いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

帰、英国(日本でさんざん喰ってきました~♪爆)

やんごとならぬ事情で、一か月帰国しており、昨夕方ロンドンに帰ってきました~。
 
飛行機の中で一睡もできなかったため、耐え切れず、
夕方寝始めてしまったが運のつき、案の定夜中に目覚めてしまい、
あれこれやっている次第です。
 
てか、機内食ってますますまずくなりましたね~(日系のエコノミークラス・・・)。
冷凍の食感は仕方ないとしても、どうしたらあんなにまずく調理できるのか、
なぜもともとまずかったのに、悪化するのか、さ~っぱりわからん・・・。
呆れ通り越して怒りすら覚えます、あんなん要らんわ(ぶった切り)。
 
ところで、ヒースローから飛び立つ時は英国を離れたくないと思い、
成田から飛び立つ時は日本を離れたくないと思い・・・・と、
相変わらず単細胞なのですが(笑)、
英国の地に入って飛行機が高度を徐々に下げ、窓からテムズ、
グリニッジ、ガーキン、ロンドンアイ、バッキンガム宮殿、ハイドパーク・・・・、と
くっきり見えだして来たら(別にそれらの景色を見慣れているわけではない)、
あー、帰ってきた~、と心から安堵してしまいました。不思議な感覚だ~。
 
同時に、
予約していたミニ・キャブ(タクシー)の黒人のあんちゃんが時間にきっちりと遅れて
言い訳され、でも、フレンドリーだったのも、
久々にカーチェイス系の運転に乗ったのも(日本はゆーーーーっくり)、
どんよりとした空を見あげて、
「もうここんとこ、こんな感じだよ~、ブリティッシュ・ウェザーさー!」
と半ば苦笑いで言われた時も、
・・・あー、帰ってきちゃった・・・・・・・という感じも(笑。)
おまけにサマータイム終わっちゃってるし・・・。
 
さて、私はこの地ロンドンで食事には苦労ぜーんぜん知らずなので、
「帰国したら絶対これ食べようっ」とまで思い描いていたものは無かったのですが、
(日本食が食べたいという感覚がまったく無い珍しい駐妻、だと思うが
ポチは寿司と蕎麦とラーメンが食べたかったらしい。)
 
いざ写真を整理して見ると、
 
「喰ってんじゃん!!」
 
・・・だったので、
在英のお友達に、確実にねたまれる?(笑)と思いつつ、以下、だだーっと行きます。
 
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↑法事があったため、茶懐石を頂いてきました。この季節感、美しさですよね~。
子持ちあゆやら、サバの燻製、栗の素揚げ、合い鴨ロースなど。
 
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↑そして、マツタケの季節。
 
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↑関東の蕎麦通ならこれを見ただけでどこの蕎麦かわかるかも!?
信州・安曇野の名店のもの。
これは父の頼んだ「おしぼり蕎麦(辛み大根と味噌で食べる蕎麦)」
 
(((新そばですが、本当は年明けぐらいが美味しいらしいよ)))
 
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↑邪道なウメ子はこんなよくばり蕎麦。
でも、蕎麦が大好物のポチは、そのまま、ざる、のみ。
つゆもつけず、喰ってるよ・・・
 
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↑同じ蕎麦屋の馬カツ。
実はここの店主は異色のフレンチ出身。
 
刺身用の極上馬肉をさっとレアにカツレツにしたもの。
しょうが醤油で。
 
久々の絶~品っ。ウメ子的に今回の大賞です!
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↑イギリス人には内緒だけどね~・・・(笑)。
 
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↑同じく、イワナの燻製。美味。
 
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↑東京で食べた、ひつまぶし。
ますます厳しい日本のウナギ事情らしい。高い。
現地にはかなわず、だが、在英人的にはまあまあ。
 
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↑同じく東京で食べた讃岐うどん、のかまたま。
やっぱり現地にはとうていかなわずとも、満足。
 
