いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

イギリスの冬の緑の王様"チャード"

正直、人から料理を教えて欲しい、と言われることがたまーにあります。
でも、当然ですが、
「プロではないので・・・」 (オタクだけど・・・笑)
といつも逃げ回ってお断りし続けています。
 
実際、「ミシュランも、もう飽きたわ~」(左うちわ)(笑)、
(いるのか、そんな人?・・・・・・・・・知り合いには、居た・爆)
・・・などというベテラン女子を目の前にして、こちらが教えられることなんて
何も持っていないのである。
 
でも、最近、自分の本音が解ってきた。
教える、というのは、
九九を初めてやる小学生に九九を覚えさせる、ということなわけでしょ?(笑)
それが「さすがティーチャーっ!」ってことですから、
んな苦労、もうしたくないんですね(爆)。
てかティーチャーって、めんどくさ~い偉大だ~。
 
ひょんなことから(てか、ブログつながりで)YさんMちゃんの自宅サロンのカナッペなどの
お手伝いを始めて気がついたことなのだが、
私は九九をすでに知っている人と、九九の展開を(んなのあるのか?)
一緒に探究したかったのであります。
余談だが、"にいちがに"、の言語武器を持ってないガイジンは、
九九(=計算)が苦手ってほんと?(笑) インドには別の武器があるのかな・・・(笑)
 
つまり、教えるのはイヤだけど、アイディアは売るほど有るから放出したい(笑)
(ちなみに"うしろの"ウメ子ちゃん、夢の中でもレシピ考案してんのよ・爆)、
 
→これ、一緒に作って食べてみない?
→ミシュランのこのワザと盛り付け、一緒に研究(爆)して盗んでみない?
→こうしたら美味しいと思うんだけど、一緒にやってみない?
→こないだ見つけた、これ、すんごく美味しいよ~
→私達、ダテに長くムダ金使って食べ歩いてきたわけではないんだから、 
 一緒に食生活をもっと美味しくしない?
→てか、美味しいもの一緒に食べよ。 (←これに尽きる・笑)
 
んな感じ?
 
主婦もダテじゃなければ、家族のために、なんちゃって料理ならもう出来る(卒業)、
それはそれ、文字通り、酸いも甘いもかみ分けちゃって肥え過ぎた舌
長い間すでに築きあげてきた、もう新しいことは覚えない力をお互い持ち寄り、
もうちょっとだけ本物に近い世界で大人として楽しみたいだけなんですね、
老い先短い身の上としては(爆)。
それも、せっかくなのだから(日本食もいいけれど、)
イギリスの旬のものを使って、美味しいものを使っていろんな料理を美味しく食べたい
(↑多分にウメ子視点)。
 
このとき、豚まで解体しに行くウメ子のオタク部分は少しはお役に立てる部分もあるかも。
 
てなことでサロンのお手伝い、始めたわけですが、
このパートナーさんたち、本当、もう上記のウメ子ニーズにぴったりな方々。
 
舌は下手に肥えてるワ、ベテラン主婦で料理も味ももう解ってるワ、
もちろん、いまだに
食べ歩きもしてるわよ、だワ
インテリアからテーブル・セッティングに至るまで、
カントリーのおばーちゃんちのような イギリスのふるーいかわいいイメージをぶった切り
子どものようなインテリアもすでに卒業し
(ってかもうやれない?)、
こだわり大好きのこだわり嗜好(結局、ウメ子と同じ、オタク)
 
2人ともが超前向きなところに、少しだけ前向きな(爆)ウメ子が加わり、
たぶん、今のままだとヒースロー、滑走路を離陸寸前です。
暴走機体3機(2機?<・・・byMちゃん)、誰か止めて~(大笑)。
 
ともかく、笑い転げていてばかりで毎回、仕事はちっとも進まないし、
忙しいのに、遊びの予定は即座に追加するし(笑)、
ちょこっとウメ子がまじめにプロオタクっぽい?提案をすれば、Yさんなど器用なくせに
「やあだぁ、そんなの、あたし、めんどっくさーーーーい」でやってくれないし(笑)
(簡単なのもいいけど、美食の道は険しいのよっっ、確かにキノコ2時間掃除せよ
、は言い過ぎたけどさ・笑)
 
