在英オトモダチ・マダムの皆様には、ぜーんぜんご興味ないことと、知りつつ・・・・・
今ロンドンで開催中(明日まで!)の一年に一回の大ビール祭り、
緊急アップです!(笑)
(はい、誰にも頼まれておりませんが、「ポチの小屋」記録・爆)。
天下のCAMRA主催!
(CAM・R・A=キャンペーン・フォー・リアル・エールの略)
(ポチ、当然会員・笑)
つまり、ここで出品されているビールは、
9割方イギリスの伝統的ビールの、「エール」なのです。
(ラガータイプやワインなどはほとんどありません!外国産ビールは一部有り。)
世にある二大ビール、エールとラガーの違いは、何度も書いてるので、略(爆)。
簡単に書くと製法に違いがあり、
ラガーは日本人が知っている、のど越しさわやかすっきりビール。
日本のビールも、ほとんどこのタイプ。
一方、エールはほとんどの日本人があまり知らない、ちびちび味わい食べるような?ビール。
イギリスが本場で、いまだに昔ながらの方法で作られています。
近代化&大量生産で台頭したラガーはいまや世界的な主流ともいえるし、
ワイン・ブームなどにも押されるこの伝統ビールは
絶滅危惧種とは言わないまでも、こうしてその素晴らしさを知る
イギリス人達がキャンペーンをして守っていこうとしているモノなわけです。
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超余談ッスけども、この前、在英日本人向けの情報紙に、とある有名な方(私もフアンの物書きの方)が
イギリスパブで昔から飲まれていたのが、あたかも「ラガー」であるかのような書き方をされていたことに
ひどく落胆致しました、(今でこそ皆さんラガーを飲みますが)、あれは「エール」の間違いです。
(大爆)。
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お酒の種類ですから、当然どちらがいいとか悪いとかではないのですが、
キンキンに冷やして、(時につまみも選ばず)飲むタイプのラガーよりは
エールは非常に個性が強く、管理状態や熟成状態、
そして何より供される時の温度などがネックとなって、なかなか初めて飲む人には
その特長が理解されにくいようでもあります。
一口にエールと言えど、、、、、
ペールエール/インディア・ペールエール(IPA)、(→)ビター、
ポーター→スタウト、ブラウンエール、、、と、さまざまなスタイルがあり、
仮に料理と合わせるとすると、ラガーと違ってとても「選ぶ」という点で、
ワインと同じようなものだと個人的に思うのですが、
原料がぶどうさんか大麦さんかによって、なんか扱われ方がだいぶ違うなあ~、
って感じです(笑)。
ちなみに、原料はあくまで大麦だけど、長期熟成をしてワインのように度数を高めた、
その名もバーレーワイン(直訳:麦ワイン)てのもあるし、
イギリスにはほとんどないですが、欧州には
小麦から作られる白ビール
などなど・・・他にもいろいろあります。
(↑両方ポチの大好物・笑)
日本人に一番知られたエールは、スタウトスタイルの「ギネス」ですね♪
(アイルランド発だけど、イギリスでも超ポピュラー)
そういうわけで、ウメももと同じく忙しいポチ(笑)は
イギリスではラガー・タイプを一切飲みません。
(ドイツやベルギーでは飲みますが・笑)
これは、イギリス各地のビア・フェスに
わざわざロンドンから泊りがけで繰り出している私達からしたら、外せない、
ロンドンでの夏の巨大フェスティボー♪♪、なのです。
以下、ポチ(マニア)だけが楽しい、画像集。
ウメももには、全部同じに見えます(笑)。
醸造所名/エール名/エール・スタイル
(スタイル分類はマレに人により別れる、エゲレスは適当なので・・・・笑)
↑ポチが調整したオリジナルの色のまま、ソフト加工せず。
最後の黄色に赤文字のビールが小麦ビールです(どうでもいいけど・笑)。
真ん中上のFuller's
(ロンドンにある、ロンドン・プライドというビールで有名な醸造所!)を除き、