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↑これも横浜で食べた、大阪の有名チェーンのお好み(モダン)焼き。
やっぱりなぜか現地には全然かなわずとも、美味!ひさびさ~
 
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↑山から海に移動して・・・・
出ました!実家の義母が用意してくれた、
アワビ。クロ(刺身用、手前)とアカ(酒蒸し用に)。
 
ちなみにこの日生け簀で一番大きいものを買ってくれたのだが、
義母曰く、小さいころ食べていたものと比べると半分、だとか、で、
ご不満の様子。こんなに高くもなかったそうです。
 
現代は小さいうちに獲してしまうし、と嘆くことしきり。
 
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貝しか喰わないポチと違って生モノが苦手な私のために、
酒蒸しアワビにしてくれました♪
新鮮な肝醤油+少し蒸し汁、がたまりませんな。
 
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↑極め付け、くじら刺しです。
画像検索でもひっかからないように、「ナガス」と書いていますが、
あくまで調査捕鯨ですよ!(笑)
以下、これを読んで下さった方だけへの情報です(笑)。
この辺の名物のツチクジラより数倍美味しいのが、このナガスクジラ。
(値段も高い)
 
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↑極上の牛刺しのような、馬刺しに近いかな?
臭み皆無です。
 
グレート・ブリテン・連合国を敵に回しそうな記事ですが、
豚だって、牛だって、羊だって・・・・・・・同じ命ですが。
 
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↑私は鮮魚を乗せただけの寿司はあまり好きではない
(いろいろ処理をしてある江戸前が好き)のですが、
旬の地魚はやっぱり美味しい。
ということで、海辺ならではの、お寿司も。
左からヒダイ(稚鯛)、名物の地鯵、アオリ。
 
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↑逆に鮮魚寿司が大好きな義母が拒否、の、現代創作寿司。
右は金目のあぶりにマスタードピクルス。
左は黒ムツのあぶりと煮詰め。
 
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↑アナゴのわさび茎乗せ。
その姿が苦手でウナギを食べない義母、
なぜかアナゴは大丈夫だそうだ(笑)。
 
まあ、嫁もヤモリはだめだが、トカゲは大丈夫なので、
似たもの嫁姑、だが(笑)
 
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↑今回のB級グルメ大賞。
実家の近くのラーメン屋さんの素ラーメン。
家族全員、ポチも大好き。
 
ゼッタイにチャーシューもメンマも乗せてはいけない美味しさ。
 
ここの情報が欲しい、同県人会のそこの貴女、こっそりお教えしますよ?(笑)。
マツタケや刺身よりも在英人の心をつかむのは、案外こんなんだよね!?
 
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↑しかし、そこらのフツーのラーメン屋さんのこーんなのも、
日本ならでは、です。
味噌ラーメン、辛ネギ、コーン乗せ(ポチ'ズ・チョイス)。
 
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↑でも一番は、コレ???
(言っておきますが、英国でも出来ますよ・・・・)
 
妹に教わった、美味しいたまごかけごはんの食べ方。
まず、溶いた白身を先に白ごはんに混ぜ、
それから黄身をのせて絡めるんだそうだ。
確かに白身の生臭さが消え、黄身の濃さが前面に出て、
 
違うかもっっ!!
 
ということで、長いようで短いようで、やっぱり長かった一時帰国でした。
 
帰国している間に生ポルチーニも英国夏の名残り野菜も無くなっちゃうよおー、
などと愚痴っていた舌の根が乾かないうちに、
「ニッポンの秋の味覚は今しかないっっ」などと言っている浮気者ウメ子の
ニッポン放浪?散財食べある記でした。
 
散財と言っても、その実、そのほとんどは
たいそうなことは何もせず、ただ勝手に、親不孝に海外に出ているだけの
娘や息子夫婦に、ここぞとばかりニッポンの美味しいものを、と用意してくれた、
親や家族の、いい年こいて深い深い愛情に甘えてきただけです。
 
さて、ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
ブログまた再開します。
こんな勝手文を読んで頂いている皆様には本当に感謝です!
 
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