あれを超えるものには会ってないのも事実・・・)
*PYO(ピック・ユア・オウン、自分で農産物を摘むこと、
たとえば"いちご狩り"のことで、イギリスでは野菜も含めてあちこちで出来る)
もともと果物好きなオットとさまざまなベリー類を愉しむイギリスの夏。
このごろは毎朝、たくさんの種類のシリアル(ミューズリー)と果物と、これまた美味しいヨーグルトで、
まるで長谷川理恵さんのような?食生活。(って彼女の食生活全然知らないが・・・・・・笑)
(エール腹?が気にでもなるのか?爆)
日本に帰ったら、そういうイメージでイギリスの夏を想い出すのでしょう。
食べものの記憶は確かだからね~(ウメ子はね・笑)。
さて、もちろん美味しいものは生で楽しんでから。
ちょっとハズレ―、なやつ(正直、スーパーゲットだとこっちのが多い爆・)も、
少量の未精製糖でさっと火を通せば日持ち度も少しだけ伸びるし、
自分で作るプリザーブとかジャムって本当に美味しい。市販(ビン)ものは食べられない。
ジャムを作りたくなる国民性、解るよ~
(そこらじゅうで成るから安いし、消費に困んのよね♪)。
↑いちご+ブルーベリー、いつもの残り物の運命・・
↑フルーツ・パンケーキ、豪華ふうでコストはわずか。