Y&Uよりだいぶ年下のカワイイMarchちゃんは、まだ
「ここをこうしたら、食感良くなるかしら?ウメ子さん?」と素直だが(爆)
いずれにしても気が付くと結局私がやる羽目になっている
 
・・・・・・教えてんじゃん(笑)。
 
そのくせ、自分たちは(二人とも)ものすごいめんどっくさいインテリアや
誰も気づかないロゴやちょっとした飾りやなんかコマかいところに異常にこだわり・・・・・
 
しかし、彼女たちに何より敬服するのは、
自分たちが一番、ただ単に飲み食いしたい、しゃべりたいという本当の、
当初からのニーズをぐっとこらえて現在一生懸命滅私奉公、
本当に今イギリスに暮らす、老いも若きも古いも新しいも日本人女性の生活を、
すでに完全イギリス人と化した日本人女性として少しでも助け、
楽しくしてあげたい、というホスピタリティーにあふれていることです。
これはやろうと思ってマニュアルを以て出来ることではありません。キャラです(笑)。
(本音は単に大儲けしたいだけなんだけど、何年先やら、てか出来るやら・・・)(内輪話・爆)
 
・・・・・・チャードでしたね(笑)。
 
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Beautiful! これ、茎が白いのもあります。
甘いのもなるほど、ビートルート(甜菜・ビート)の仲間。
王様ってウメ子が言ってんじゃないですよ、テオ・ランデルさんが言ってたんです。
そして私もそう思う。
 
イメージ 2
↑茎と葉は別々に調理、この日はにんにく、玉ねぎ、ベーコン、とうもろこし、冷凍グリーンピーも。
 
イメージ 3
↑クリームをたらして出来上がり。
この写真は少し食べて、途中にガーリックロースト(放し飼い)チキンを乗せたもの。
(包丁の背ですりつぶして塩と合せたにんにくを皮と身の間に入れてロースト♪、
超美味。材料の鶏も美味しいのだが、自画自賛・笑)
 
イメージ 4
↑余ったチキンをほぐしてソースに入れて置き、次の日イギリス産の秋アスパラ、冷凍ピー、
マカロニを茹でもせずそのまま追加。最後パセリ。
(だんだんナイジェラ風になってきた・・・笑)
(↑もとからやん。)
 
在英の皆様、特に初心者の方、どうか、ロンドン中心部からはすこーし離れた
南のY邸ですけど、彼女たちの活動を覗き見(まずは覗き見から♪)してあげてくださいねー。
きっと、「え、あら、そちら、まだ在英二年半でいらっしゃるの?(←ウメ子のこと)」的な目線など
まーったく感じず(ってそんな世界、まだあるのか?)、
なんだかオナカ一杯でなんだか楽しく帰ってこられること、うけあいです。
 
 
とまれ、そんな彼女たちを見捨てて、"ウメ子の分野のみ"ちょびっとだけ心配しつつ、
今日から一時帰国致します。
約一か月後、無事イギリスに戻ってきたころには、
「悪いけどあたしたち、もうウメ子さんのアドバイスなんて要らないし。」
と冷たく突き放されることを願いつつ(笑)・・・・・・←笑うとこ?(笑)
ポチのエサの心配も多少しつつ・・・・・(笑)

てか、帰ってきたら、サマータイム終わってんじゃんっっっ(大泣)
 
これもしばらくの間、基本沈み、不定期でアップするかも、しないかも、です。
いつもこんな勝手ブログをお読みいただいている皆様には、
本当に感謝しております。ありがとうございます。
 
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*1:余談ですが、在英の諸先輩方は、みなさん助け合い、異国の地でそれぞれに

一生懸命生きておられる。この前とあるパーティーでほとんどが永住の方々と
たくさんお逢いして、ウメ子感心・尊敬してしまいました。