いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

グラスゴーの美味しいレストラン♪(Ubiquitous Chip)

私達がふらふらとスコットランドを放浪していた2週間、
ロンドンはいつになくカンカン照という、契約違反?の異常な陽気だったようで、
我が家のちっっさなべランダの鉢植えたち美し~いイングリッシュ・ガーデンが(笑)、
暑さと乾燥でほとんどやられてしまいました・・・・・。なんと雑草まで。
一応、母に聞いてそれなりの対策を講じて出かけてはいたものの・・・・・・
ここまで暑くなるなんて、聞いてないよーーーーー。あー、ごめんねー・・・(号泣)。
 
ガーデニングは得意な母の策でも、殺人的な暑さの日本の実家(今、連日35℃)では、
お盆で留守した1週間にだいぶやられてしまったとか。
日本とは比べものにならない気温でも、ロンドン子(花)にとってはきつかったのね、ううっ
そんな中でここんとこ丈夫になって来ていた一番大事なバラ鉢(ピンクちゃんと言う・笑)が
必死で生き残り、けなげに満開の花をつけていた(らしい)のがせめてもの救い。
春に黒点病で一度死にかけた彼女の見事な返り咲き。
こうなると、植物もかわいいものです(でも苦手だけどね・笑)。
 
実は野菜を作っても、花を育てても、留守は長くは出来ないのですよね。
もっともその前に、そもそも日本では2週間の休みなぞとれないが(爆)。
 
さて、話は変わって旅行2日目、湖水地方から2時間弱、はじめてグラスゴーに到着♪
 
昔、会社の親しかったおじさん(上司ともいいます・笑)が、しばらく駐在していたというのもあって、
ものすごーく北の、ものすごーく遠い、なぜか寒い、というイメージの、でもしょっちゅう耳にしていた街。
しかしそこは「おおーっ」でも、「スコットランドだー」でもなく、ただのイギリスの街(爆)、でしたが
それでも、イングランドとスコットランドのボーダーを超えたのね~。
(線はなかった・笑)
 
本日はこれからモルト・ウイスキーの聖地のひとつ、通?が憧れる、スコットランド西側の島、
アイラまで渡る予定なのです。
予約してあるフェリー(!)の時間に合わせるため、ランチ&休息に取れる時間はわずか。
グラスゴー滞在時間、2時間弱(みじかっ)。・・・・観光ナシっ(笑)。
 
それでも食べるとこだけはしっかと、
GOOD FOOD GUIDE 2013の読者投票(←プロ評価ではないってことね♪)、
スコットランド一位、というレストランを予約しときました。
・・・・ユビキタス・チップ(難しっ)
 
すごーく印象に深いってほどでもないのですが、普通に美味しかったです。
 
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↑グラスゴー中心部を少し離れた、チョットかわいいグルメ通り?にありました。
 
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↑店内とても広く(サンルームの中庭(写真)とその上の2階、インドア・・・)、なかなか個性的。
 
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↑ランプ・シェードはグラス(花瓶)を逆さに使ったオリジナル?でかわいい。
ランはナベに入っとる(笑)
 
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アミューズのガスパチョ風(トマトと赤ピーマンとセージのスープと書いてある)と
スコティッシュ・ブレッド&バターが出てきました。
冷たいスープはこの日暑かったのでさわやか。
 
で、このバターの薄めの色、見えますか!?
実はゴート(ヤギ)のバターです。
ウメ子もポチもゴートはダメなのですが、驚いたことにこれは全然大丈夫でした。
(ポチなんか当初気づきもしなかったぐらい)。・・・でも、後味はやっぱしヤギ。
(聞いて確かめたのですが、いきなりヤギバターって・・・スコットランドでもまるっきりフツーってわけではないのだから、説明してよって感じ?)
 
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↑前菜1 ビートルート&ウイスキーに漬けたオーガニックサーモン。
上にセロリアクと洋ナシのレムラード、ケイパ―とディルのドレッシング。
スコットランドに一歩でも入ったらサーモンでしょょょっ、それにウイスキー締めだしっ、
と、即決で頼んだものの、・・・・・・かんじんのサーモンの味がいまいちかな(爆)。
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れ以外は美味しいんだけど・・。
 
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↑前菜2 ラムゼイのハムとうさぎのテリーヌ、グーズベリーのチャットニー、
美味しいです。
 
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↑メイン1 へイク(たらの一種、メルルーサ)のさっと焼き、
夏野菜のフリカッセ、リークのフリッター、マスタードクリームソース
とても美味しいです。
 
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↑リークのフリッターの断面。タマゴとクリームが使われているのか、空洞が面白い食感です。
クリームコロッケのカタイ版のようでもあり、ちょっとくどめですが。
 
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↑メイン2 Ayrshire(地の)鶏胸肉のグリル、にんじんのグラタン、シャンテレル(きのこ)、そらまめ
鶏肉、しっとりジューシー、これもとっても美味しい。
シャンテレルはこれからたくさん出てくる、高級きのこ(アンズタケ)。
 
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↑甘いにんじんのダフィノワ、アップ!(グラタンと書いてあります。英語で書くのは、確かに正しい・笑)
これも秀逸、美味しゅうございました♪、
 
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↑サイド・オーダー、イングランドでは目にすることがない、見慣れぬ文字の、
「STOVIES」ストーヴィーズは、スコットランドを代表?する家庭料理。
おしゃれに出て来ていますが、本来は余り肉(牛とか羊肉、ソーセージなど)と玉ねぎとイモを煮込む、
スコットランド版肉じゃが。ここではにんじんも使われています。
肉じゃが、と思うには、少しボケた味ですが、
煮込み自体に砂糖が入っていないので、ダムソン(小さなプラム)など甘酸っぱいジャムと合わせるとなかなかです。
 
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↑またしても食べきれず、デザートは頼めませんでしたー。
でも、コーヒーを頼んだら(別料金)出てきた、左から、ミントケーキ、タブレット(≒ファッジ)、ショートブレッド。
オナカいっぱいだが、せっかくのレストラン仕様のスコティッシュ菓子、無理やり詰め込む(笑)
 
以上、お昼の日替わりプリフィクス2コース£15.95(約2000円)、3コースだと約2600円。
味よし、素材よし、手抜きもなく、リーズナブルだと思います。
 
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↑中庭(コンサーバトリー(サンルーム))ではジャズ演奏。
                                                    (近すぎて、ちょっと難)       ・・・・・・・・・・・・のポチ↑(笑)ちなみに太陽サンサンとしこんでいて、アトピー・ウメ子は帽子のままです(爆)。
さすがにサングラスしては食べられなかったけど・・・・。
 
土曜日だったこともありか?、広い店内は満席!
ということで、確かにグラスゴーの名店!と言えそうですね。
 
さて、イギリスは明日から(夏の最後の)3連休です。
これが終わってしまうと、だんだん秋へ秋へ、そして冬へぇぇぇ・・・と向かう、
イギリス人的には この世の終わり、的な(笑)。
 
ではでは在英の皆様、まだまだ酷暑の日本の皆様、
どうか楽しい週末をお迎えくださいませ♪
 
まった来週ねー♪
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
 
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*1:オーガニック・(養殖)サーモンはイングランドでもよく買いますが、時々、?が付くことも・・・。