いつでもどこでも美味しい暮らし

食オタク主婦ブログ

絶品!血のソーセージ!(ローテンブルク)

ロンドン、寒いっすね~。
 
さて、本日のネタは「血のソーセージ」です。
 
・・・と聞いて、そこのアナタ、退かないで・・・。
 
鉄系のお味が苦手な方も、レバーってちょっとねぇ、という気持ちもわかります。
ウメはメニューに「仔牛のレバー」があると必ず頼むほど血の気の多いタイプですが(笑)、
宅のポチはそういうの全般、苦手(←見た目おだやか・・・なフリ・爆)。
 
イギリスにも「ブラック・プディング」という大き目の血のソーセージがありますが、
(薄切りにして焼いてブレックファーストに添えられることもある)
在英日本人で「あれ、だーい好き」という人は、たぶん、まれ。
(でも、ウメは好物なのよ~、美味しいやつもありますよ~)。
 
だからソーセージの国ドイツで見つけたら、これは絶対オーダーです。
 
レストラン「Burgerkeller」にて。
Herrngasse 24, 91541 Rothenburg ob der Tauber,
Bavaria, Germany    +49 9861 2126
 
イメージ 1
↑ローテンブルク自体、テーマパークのようなかわいらしさですが、
このお店も(地下に位置する)雰囲気ありました。
 
イメージ 2
↑じゃーーーん♪
Fränkische Schlachtschüssel (フランケン地方のソーセージ盛)
-Geräucherte Blut(燻製血(のソーセージ)),
Leverwurst und Rostbratwürste(レバーソーセージと焼きソーセージ),
auf Sauerkraut mit Kartoffeln(ザワークラウトとイモ)-
 
・・・と書いてあります(解読!ゼーゼー・笑)。
このソーセージ盛、ドイツ全土で食べられている伝統的な大皿セットですが、
 
新鮮な血やレバーが使われているところで、昔は虐殺の日にしか
食べられない特別なもの(祝祭料理)だったとか。
焼きソーセージは豚バラ肉の煮込みだったり、といろいろなバージョンがあるようですが、
いずれも、調理過程でとれたスープも別に供されたりするらしく、
なんとなく、ポトフ―と似ていますね。
 
イメージ 3
↑して、これが絶品ですがな!
 
隣国おフランスに同じ血のソーセージ「ブーダン・ノワール(boudin noir)」というのがありまして、
大好きなのですが、それをほうふつとさせる味。
パリンと皮をカットしたあとは、とろりとして、肉(脂・爆)のうまみたっぷり、
ウメ的には全然鉄っぽくもなく、超美味なのですが、念のため 
ポチが「美味しい!」と言って食べた!!ことを記しておきます。
 
フランスではとても古典的なブーダンが、
最近は日本のフレンチ・レストランでも良く見られるようになったらしいですが、
日本産でも仏輸入物でも、この(血などの)新鮮感が保てないと、
ポチのような「血嫌い」には結局のところ敬遠されてしまうんじゃないかと思います。
 
なんでもホンモノは美味しい! 
大切な家畜だからこそ、すべてを余すところなく使う、
フランスと同じくドイツも肉の国だな、と再認識します(イギリスもね・笑)。
 
ちなみにフランスではりんごとイモが添えられるのが定番なのですが、
ドイツではやっぱり、キャベツ(とイモ・笑)。
 
イメージ 4
↑こちらはレバーソーセージの中身、これも新鮮で大変美味。
レバー嫌いのポチ、これも「ウマい」を連発です♪
 
イメージ 5
↑こちらもフランケン地方のソーセージ、
独特のショート・パスタSpätzleとレンズ豆と野菜の煮込み。
定番の郷土料理です。
 
この燻製ソーセージ(ドイツ語では燻製の農家のソーセージとなってた)、
これが日本人の好む、ウインナーソーセージに似てるかな~~というところで、
美味ですが、ちょっと塩分が強すぎで、途中でリタイア。
 
二点とも1000円しない料理(他の料理は超えるものもあります。)
ボリュームもたっぷりのこのお店、
普段はあんまり信用してないトリップアドバイザーも、あれぇー、たまには当たるじゃん、
といった感じでした(まあ、曲がりなりにも、1位だし・笑)。
美味しいこの地方のワイン、「フランケンワイン」と一緒にいかが??
 
人気店なため、予約をするか、あるいはオープンの6時PMをねらって
5時55分(!笑)に、まだ開いていない店の前で待つ!という方法が良いかも。
実際、ウメ子たち2人が1番、2番目に並んだアメリカ人のグループ(6人の大人数)は
当初断られ、3番目に来た日本人女性の2人連れが先に通されました。
(結局そのアメリカ女一行もゴリ押しで入ってましたが・笑)
 
さて、実は、ローテンブルクでウメ子とポチが一番お気に入りだったのが、
この、ソーセージ屋台↓(地元の肉屋がやっている常設っぽく、毎日16:00からやってました♪)。
 
イメージ 6
↑その名もローテンブルクソーセージ、地元のファーマー(農家)のイノシシソーセージ、
別の地方のソーセージ、といろいろあったのですが、
美味しいパンにローテンブルクソーセージを挟んでもらって
白のグリューヴァイン(スパイスホットワイン)とともにハフハフして食べるのは、もう最高でした。
 
イメージ 7
↑€2.7! コスパ最高!です。
カリッ、フワッのパンも本当に美味しい♪
 
イメージ 8
↑ローテンブルク、おすすめ。
(日本人だらけだけどね~・爆)
 
イメージ 9
↑最後に在英人として、イギリスの
ブラック・プディング(左端の黒いの)を載せときます(笑)。
(スコットランドで食べたもの。)
 発祥はイングランド北西部(ランカシャー)、と言われていますが、
北イングランド、スコットランドの名物です。
 
ここまでお読みいただき、ありがとうございました~!
 
にほんブログ村 旅行ブログ イギリス情報カテゴリーに参加しています。
良かったら↓ぽちっと押して下さいネ~♪
イメージ 8
↓スマホでお読み頂いている方・・・・など、こちらからでも

*1:Schlachtschüssel シュラハトシュッセル、というのは、この地方の呼び方で名前はさまざま・・らしい(wiki)。