全てCamra又はSIBAの全国大会で受賞歴があるエール。
(しかしポチの評価は、Fuller'sさんが三ツ星!(←ウメももも。)
左上から時計回りに☆☆、☆☆☆、☆、☆☆、☆、☆)(笑)
↑これらもすべて受賞歴のあるビールだそうです。
(ポチ見酒ラン(爆)、左上から時計回りに、☆☆+、☆☆、星ナシ、☆☆、☆☆、☆☆だって・笑)
↑ひとつあぶれちゃった、今年のロンドン・フェス、最後に飲んだIPA ☆☆
↑お気づきかどうか、ポチの好みはゴールデン・エールや
ペール・エール、IPAで一貫しています。
Fuller'sさんのビールは他のものでも、
私にも飲めるマイルドで甘味のあるタイプですが、
ポチは、そこにさらにホップの苦みが必要らしい。
なお、今回の大会で受賞したけど、(ポチが)飲めなかったやつ(号泣)ってのが、
全部門を通じて総合3位(Overall Bronze)で、Golden Ale部門優勝の
全部門を通じて総合3位(Overall Bronze)で、Golden Ale部門優勝の
FyneAles / Jarl
Golden Ale部門3位-Buntingford/polar star
Golden Ale部門3位-Buntingford/polar star
の二つなんだそうな。
初日の昼に来ていたディーラー(要はパブのオヤジ)が、一般客が来る前に
全員で飲んじゃった(ので売り切れた)・・て話じゃないか?と思いますが。
(有り得る有り得る、イギリスだからね!・笑)
ウメももは呑めないのだけど、エール・フェスティバルは
本当に陽気でかわいく、楽しくて大好き。
この日もイギリス(エール人)観察、イギリス(エール飯・期待しないでね・笑)喰い、
CAMRAのショップ(ヴィンテージのビール関連小物がある)などで
たいくつするヒマもなく遊べて、楽しかった。
↑帽子Day、ってのがあるらしい。
写真とれなかったのだけど、超笑える手作りの帽子を被った人もいて、
イギリス人のジョーク好き、をマジ感じます。
右上の人、犬ぶら下げてますが・・・。
↑20インチ(約50センチ)ジャーマン・ホットドッグ(爆)
初日は日本人をまったくみかけなかったけど、
三日目の夜は職場の方々と?いらしているグループをたくさんみかけたので、
「日本人はエールを好まない説」も、ポチ同様在英人には当てはまらないのかも、
とちょっと嬉しくなりました。もっとも、何を飲んでいるのかまでは分からないけど・・・
イギリス人もこんなにたくさん、初日と違って大盛況↓になったので、
エール市場はまだまだ続く!!、と安心(余計なお世話・笑)。
このビアフェスは明日(2013年、8/17(土) ~19:00)までやっています。
毎年この時期に開催されるので、旅行者の方でも
ビール瓶で飲むよりタップ、さらにその辺のパブよりも良い状態で出してくれる、
イギリスのエール文化を体験するのも、一興かも?!
・・・って私はけして回し者ではありません(笑)。
(チケットは前日にネット買いで(or会員は)多少安くなります。
会場内でフェス・オリジナルのグラスをどれかひとつ買い(返却で返金)、
出店リスト小冊子も手に入れたら、お好きなスタンドに行くだけ。
あ、ポチのように(飲んべだけど)キャパはない方は、1/3パイントの最少単位で買えます!
小銭を用意してね。(平均1.2ポンド、1/3は割高なるも、安っ!))
55,000人が訪れる、と言うし・・・(そのうちの何人かはポチですが・笑)
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以上、どなたか世界におひとりでも参考にして頂ければ、幸いです
by ポチ(笑)。
あ~疲れた
by ウメもも(爆)。
こんな記事をここまでお読みいただき、ホントにありがとうございました~!(笑)
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