私はペーパードライバーなので、えらそうなことはぜんぜん言えないが、
ポチ(オット)が一番最初にイギリスでハンドルを握った際は(しかもロンドンのど真ん中で)、
助手席ではなく、「悪いけど」と言って運転席のうしろでシートにしがみつき、
ビビりまくっていたものだ(笑)。
あれから2年ともうすぐ半年。
通勤に毎日、週末もイングランド中運転をさせられたしたため、
もともと運動神経の良いポチは(客観的に見ても)いまやすっかりベテラン(?)!
いや、うまくはなったのですが、もう2度と日本で運転はできないのではあるまいか。
だって完全イギリス・ウエイになっちゃったもんね。
(7年前日本に帰った時は、シンガポール・ウエイ野郎で、車線変更にウインカーを出さなかった・・・・暴露)
実際、人種のるつぼロンドンにも、イギリス人しかいない田舎の老々社会にも、
「私のほうが100数倍マシでは・・・・?」
というドライバーが死ぬほどいます。
それら↓すべてを避け、安全運転を続けなきゃならんのです。
"あきらかに悪意のあるやつ"、
"少々やんちゃなやつ"、
"自国の論理(運転マナー)だけで動く(大変怖い)ヤカラ"、
"いつでも私が一番!な女たち"
"そもそも(マナーでなく)イギリスの運転の法律を知らないやつ(!)"
しょっちゅう救急車やパトカーが追いかけてくる、あるいは逆走する道、
ベンツやビーエムや"庶民の車(と言われている!?)ポルシェ"じゃなくって、
"後ろが大渋滞しようが危険だろうが、自分の目的だけを必死で果たさんとして
周りがまったく見えていない、推定85歳を超えていそうな、
自分だけの時間が流れているおばあちゃん(!!)+今でも(女だから)自分が一番!、
譲ります譲ります、お先にどうぞ、ごゆっくり・・・(爆)" ・・・・とか、
(ある意味リッパ!だが、やっぱり巻き込まれたくない・・・)
・・・・・・・・。
イギリスウエイしかないですよ(笑)。
さて、ガソリンスタンド(イギリスではペトロ・ステーションと言います)でも、最初は、
・どう停めるんだ?(←日本と同じよ♪)、に始まり、
・えっっ、自分でやるのか?(←セルフです♪)、
・どれ入れるんだ?(←unleadedっていう無鉛のガソリンよ(ガソリン車のバヤイ)♪)、
・どうやって払うんだ?(←カード出来るとこもあるけど、併設売店で申告するのよ♪)、
などなど、こわごわでしたが、最近はもういかに安いところで入れるか、とか、
20.00リットルぴったし入れるぞ!!(ゲーム?)とか、
使い捨ての手袋があるところでは確保しとかないと(次はないよ)、とか、
ここの(タイヤ)空気圧調整機、タダなんだよ~、とか。とか。
成長したよねぇ(笑)
併設の売店もさまざまです。
(イメージはコンビニ、そんな品揃えはないが、そこそこ用は足せる)
名もない売店からちょっと名のあるとことか、ミニマークス(&スペンサー)とか、
コーヒーチェーンがあるところもあります。
面白いのはテスコ・アスダ・モリソンズ・セインズベリーズ、の英四大スーパーも
ガソリン販売をしていて、郊外の大きな店舗には必ずステーションを置いていることです。
そこには当然自分のスーパーのコンビニ版も(店舗とは別に)併設しています。
ちなみに、スーパー系のガソリンは安いです。
(日本でたとえて言うと、SH○LLやEN○OSは高いけど、
イトー○ーカドー石油は安いのよねぇ(←例えばの話)、売店も○ーカドーだし、という感じ。)
高速のSAもマックやスタバやバーガーキングなどのアメ~レカ勢系(とにかくデカい)から、
高級スーパーのウエイトローズがあるところとか、
いやいや、独立系のすんごくいいところ(今度ご紹介しますね・笑)、など様々です。
でも、最後をのぞき、要はいずれもコンビニの域を脱しないわけですね。
(別にそれでもいいんだけど)。
↑店の中のレジで自分のスタンドの番号を申告して払う。
雑誌やデイリーもの(牛乳とか)、お菓子、車用品などが買える。
で、(やっと)今日の本題なのですが、そういうことですから、
田舎で仕方なく立ち寄ったガソリンスタンド併設の売店が
いきなりこんなん↓だったら、す~んごくうれしくないですか??
日本でもSAや道の駅などできらりと光るものがたまにありますよね!
ここはとあるキャンプサイトに近く、調べて行ったので、私としては偶然見つけたわけではないですが、
ちょっと前に行った、ファーム・ショップ&カフェです。
となりとはす向かいにペトロ・ステーション(petrol station)。
外観も中(カフェ内装)もコンセプト(カフェ)もめっちゃおすすめなのですが、
ロンドンから遠く、しかもこのあたり、他に用がない??、、、というのが玉にきずです・・・。
↑店頭(写真右まんなか)にこの季節のヒーロー、アスパラガスが並んでいます。
↑カフェ(ビストロ)。となりにもう一室(収納力大)。ヴィンテージ小物が飾ってあり、販売しています。
黒板には本日のメニューが。
↑定番のトーストサンドとこのファームでとれたアスパラ。
↑こいつ本当に(オナカ押すと)鳴くんです(笑)
↑いつも店の外に(放し飼いで)いる、ヌシ。
日課の巡回中。
のどかです・・・。
・・・ついて歩けば、(生みたて♪)たまごが拾えるか?!
セコイです・・・。
総括しときますと(笑)、
大手ではなく、本当にファミリー・ラン(家族経営)と言う感じのファーム・ショップ(兼カフェ)で、
カフェの規模からすると農産物は少ないほうです。
でも、このときの売りはいままさに旬にならんとするアスパラ。
自分のところでとれた安全な農産物を自分たちで調理し、
「今しか出来ないメニューを提供」している、という意味では
カフェは大手のファーム・ショップを凌駕します!
カフェ、カフェ、と勝手に書いてますが、彼らの主張はビストロ(笑)。
つまり、サンドイッチとケーキだけでなく、ちゃんとした料理を提供しているよ、と。
確かにブリティッシュこてこての古いカフェとは違いますが、メニューはビストロ風有り、
イングリッシュそのものあり、、、素材はいいけれど、
アスパラはもう少し手前で調理を止めてね♪♪・・・・・という感じかな(爆)。
ふつうに美味しいですし、そのほか、ランチ時にはこってり肉料理もあります。
でもここは間違いなく地元の食好きのオアシスだと思います。
女性の心をくすぐるヴィンテージ雑貨やカフェの内装にしても・・・・、
この日もたくさんのお客さんが来ていました。
ちなみに、ここはイングランド中部。
野菜はたくさんとれるらしく、毎週土曜日、ウチの近くで開かれる
ファーマーズ・マーケットに売りに来る、(こんな遠いところから毎週・・・・)
別の(既知の)ファームを近くに発見しました。
(こっちはまったくの偶然に)
その日の(キャンプ・ディナーの)サラダ用レタス↓は安心してここでゲット、
その美味しかったこと!
↑カフェも雑貨も何もないけど、野菜はこちらのほうが豊富。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。